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三之宮峡と須木村のままこ滝(2015年8月19日記)

今日の7時半に家を出て宮崎県の御池と三之宮峡と須木村のままこ滝を見に行ってきた。
宮崎の地図を見ると行ってみたいところが結構あった。

今回はお金がもったいないから霧島市から近いところでまだ見たことない滝を見ることにした。
本当に今行きたい地域は北部の祖母山周辺にすごく行きたい。

天気は鹿児島側は曇りか雨みたいな天気で宮崎の海側は多分晴れてたんじゃないかな。
国道223号から見る限り日南方面はいい感じに晴れて入道雲とか出てたからあっち側の海もすごく見たくなった。


まず国道223号沿いにある御池に着いた。
今回で2回目。
ここはけっこういいんだけど対岸に人工物があるからだめだ。

日陰で水面が落ち着いてるところを選んで水面ギリギリから撮ったら結構水鏡っぽくなった。
奥の霧島連山は今日は雲の中。再来週の休みに登りに行く。

10分くらい眺めてから北上して国道221号と国道265号で山を登っていって、途中で三之宮峡へ。三之宮峡は今回が初めて。
国道265号は何回も通ってるけど意外と寄ってみたことはなかった。
宮崎はそんなところが多いからわくわくする。


渓流沿いに遊歩道があったけど、昼間でも暗いトンネルがたくさんあって、いろんな意味でひんやりする。


常に背後に何かの気配を感じるトンネル。
人が入ると照明が灯るけど、さっさと渡り切らないと途中で消えてしまう。夕方以降来るところじゃない。


渓流自体はきれい。
残したい日本の風景100選に選ばれたとか書いてあっただけある。


クルソン峡の雰囲気と似てる。
今回は雨上がりだったから水が濁ってたけど通常は多分かなり澄んだ水だと思う。
それでもクルソン峡ほどではないと思うけど。


一番の見どころ櫓の轟(やぐらのとどろ)。
写真じゃよく分かんない感じになってしまうけど断崖の間をおちる滝がすごかった。

対岸の岩に渡って見れたらもっと滝をしっかり撮れたと思うけど、この辺の岩全部氷のように滑りやすくて危ないからやめといた。


その少し奥に千畳敷がある。
こっちの方は落ち着いて見れる。
水遊びしたくなるようないい雰囲気の川だった。


屏風岩。
手前の楓が紅葉したら絵になりそう。
三之宮峡は遊歩道はまだ続いてはいたけど途中で通行止めになってたから引き返した。
なんとか橋の所までしか行けなかった。

櫓の轟が一番の見どころだと思うから別にいいけど。

三之宮峡のすぐ近くにはもうひとつ「陰陽石」っていう名所の看板出てたけど、所詮石だしなぁ…って感じで見に行かなかった。
国道265号でさらに北上して15kmくらいで須木村に着いた。

須木村はスキムランドっていう小野湖のまわりにある公園みたいなのが中心になってる。
ここ自体は何回か来たことあるけど、なぜか結構有名なはずの「ままこ滝」は見たことなかった。
どこにあるのかと案内板を見ると小野湖に流れ落ちる滝のようで、吊り橋から見れる。


吊り橋の真ん中あたりに行けばしっかりと全景見れるんだろうけど、生意気に通行料200円とか書いてあったから行かなかった。お金払って自然を見るのは嫌い。
だからちょっと上の無料の展望台から見てみた。


望遠でアップにしても滝の右側しか見れない。
しょうもないと思ってあきらめて帰ろうかと思ったけど、案内板の地図をよく見ると「ままこ滝展望台」っていうのがあった。


ままこ滝展望台からは滝がすごい近くから見れた。
こっちからの方が断然いいし、ここ凄い良い滝だってことに気付いた。
手前の木で見づらいからどっかしっかり見れないかと探してみた。


滝の奥の上流から岩を渡っていけば見れそうだったから行ってみたら、やっぱ結構いい感じだった。


手前からも奥からも断崖に落ちていく滝。
マジですごかった。写真じゃ表現できない。
なんか冒険心に火がつく場所だった。
こんなところが宮崎にあるのかって思った。


ここからの眺めが最高だった。
遊歩道も何とか工夫して自然を傷めずにここまで来れるようにしたらすごいんだけど。


小野湖とままこ滝。すごい。
須木村はせっかく絶景があるのに開発する人たちがどこから見たら一番きれいかを分かってない。
滝はどんなにいい滝も遠くから見ると印象薄くなる。
久しぶりに滝だけですごい楽しめた。

ままこ滝はなんかもっと撮りようがある気がして、わくわくさせてくれる滝だ。
方角的に冬の朝なんかは朝陽でオレンジ色に染まんないかな?

来週はようやく4日連休だ。
やることは多いけど九州中央山地には絶対行く。
木の様子を見てみたい。葉っぱが痛んでなければいいんだけど。
今年こそは当たりの紅葉見たい。

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