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【今すぐ離れろ①】デザイナーの周りにいる害悪モンスター|カチグミキドリとは

デザイナーをやっていると、業界あるあるな今すぐ離れるべき上司や同僚ってのがいる。
デザイナー歴15年以上の僕が気まぐれに解説する。


社内を飛び回るメスのカチグミキドリ

モンスター名

No.001
「カチグミキドリ」

特徴

立場や経歴が上というだけで、「まだそのレベル?」「あ〜そこから教えなきゃダメか〜」などとやたら上から目線で先輩風を吹かす。
実績は少ないが、ある程度給与が高く、役職だけは貰えているので勝ち組を気取っている。

生態

  • 多くは20〜30代。

  • オスが多いとされるが、メスも一定数いる。

  • ぶっちゃけ大した実績はなく、だがなぜか会社では上の方の立場にいる。

  • そいつより上の人たちからはなぜか慕われている。

  • 後輩たちにはマウントの嵐。

  • 部下を呼び捨てかあだ名で呼び、「さん」付けはしない。

  • 転職歴が多々ある(が、今の会社には長くいる)

  • 飲み会が大好き。

結婚していて子供がいたり、持ち家があるケースが多く、子供やマイホーム自慢が多いことも報告されている。
まあとにかく自信過剰で自慢が大好きにみえる。


遭遇した場合の対策

「味方にしてしまう」が一番!

カチグミキドリは「他人から認められたい」「すごいと思われたい」「褒められたい」「注目されたい」といった気持ちが強い。
その承認欲求を満たすため、無意識にマウンティングをしてしまう。

逆にいうと、その承認欲求を満たして味方にしてしまうと、カチグミキドリの権力を持ってあなたのことを引き上げてくれるサポートをしてくれるかもしれない。
タイトルには「今すぐ離れろ」と書いてしまったけども、カチグミキドリに関しては心を開いてもらえるように歩み寄るのがベストソリューションだ。

カチグミキドリは表面的には自信満々に見えるが、本心は真逆だ。
人並み程度の努力しかしていないが、今の会社で運良く実力以上の良い役職や給与を得てしまい、そのギャップに不安を感じているケースが多い。
自分に自信やスキルがないからこそ、言葉や態度で自分を大きく見せて、自分の小ささを隠そうとしている。
カチグミキドリは孤独な生き物なのだ。


耐えられない場合の対策

「味方とかそういうレベルじゃなくて生理的に受け付けない。。」という場合、まずは別の上司に報告をし、さらに転職を考えよう。

別の上司とは、

  • カチグミキドリより同等以上の立場であること

  • 発言力があり、社内で慕われていること

これが条件だ。

カチグミキドリの内情はどうあれ、不要にマウントを取る発言はモラハラに捉えられなくもない。
また、これによってあなたや周囲の社員のパフォーマンスが落ちるのであれば会社にとっては不利益でしかない。

まずはこの事実を別の上司に報告し、対策を促そう。
このあとしっかり対策が実現されたのなら解決だ。

でも環境や状況によっては別の障害が出てくるケースも多い。

  • 職場の空気が気まずく感じる

  • 先輩からの指導が減った

  • 腫れ物を触るような扱いをされるようになった

などだ。

職場での人間関係のトラブルというのは何かとすんなり解決することは稀なので、中長期で不要なストレスを抱え、本質的な仕事の集中を妨げかねないならばさっさと転職してしまうことを考えよう。

もちろん、その会社に長く勤めることが自分にとって大きな価値となるならば話は別なので、そこは各々が自分と向き合い、最終判断をして欲しい。
少なくとも言えることは、選択肢は数えきれないほど無限にあるということだ。


やっちゃいけないこと

少なくとも一番やっちゃいけないのは、同僚たちで固まってコソコソ悪口を言い合ったり傷の舐め合いをすることだ。
もしそういうコミュニティにすでにいる場合はさっさと抜けてしまおう。一時的なストレス発散にはなるかもしれないが、あなたの今後の人生に何もメリットはない。
今は友人のように見えているコミュニティメンバーも、仮にあなたが今後出世した場合は、手のひらを返して口撃をしてくる可能性が高いぞ。
損切りは早い方がいい。


まとめ

僕がまだ会社勤めのデザイナーで若手の教育担当も担っていた時、部下や若手からよく相談された。
デザイナーをやっていると大概1回は出会うモンスターだ。

言われた方は自分が否定されているようで嫌な気持ちになるだろう。
自分自身に未熟な部分があるのは理解していながらもこんなことを度々言われていたら仕事も楽しくなくなる。

加えてなぜかその人は会社からは良い評価をもらっていて、立場と給与は高いとなると、今度は会社への不信感も出てきたりする。
そういう人は多いんじゃない?

カチグミキドリとは変に対峙しようとせず、こちらから歩み寄って褒めに徹する。
別に本気でカチグミキドリを理解しようとしなくていい。戦略として「いい人」を演じればいいのだ。

そうすることでカチグミキドリを味方にし、人間関係も悪化させず、カチグミキドリからのサポートを引き出すのだ。

グッドデザイニング🦉
Fin.



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