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2023年秋旅①(北海道)

9月1日
今日から9月。ようやく名実ともに秋に入る。
9月初日で何か撮りたいところだったけど雨降りそうであんまり散歩もせず、今日は万華の湯の休憩室で少し長めに休憩してた。

望岳台近くのいつもの所に戻ると雨が降ってきて風がすごい強くなってきた。
美瑛岳のチングルマの綿毛が飛ばされないか心配になった。


9月2日
夜中まで風強くて車が少し揺れるくらいだったけど、0時過ぎくらいに雨風止んで静寂になった。
そろそろ毛布も必要かなってくらい冷えてきて嬉しくなった。

明日大雪山登るから今日は銀泉台の登山口近くまで移動の日。
10時くらいに東神楽町の温泉の花神楽に行って、そこで昼食もとって休憩室で漫画を読んで13時過ぎくらいまでゆったりしてた。

キングダムが置いてあったから米沢市の温泉で読んだ続きの9巻と10巻を読んどいた。
明日登った後もここの温泉きて続きを読む。

大雪山登る時の車中泊の定位置になった大雪ダムの駐車場で車中泊。
夕方時点でかなり冷えてて秋がだいぶ進んでる気もする。


9月3日
2時にセットした目覚ましで起きて、支度済ませて銀泉台に移動して4時から登り始めた。
日曜なのに5台くらいしか停まってなくてちょっと意外だった。


今回は出発が遅いからすぐに朝焼けになって明るくなってきた。


第一花園ってあたりのチングルマの綿毛が朝日を浴びてピンク色になって綺麗だった。


5時2分くらいに日の出。
朝が少しずつ遅くなってきて助かる。


猫じゃらしみたいな白い花の群生が朝日で染まってて、その中にちょっとだけウメバチソウが咲いてた。

絵柄的にはあんま秋っぽくはないかな…。


チングルマの葉っぱをよく見ると赤くなってるのもいた。
色づき始めはどんな色になるんだろって思ってたけどいきなり赤なのかな?

葉っぱの外側からだんだん赤くなっていってる気もする。


紅葉と呼べるか分かんないけど茎ごと色づいてるのがいた。

エゾツツジのような気もするけど夏に来た時にこんな所にエゾツツジいたかな?
あの後咲いたのかもしれないけど。


赤岳に到着。
ようやく見たかったウラシマツツジの紅葉を見れた。

葉肉が厚くてテカってるし色合い的にもあんまり爽やかな紅葉って感じではないけど、大雪山の紅葉のスタートはウラシマツツジからみたいだから一度見ておきたかった。


色づき的にはまだちょっと早いのかな。
どう撮ればいいか考えながらとりあえず夏にエゾオヤマノエンドウを撮ったあたりまで歩いてみることにした。

大雪山なら今の時期でも何かしら花が咲くだろうと思ってたけど、今の所花がほぼ無くて、エゾオヤマノエンドウの咲いてたあたりまでで何もなければさすがの大雪山も今の時期は何もないってことだと思って諦める。


日影の岩で休憩してたらリスがたくさん駆け回ってた。

足元まで来た時もあったけどカメラを出してなくて撮れなかった。

望遠レンズ持ってないから動物系はやっぱ無理だな。


綿毛たっぷり残ってる。紅葉したら凄いだろうな。


ウラシマツツジがびっしりな所。

色づきはまだ微妙。


ウラシマツツジとは別の草の方が鮮やかな赤になってた。

何かの花だったのかもだけど葉っぱだけじゃ全然分からず。


夏に山々の残雪模様がすごい綺麗だった所まで一応来た。
当然残雪はほぼ消えてた。

それでも景色はすごくいいけど、黒岳ロープウェイから来る人達が多くなってきてたから1枚だけ撮ってすぐ引き戻した。

日曜だってことを忘れるくらいここまではほとんど人に会わなかった。


チングルマの多かった所まで戻ってきた。
結局大雪山でもこの時期は特に花は無いってことが分かった。

紅葉もまたどうしても見に来たいって程の所はなさそうに思えた。
実際に紅葉したら見違えるくらい綺麗だとは思うんだけど、富良野から結構遠いしな…。

今年の銀泉台のマイカー規制は9月16日から9月24日までらしくて一番いい時期は来れなそう。シャトルバスでは行きたくないし。


ウラシマツツジはよく見ると黒い実が生っててきれいだったんだけど、広い風景ではさすがにちょっと目立たないか。
実を活かすのがウラシマツツジの撮影の正解だって思ったんだけど無理だった。


