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【アモリ通信301:ジャック・アタリ】  20210217


◎◎さん(^^♪


こんにちは。


SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】
本日のテーマは、【アモリ通信301】
        「ジャック・アタリ」です。

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 ジャック・アタリ

 次世代の幸せを考えよう
 [欧州復興開発銀行初代総裁 経済学者]

 日経ビジネス  202011.23 P48~~P53

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「誰に学ぶ、何に学ぶ」
私は常にこのことを念頭においています。
諸々の人物が去来する中で、この人物について少し
知りたくなりました。
丁度、同紙の「編集長インタビュー」に登場されま
したので、その一部を記載してみます。

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PROFILE
フランス経済学者。思想家。1943年にアルジェリア
で生まれたユダヤ系フランス人。仏国立行政学院
卒業後、81年に38歳でミッテラン元仏大統領の特
別補佐官に就任。91年に欧州復興開発銀行(EBRD
)の初代総裁。サルコジ元大統領のブレーン役も
務めており、2007年にはフランス経済成長解放委
員会の委員長に就いた。現在のマクロン大統領を
見いだしたことでも知られる。  (以下略)

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〇 バイデン氏勝利を世界は歓迎

ーー危機的状況を回避する方法はあるのでしょう
か。

 バイデン氏が選挙に勝ったほうが世界にとって
良い結果をもたらすと考えています。米国が内向
きになるといっても、トランプ大統領よりは海外
の有事に関心を示してくれるでしょう。

(私見:この原稿を仕込んでいるのは2020年12月
です。今回の選挙では民主党による大不正選挙
が現実にあるようで、果たして奥の手でトラン
プ再選の可能性が残っているのかどうか。
このメルマガが配信される頃には、とっくに結果
が出ていますが・・・)


〇 共産党も中国も今世紀中に崩壊

・ジャック・アタリ氏は「中国が世界の覇権を握る
 ことはない」と解説しています。その理由は。
・中国はこれまでの歴史を振り返っても「世界の覇
 権を取りたい」と示したことのない国。
 周辺アジア各国に影響を及ぼす意志はあるでしょ
 うが、英国やフランスなどの欧州諸国や、世界の
 主導権を握る米国と覇権を争うとはしていません
  つまり、世界に対してリーダーシップを発揮し
 ようとしていないのです。
 その背景には中国文化が関係していると思います
  中国は「世界の未来のために行動する」という
 考えを持っておらず、「自国の生存に必要なモノ
 を手に入れる」という原理に沿って動いています
  そして。自国を守るにはまず食べ物の確保です
 よね。中国共産党は「十数億人を養う食料供給を
 維持しなければならない」という事実認識を、
 物事の判断の中心に置いて世界と渡り合っている
  「世界の覇権を取る」のではなく、「食べ物の
 確保が大事」という考えで動いているのです。

(私見:敢えて単純に私の独断と偏見を言うと・・
 もともと中国には中華思想があり、世界中で中国
 が一番優れている、(と、勝手に)考えている。
 既に、世界一の自分たちが、自由に食料を確保す
 るのは当たり前・・・・・(ちょっと極論かも
 しれませんが・・・)全く、クエナイ国です)


〇 家族にすら共感しない民主主義

中国には過去に何百年も続く王朝がありました。
共産党政権は成立からまだ100年にも満たないので
すが、21世紀中に民主化が起こる可能性は高いと考
える方がよいでしょうか。

・私は21世紀中に共産党も中国という国も崩壊する
 と予想しています。あと80年以内ということで
 しょうが、これは非常に危険な出来事になり、
 民主化によって現体制が崩壊すれば、内紛が発生
 する可能性が高まります。


中国共産党の崩壊を予見される一方で、自由主義陣
営の根幹である民主主義も危機を迎えていると指摘
されています。

・民主主義が危機にひんしている理由は、「個人の
 自由」を強く掲げた民主主義にすり替わっている
 からです。こうした独善的な民主主義が過度に蔓
 延すれば、各国は「自己陶酔」や「個人主義」に
 走りがちになります。これまでの主義主張が変化
 し、共同体への献身は失われてしまいます。
 民主主義の横に個人主義が立つ構図では、次第に
 国家が成り立たなくなっていきます。民主主義が
 生き残るためには、きちんとした基盤が必要なの
 です。

