マガジンのカバー画像

児童指導員のむすび

4
一指導員として子ども、家庭、支援者のことを綴っていけたらいいなと思っています。
運営しているクリエイター

記事一覧

反応性愛着障害・なぜ虐待がよくないのか

そもそもなぜ虐待はよくないのでしょうか??モラルでしょうか。常識だからでしょうか。法律的視点でみれば権利の侵害とかになって日本の条文に沿って虐待が良くないといえるでしょう。福祉の目線からなぜ虐待がよくないのか綴っていきます。 結論から申し上げと、多動性行動障がいやパニック行動、発達障害、子どもの発達にダメージを与えるからです。その中でも基本的信頼感の侵害は子ども成長過程にも多大なる影響を及ぼします。 この被虐待経験により生じられた症状を反応性愛着障害といいます。 この反応

里親の印象

●里親の印象 皆様は里親と聞いてどんな印象を持ちますか?? 20代~60代、男女1500人の大半が名前はきいたことあると答え(日本財団) 印象としては家宝に恵まれなかったら使う制度との印象のようです。 令和の里親制度もどんどん更新されています。 現在は子どもの権利を主体とした制度。 地域の変化や家庭、社会に要る家庭への養育支援の構築が求められ 子どもの状態に合わせた多様なケア充実のための制度です。 また文字だけになりそうなので、このあたりで割愛。(笑) ●里親の種類 また

里親制度の始まりと社会的養育のこれから

●里親制度の始まり 実はかなり昔からこの里親という制度はありました。昭和40年(1965年)が里親制度のピークと言われています。登録件数は何と18000人の登録・認定がありました。 ・・・あれ?それでも今の社会的養護が必要な子どもの数より少ないです。 (早速専門用語ですいません!!なお約45000人の子どもの数です。また別の日に投稿します。) このピーク時から里親制度の登録・認定は減り、平成22年(2010年)が過去最低の登録・認定でした。 ●今と昔では認識が変わった。 や

アイデアの孵化

たくさんのアイデアや構想が巡るが、 結局、アクションを起こさなければ絵に描いた餅で終わってしまいますね。 そう考えているのにアクションに起こすのが極めて遅い。 何かと言い訳気味ですね。 「年度末は忙しいから」 「コロナで自粛気味だから」 この言葉に自分らしさはありません。 年度末?仕事好きなのに与えられた仕事もこなせないで、Facebook開いてる暇ありません。優先順位があります。 コロナ?昔の僕だったら身体にコロナって書いてコロナビールで乾杯しながら 桜の木にぶら下がっ