もしかすると大雪山に来るのはこれで最後になるかもしれないから絵にしづらそうでもたくさん撮りながら帰る。

25日以降に紅葉が残ってそうならまた来るかもだけど。


秋本番になると普通に通り過ぎてしまうくらいの少しの草紅葉も秋を感じる貴重な赤でなんかよかった。


ウラシマツツジの実を少し目立たせて撮ってみた。
結局どう撮ればいいか最後まで分からなかった。

せめてもうちょっと色づいてないと撮りようないか。

ウラシマツツジに関しては1週間後くらいが見頃のような気がする。


とりあえずは色づき始めの大雪山を見れたから充分かな。

写真的には物足りないけどずっと秋風が涼しくて体感的には秋の山を歩いてる感じですごく気分は良かった。


小さな秋を撮りたくて来たのに広い風景ばっかり撮ってた。

コマクサ平まで戻ってきたらコケモモの赤い実とブルーベリーっぽい青い実が一緒に生ってて、やっと小さな秋の風景も撮れた。
リンドウとかウメバチソウを期待してたんだけど、リンドウは全然無くてウメバチソウも第一花園とか下の方しか咲いてなかった。

12時前に駐車場戻り着いた。
日曜だからさすがに駐車場も結構埋まってたけど夏に比べればやっぱり半分以下な感じで静かだった。紅葉最盛期もこのくらいならいいのに。

東神楽町まで運転して花神楽の温泉入って、またキングダムを11巻と12巻の2冊読んで17時半くらいまで居てしまった。
望岳台近くの定位置に戻るのが20時くらいになってしまった。


9月4日
朝起きてちょっと散歩しようと思ったら道端の草が結構色づき進んでたから、やっぱりちょっと十勝岳の登山道を歩くことにした。


一週間で見違えるくらい草が全体的に色づいてて、特にイタドリは鮮やかな色合いのも多くてすごいきれいだった。


昨日の大雪山より断然秋っぽい。やっぱ十勝岳・美瑛岳の方が相性もいいし歩いてて楽しい。

前回シラタマノキがたくさん生ってる所に咲いてたリンドウがどうなったか見に行ったけど、枯れ果てて完全に茶色になってた。

そんなにすぐ枯れるとは思ってなかったからちょっと残念だったけど、そこから奥の方の沢近くにめちゃくちゃリンドウが群生してるのが見えてびっくりした。


リンドウももう終盤って思ってたのに、まだまだ色鮮やかで元気なリンドウが咲き乱れてた。


こんなにたくさん咲いてる所は初めて見た。

ここに来るまでゆっくり歩いて40分くらいだからちょっと長いけどめっちゃいい所見つけた。

美瑛岳の紅葉本番が始まるまでもうしばらく楽しめるかな。


小さいけど色づいたイタドリの紅葉が秋感を高めてくれてた。
どう撮ろうってワクワクする風景の中にいれることがほんと嬉しい。

リンドウの下にぎっしり詰まってるエゾノマルバシモツケも紅葉するはずだけど、その時までリンドウもたないだろうな…。


イタドリの紅葉とリンドウとシラタマノキ。

ちょっと無理やり組み合わせてるけど初秋の風景詰め合わせた。


来週にはさらに色づき増した紅葉が見れるだろうけど、今の紅葉は来週には枯れてるだろうから今日しかない風景をじっくり撮り歩く。


今日一鮮やかだった紅葉。極彩色だった。


赤い紅葉の下によく見ると黒めの実が生ってた。シラタマノキの白い実と組み合わせてみた。


遠目にも鮮やかだった草紅葉の中にちらっと青いのが見えたから近寄ってみたら、リンドウが2輪だけ咲いてて頭だけ出してた。
紅葉の草の中に青い花が咲くと思った以上にきれいになるってことが分かった。

リンドウさえ咲き残ってくれればこれからこんな風景がたくさん見れるかも。
もっと完成度高く撮ってみたい。

10時半くらいに長めの散歩を終えた。
温泉入りに町に行って夕方また望岳台近くで車中泊。


9月5日
そろそろオイル交換の時期だったから中富良野で7月にオイル交換した所と同じ店で交換した。その後温泉行って原始の泉で水汲んでまた望岳台へ。

きっちゃんと名付けてるいつもの子ぎつねが出迎えてくれて、引きづってた左後ろ足も治ってたみたいで安心した。

涼しいけど若干気温高く感じた一日だった。


9月6日
十勝岳の登山道に散歩に行くか迷ったけど、気温が微妙に高いし明日美瑛岳まで登りに行くから止めといた。
明日から晴れて結構気温も下がるみたいだから紅葉も進むかも。

いつも行くスーパーの書店エリアで何か小説買おうと思ったけどいいのが見つからなかった。でも客が誰もいなくて全然儲かってないような雰囲気だったから適当に1冊だけ買っといた。

ちょっと長く本を探したりしてると変に気を使って何か買わないとってなってしまう。

明日もまだ紅葉は無いはずだから様子見登山ではあるけど、今回は早い時間に行ってゆったりと満喫したい。

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