・確かに自由は大切な価値観です。ただ、国家が存
 続するには」「次世代がより良く生きるために、
 今何が必要か」を常に考え続ける姿勢が欠かせま
 せん。それこそがポジティブな民主主義であり、
 昨今の独善的な民主主義とは一線を画す考え方で
 す。将来は、次世代にバトンを渡せる民主主義国
 家しか生き残れないでしょう。


〇 世界レベルの「法の支配」を

ーー行き過ぎた市場中心主義が気候変動や格差問題
等も引き起こしているように見えます。この課題を
是正するにはどんな取り組みが必要なのでしょうか

・世界レベルの「法の支配」が必要になります。
・実は、ルールのグローバル化を成し遂げた組織が
 あるのです。どこだと思いますか?。日本に関連
 の深い団体ですよ。答えは国際オリンピック委員
 会(IOC)です。IOCは五輪に参加する各国に統一
 されたルールを守らせることに成功しています。
 これを「スポーツ話だ」と考えますか。私は「で
 きる」と世界に示したことは一つの成果だと思い
 ますよ。


ーー国家が戦う目下の課題としては新型コロナウイ
 ル感染症のパンデミックがあります。コロナ禍を
 経た世界はどのように変化するでしょうか。

・私たちは、世界的に流行した感染症を経験し、
 知恵を絞って対応策を考えてきました。そこで学
 んだのはマネーより生命を大切にする経済です。
  これからの社会で何を大切にすべきか。その線
 引きができました。例えば、「食料」「健康」
 「環境」「教育」などは非常に重要な項目です。
 一方、「航空機」や「再生できないエネルギー」
 は次世代に向けて良いモノではないと分りました


〇 過食の時代は終わる

・すべての人が健康的な食生活を送ることは可能で
 す。そのためには食肉を減らす「少肉多菜」、
 糖分を控える「少糖多果」、生活圏に近い食材を
 食べる「地産地消」、食について学ぶ「食育と
 節食」の取り組みが必要です。


ーー世界を正しい方向に進めるには「人の死生観」
が大きな影響を及ぼすと考えています。「生きる」
ことについて、アタリさんはどのようにお考えをお
持ちでしょうか。

・一番大事な質問ですね。
 私たちはコロナ禍を経て、「時間の有限性」を
 再認識しました。残る人生をどう生きるか。その
 意義を考える人が増えたのではないでしょうか。
  ただ、「私たちはなぜ生きているのか」という
 問いに対し、その答えはありません。生きる意義
 は「分らない」のです。それでも私たちは答えを
 求めて考えてしまう。より良い答えにたどり着く
 ため、私たちは次世代にバトンを渡す必要があり
 ます。他者と次世代について考え、奉仕する。
 それが現世代に課された務めなのでしょうね。

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過去に紹介した
【アモリ通信285:ディープステート】 
20201021
https://www.sil-ms.jp/122504.html

の著書「米中新冷戦の正体:脱中国で日本再生」
の中に「ジャック・アタリ」氏が出てきます。

その中で『「中国共産党は2025年に終わる」って
(笑)。根拠は何かと言えば、「どの政権も70年
以上はもたない」っていうだけの話ですが』
                 (馬淵)
というのがあります。

本書では
・私は21世紀中に共産党も中国という国も崩壊する
 と予想しています。あと80年以内ということで
 しょうが、これは非常に危険な出来事になり、
と記されています。

同一人物の発言にしては、2025年とあと80年じゃ
偉い違いじゃないか・・・と、クレームをつけたく
なるのですが・・・(苦笑)


なんだかんだで、混乱している米国は衰退し、世界
は、米国一極から、多極化へ進み、日韓は中国の傘
下に入っていくとか何とか・・・・・そういう分析
をとある人物が説いています。
勘弁してほしいけどなぁ~(マジ)


ジャック・アタリ氏を今後もマークすべき人物と
見なすか否かは、まだ「疑問」がありますが、
「マスコミの表報道」ばかりでは真実が分からない
のは間違いありませんので、できるだけ色々な方の
情報に触れるように努力したいと思っています。

◎◎さんは、「ジャック・アタリ」氏を
ご存知だったでしょうか。

本論とは少し話が変わるかもしれませんが、
「米国は衰退し、世界は多極化し、日本は現在の
 中国の傘下に入る」という考え方と、
「中国共産党は崩壊し、新たな民主国家が誕生す
 る」

この二つの考え方はどちらがより可能性が高いと
思われますか。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


◎◎さんの幸運な日々を祈念します。


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