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Makes sense!

何かを学習していると、ふと過去の出来事を思い出す事がありますよね。
そして、当時訳も分からずやっていた事の意味を知るという経験。これは学習者にとってはあるあるではないでしょうか。

私の場合はパソコンやプログラミングの勉強をしていて「linux」について触れだしたころ、ふと過去の経験を思い出した事がありまして、

今からおおよそ14年程前、当時学生だった私はデータの編集が必要な課題を夜な夜なインターネットカフェでやっていたのですが、
ある日、「ネットの契約をするとノートPCプレゼントします!」という今では少し懐かしい文言に釣られてなかなかに古いリサイクルPCを手に入れ、以後はそれを課題作成に使ってました。

(当時はスペックの事などよく分かってないまま使っていたので覚えてませんが、2010年頃なのにフロッピードライブ、PCカードスロット搭載、OSはwinXPとなかなか熟してるやつでした。)

古いといえどガラケーで動画を見てた苦学生にはオフィスソフトにネット環境となかなかに快適に過ごしてたんですが、3ヶ月経った辺りで突然動かなくなったのです。

電源は入るのに、ファンも動いているのに、なぜか立ち上がらず。そしてしばらくすると青い画面。

一応当時ガラケーながらググるという行為を日常的には行っていたのでこれがいわゆるブルスクってやつということはすぐにわかりました。

そしてwinXPの破損だということ、インストールメディアが必要だということ。これもすぐに突き止めたがしかしそんなものもらった覚えがないのです。
(今になってもなぜ付属していないのかもそれを疑問に思わなかったのかも分からない。)

復旧できないと焦って更に調べて行き着いたのが
「フロッピーディスクを数枚使ってパソコンにデータを入れていく方法」というものでした。

これをネットカフェでデータを焼いて即自宅で実行。
ああこれでようやくPCが復活するなんて思ったが、完了して出てきたものが
「winXPに似てるよくわからない画面」でした。

多くの人がよくわからないものに出くわすと避けようとすると思うのですが、私はこの画面を見た瞬間、「ああやめよう、諦めよう」と断念し、無事このノートは押入れ入りを果たしました。


そして数年経ち話は冒頭に戻り、ふと思いだしたのです。

CentOSじゃんあれ」と

当時の私は
「winXPを復旧させる方法」を調べていたつもりが、いつの間にか、おそらく「破損したPCからlinuxでデータを取り出す方法」調べてしまっていたんだなぁと、瞬時に理解が出来ました。


こんな感じに、最近さまざまな事を学習していくうちに「あのときのあれはああいうことだったんだな」と思うことが増えました。

近年リスキリングだのなんだと言われ続けていますが、年齢を重ねてからの学習というものは新しい事を覚えるばかりでなく、
これまでの経験に対する答え合わせも兼ねているのではないのか?
と深く思いました。


皆さんはなにか勉強、してますか?
今からでも始めるときっと楽しい発見があるはずですよ。




以上

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