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霧島連山 サンピラー(2020年12月31日記)

今年最後の数年に一度の寒波で韓国岳が家から見ても真っ白になってたから昼から登りに行ってみた。
朝まではライブカメラで見ても雲の中だったみたいだからちょうどよかったかも。
えびの高原までの道路は所々雪が残ってて早朝は危なかったかも。
日影の所はまだ危ない気もした。
年末休みだからかまぁまぁ車が多かった。
意外と3分の1くらいの車がチェーンをしてたかな。


えびの高原着くと先々週見た時よりだいぶしっかりした雪化粧だった。
14時前から登山開始。
朝に登るのと違って段々と気温が低くなっていくから、汗をかかないようにゆっくりと写真を撮りながら登った。


今回は2合目前からしっかりした雪化粧。


さすがに昨日吹雪いたばっかりだから雪が新鮮。


今回は大浪池も白く染まってる。
山頂には15時半くらいに着いたけどもう誰もいなくなってた。
えびの高原の駐車場は結構車があった気がしたけど登ってる人は少なかったみたい。
たぶんスケートしに来た人たちの車だったのかも。


山頂は風がちょっと強めだったけど東側に行くとだいぶ風が弱くて寒さをしのげた。
高千穂の峰方面のほうが山的には絵になるんだけど低い木が多いから撮りづらい。
16時半くらいまで太陽に赤みが出るのを待ってたらサンピラーが出てた。


まさか霧島でサンピラー見れるとは全く予想してなかった…。
長野に4年住んでた時ですら霧ケ峰で2回くらい微妙なのを見たことしかなかったのに、今回のはかなりはっきりしたサンピラーだった。


色々条件がそろった時に見れるらしいけど、今年最後の日にこんな神秘的な現象見れるなんて…。
更に10分くらい待つとサンピラーは見づらくなったけど燃えるような夕陽で照らされ始めた。


すごい圧倒されるような色で染まる。


今日はこういうの求めて登ってきた。


一年の終わりにふさわしい炎のように燃え上がる光景…。


後ろを見ても全部赤く染まってる…。


案外夕方の方が雪景色は色々といいかも。
朝はこのあたりは光が当たるの遅いし。
寒さも朝よりはちょっとまし。


最後まで心に残る光景だった。
月が出てたらもうちょっと撮ってから帰ろうかと思ったけどなかったから帰った。
車に戻った頃には真っ暗になってた。
あったかいコーヒーでも買ってから帰ろうかと思ったけど、自販機のコーヒー甘すぎるからやめた。


今年は9月24日の紅葉と大雲海をはじめ雪と紅葉の風景とか、長年の念願だった光景をすべて見れてほんとに最高の一年だった。
最後にまさかサンピラーで締めくくれるとは思いもしなかった。
来年大丈夫かなってくらい運を使った。

あと2週間後くらいに冬旅行こうかなって思ってるけど、いまだにどこ行くか迷ってる。
雪景色が見たいけどあんまり雪が多過ぎると身動き取れなくなるのも怖いし。
長野の霧ケ峰なら昔よく冬も行ってたからいいような気もするけど、思い返してみると大したのを撮れた記憶がないしな…。
どちらにしろ全て天候次第かな。

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