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大隅(2015年7月7日記)

今月はお金がピンチだった。
ちゃんと計算してないと危なかった。残金2000円。給料日まであと3日。
米は充分あるし、パンもあるからまぁなんとかなるけど、お金がないとせっかく4連休あっても何もできない…。

ガソリンはまだ半分残ってたから半径100km以内でどっか行くことにした。ずっと家にいても滅入るし…。

100kmって言ったらけっこうどこでも行けるけど、本当に行きたい地域は微妙に100km超えてるから、今日はただの気分転換のつもりで大隅に行くことにした。
でも大隅って言ってもいい所は大体南の端っこの方にあるから結構遠い。

大隅半島の中間地点辺りに大隅湖があるけど、まだ寄ってみたことがなかったから、一応どんな感じか寄ってみたら結構いい感じだった。


朝早いせいか山水画の世界。
人も少なくてひっそりしてるからいい雰囲気。
静寂の中に鳥の鳴き声が聞こえてきそうだけど、実際はセミの鳴き声が響き渡ってた。
夏だもんな。


青空だったらまた違った印象だったんだろうけど、まだ梅雨は明けそうにないし、しょうがない。
大隅といえばやっぱり神之川大滝だけは見ておきたいから、さらに南に走ってる途中に、道沿いの田んぼで彼岸花が咲いてるのを見つけた。


すっかり秋の気配…。
…?


今年の冷夏で間違えて咲いちゃったのかな。
夏はこれからなのに…。
やっぱ黄金色の田んぼじゃないとなんか似合わない。

国道504号をさらに南下して国道269号に合流して、しばらく走ると海沿いを走る道路に出る。


薩摩半島南端。割と近くに見える。
夕日と一緒に撮れたら綺麗だろうな。
自宅から約83kmかかってようやく神之川大滝公園に着いた。
ここはいたるところから滝が落ちてるから、初めて来たときはびっくりした。
鹿児島にもこんなところあるのかってくらい。


とりあえず入り口付近の滝を撮ってみようと近づいたら、ヒメオウギズイセンがいい所に咲いてた。あんまり似合わないけど。


続いて「小滝」。駐車場からすぐの所にある。
この滝は裏に回れるけど、今日は水量多すぎてとても行く気にはなれなかった。


階段を上って上からも眺められる。


駐車場から奥に進むと本命の「大滝」。
こっちの水量はさらに半端ないからカメラを向けるのもためらう。
常に小雨が降ってるような水煙。


神之川大滝は橋から見下ろすこともできる。むしろあっちの方が見やすい。


下から見上げると近そうだけど実際には10分から15分くらいかかる。


ここからの眺めのほうがいい。
滝壺も含めて全景が見れるし、ここまでは滝の水もさすがに来ないし。

いつかはここから縦位置で月光で撮りたいと思いつつ実行してない。
今年こそはやれるか?ちょうどいい月齢と休日が重なって天気が晴れて、お金があってやる気があればできるんだけど。
なかなかなぁ…。やる気だけはあるんだけど。


反対側を見下ろす。食べ物屋さんがあったけど売れてるのかな。
そうめん流しの機械があったからそうめんも食べれるっぽい。
子供の頃は好きだったけど、今となっては流す意味が分からない。
滝を眺めながら食べれるから休日は賑わってるんじゃないのかな。

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