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種子島の風景(2014年7月16日記)

7月14日に種子島に出張に行ってきた。
久しぶりの飛行機がすごく楽しみだったけど空港に向かうときは雨が降ってきだした。
空港のアナウンスで種子島は霧のためもしかしたら引き返す可能性もあるとのことだった。

朝8時50分発の便だったけど1時間くらい早く到着したから、暇つぶしに売店で小説とボンタン飴とカルミンというお菓子とコーヒーを買った。
出発して5分くらいで雨雲を抜けて夏の強烈な日差しに眩しく輝く雲の世界に突き抜けた。


梅雨明けを予感させる入道雲が巨大な山のようにそびえていた。
地上から見るのもきれいだけど空から眺める入道雲は神秘的だった。


入道雲の下には夏の力みなぎる雲海が広がってて、飛行機の窓から覗いてる自分がもどかしかった。
こんな世界を鳥のように飛べたら本当に最高なんだけどな。

初の種子島、というか離島自体はじめてだったからいろいろな景色が楽しみだったけど、今回は仕事で来てるからゆっくり眺めながらというわけにもいかず。
いや一人だったら仕事でもじっくり眺めたんだけど自然に全く興味のない人と一緒だったから残念ながら1日目は仕事を普通にやって終わった。

宿は西之表の港沿いにある「ホテルあらき」という所に泊まった。
外観はボロかったけど部屋の中は改装されてて普通にきれいだった。
食事がつかないで7500円くらいと結構高い。
まぁ会社もちだからどうでもいいけど。

でも食べるところがなくて困った。
コンビニがあればよかったんだけど多分ないだろうなと思って探すのも面倒だったから宿の前にある高崎商店とかいう昔懐かしい商店で、カップラーメンとおこわとお菓子を買って部屋で食べた。

夜中の10時くらいに新ドラマのHEROを見ながらやっぱりお腹がすいてきたけど、さすがにどこも閉まってるだろうと思い部屋にあったお茶を沸かして飲んで気を紛らわした。

朝は9時から仕事開始だったけど昨日のうちに9割くらい終わって、今日は朝ちょろっと仕事して後は帰りの飛行機の便まで時間があるとのことで15時まで南種子を見て回った。
種子島の自然の名勝としては一番有名らしい千座の岩屋という海岸はすごくきれいで、風景写真的にもすごく可能性を秘めた場所だった。


ここから眺める朝日はどんな感じなのかすごく気になる。
仕事じゃなかったら夜明け前から待機してたのに。


たくさんの空洞があって探検するのも楽しい。
ここはすごい。
昼食を南種子のお好み屋さんで食べた。
広島風お好み焼き、けっこうおいしかった。
そのあとなんとか岬という名前を忘れたけど種子島の最南端の岬に行った。


やっぱり海が青い。そしてめちゃくちゃ暑かった。
ここは見る分にはすごくいいけど写真的には難しい系だ。

いろいろ見て回っても種子島は狭いから結構時間が余って、まだ飛行機の時間15時30分の便には早いからもうちょっと周ることにした。
空港に行く途中にあった滝の看板が気になって、そこに行ってみた。

離島の滝ってどんな感じなんだろうと少し楽しみにしながらいってみると、結構いい感じの南国っぽい滝だった。


男淵女淵の滝(おぶちめぶちのたき)。
二段になっていて写真では見えないけど上段のほうの滝にも手前の滝と同じくらいの滝つぼがある。
いい滝だけど暑くてあまりマイナスイオンも感じなかった。

もっと朝の早い時間に見に来た方が気持ちよかったと思う。
今回仕事で来た割には結構いろいろ見れたから知識としては収穫があったと思う。
空もきれいに晴れてくれたし、かなりいいイメージがついた。

帰りの飛行機は残念ながら窓側ではあったもののちょうど翼のところでほとんど景色も見えなくてちょっと残念だったけど、まぁ疲れてたからいいか。

今度このタイプの飛行機に乗るときは1番か2番目あたりの前の席で窓側を取った方がいいということが分かった。

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