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冬の両滝(2023年1月28日記)

10年に1度の最強寒波が来たってことで両滝が氷結してるはずと思って行ってきた。
珍しく高千穂之峰まで真っ白で、今日の霧島連山めちゃくちゃ神秘的でかっこいいから途中でやっぱり韓国岳登ろうかなって思ったけど、大浪池の登山口を過ぎてしばらく走ったあたりから道路に雪が凍結した状態で現れだして諦めた。

えびの高原まであと2kmだったから夏タイヤでもなんとか行けたかもだけど、春からの旅の前に万一にも事故ったりしたくない。
引き返しておとなしく当初の目的の両滝で我慢する。


新湯温泉付近から眺めた新燃岳。
かっこよすぎる…。どちらにしろ登れない山ではあるけどなんて形容していいか分かんないくらい良い。高千穂之峰も凄かったけどしっかり撮れる場所がなかった。

大浪池と韓国岳は雲の中だった。
今日登ってる人達が羨ましかったけど強風の上にめちゃくちゃ寒いし、雲の中でほとんど景色見えないはず。そう思うことにした。

両滝に行くまでの道はほとんど雪が残ってなかったからどうなんだろってちょっと心配だったけど、滝に着くと氷柱がたくさん出来てて安心した。


さすがに10年に1度の寒波で凍ってないわけないか。
11時前くらいだったけどめちゃくちゃ寒い。現在進行形で凍ってるんじゃないかってくらいだった。


滝からの風以外が結構強くて飛沫がレンズに付着しやすくてちょっと撮りづらい。
滝壺が青いからすごいのが撮れそうな気はするんだけどやっぱりうまくまとまらない。


30分以上色々立ち位置とかアングル変えてみたけど、結局この滝の良さを引き出す構図が見つからなかった。
滝壺の青さがほんときれいだから広めに入れると奥の氷柱の存在感がかなり弱くなるし、なかなか難しい。

滝は一旦諦めて他に何かないか探してみたら渓流にきれいな氷ができてた。


こういうの昔から大好物。

でも時間が遅かった。日の当たらない暗めの時間で遅いシャッタースピードで撮るべき風景だった。現場では気づかなかったけどだいぶごちゃごちゃして分かりづらい写真になってしまってた。


この氷はわりとスッキリしてていい感じ。

水が澄み切ってて美味しそうだった。


ここからの眺め現場ではめちゃくちゃきれいだったけどやっぱりちょっとごちゃついてしまったかな…。
渓流の流れと氷のシャンデリアに、奥には両滝もあって凄かったけど欲張って色々入れ過ぎたかも。一部を切り取るってのが苦手…。

ここでしばらくこの氷の宝石眺めてたけど、よく見たらここから両滝の裏側にまわれそうってことに気づいて行ってみた。


案外すんなり両滝の裏側まで到達出来て、思ってたよりだいぶ氷柱が多いしこっちから眺めた方がきれい。


凄まじいけどここもまた結構難しい…。


青い滝つぼも入れたいし滝本体の流れも入れたい。
縦がいいのか横がいいのか…。

ずっと楽しいけど中々しっくりくる構図が見つからない。


毎週この光景が見れるんなら家帰ってからじっくり考えて次はこう撮ろうとかできるけどな…。

なんかここからの光景って長野の新滝にすごい雰囲気が似てる。


この写真が一番ここの滝の雰囲気表せてるかも。何となく滝が昇ってるように見えて不思議な感じ。


真横から見た両滝。


やっぱり裏側からじゃないと氷柱の存在感がだいぶ弱くなる。


14時くらいまで3時間くらい撮ってた。
滝全体に光も当たって寒さも全然なくなってた。

昼ご飯も食べてなかった。
今年は冬タイヤ装着してないから冬の景色は諦めてたけど撮れてよかった。
会社出勤もあと半月。

3月いっぱいは有給消化で、旅は4月上旬に2週間くらい桜旅をして、4月20日くらいにいったん戻る。

2021年の旅でかなり色々と学んだから今回はその経験を踏まえて計画を立てた。
GW明けくらいまでは九州以外の山はまだ花はほとんど咲かないってことがよく分かったから5月までは九州の山を登っておく。

5月8日から全国の山旅を始める予定。
当初は6月から10月下旬までって計画立ててたけど6月まで我慢できるわけがないってことに気づいて5月からに変更した。
でも4月もやっぱり我慢できるわけがないってことに更に気づいて長野県の小川村の桜と山形県の小国町の桜とカタクリだけ見に行くことにした。

楽しみ過ぎるけどまだ結構日にちあるから長く感じる…。
寒波が来ないと何もない時期な上に寒波きても冬タイヤじゃないから路面状態がよくなってからしか行けないし、またしばらく暇な日々だ。

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