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くじゅう霧氷(2018年12月31日記)

28日の夕方に家を出て九重に行ってきた。
鹿児島空港付近で粉雪が舞ってた。
雪の予報は出てなかったけどこの感じだと山は白くなってそう…な感じだった。

牧ノ戸峠の駐車場だと寒すぎるから瀬の本高原の駐車場で車中泊。
寒すぎて寝れるか心配だったけど寝袋と毛布で案外寝れた。

4時53分牧ノ戸峠の登山口を出発。峠の温度計-9℃だった。
風がなければまだ全然耐えられるけど体がふらつくくらいの強風がずっと吹き荒れてた。
多分今までで一番寒かった。


7時前くらいに久住山到着。
だけど雲の中で何も見えない。
あまりの寒さで待つ気力もなかった。
逃げ場もないからとりあえず避難。

中岳に向かってる途中でようやく晴れ間が出てきた。
御池近くの避難小屋でちょっと休憩。
今まで避難小屋なんて入ったこともなかったけど今回はあまりにも寒すぎた。
この寒さでちょっとした台風並みの強風はマジできつい。


九州本土最高峰。一番寒い日の一番寒いところ。
晴れてきてくれてよかった。


大船山はずっと雲がとれなかった。
あっち登ってる人いたのかな。


1回シャッターを切る度にポケットに手を入れて温め直し…。
風を通さない手袋買ってから来ればよかった。
やっぱり最大の敵は風だ。

カッパを着てたから手と顔面以外は風を通さなくて全然余裕なんだけど、手だけが凍傷にならないか心配になるくらい寒かった。
ホッカイロもうっすらあったかいかな、くらいまで冷めてた。


三俣山も雲がとれそうでとれなくて30分くらい粘ったけど結局見れなかった。


御池方面。別の惑星みたい。
星空の下で月の光で撮りたかった…。


阿蘇方面。



ずっと眺めてたいけどだんだん足先も冷えてきたから帰ることにした。
風の弱い日にまた来たい。


御池は完全に凍ってた。
持って行ったペットボトルのお茶は2本ともガチガチに凍り付いて一口も飲めなかった。
ただの重りを持って行っただけだった。全然喉乾かなかったけど。

10時過ぎに牧ノ戸峠の登山口に帰り着いた。
温度表示-7℃だった。

杖立温泉のいつもの温泉に入ろうと思ってたら日・祝以外は15時からみたいで入れなかった。さっぱりしてから長崎向かいたかったけど仕方なくそのまま運転。
今回ほとんど汗かいてないからまぁいいけど体を温めたかった。
佐賀の嬉野温泉で運転の疲れをとって長崎の雲仙まで更に運転し続けた。

何も面白い景色がないからすごい疲れた。
雲仙の仁田峠手前の空き地っぽい駐車場で車中泊。


5時半くらいに起きたけど仁田峠の通行時間は8時からだから結局また下りて島原の海沿いをちょっと回ってみた。


海が見たかったんだけどなんか微妙。
長崎なんか想像してたのと違った。
島原しかみてないけどごく普通の海沿いの街だった。

面白くないからまた仁田峠に戻る。
8時半になってたから通行できるようになってたけど全然人いない。
100円の協力金とかいうほぼ強制徴収のお金を払わされた。


景色はまぁまぁいいけど、短すぎてお金とるほどでは全然ない。


誰も通らない寂しげな雰囲気でよかった。
この先すぐ仁田峠に着いてしまってあまりにもあっけない感じだった。
雲仙登ろうか迷ってたけど登らなかった。


霧氷にはなってたんだけど、なんか登りたい気分じゃなかった。


長崎もう来ることはないかもな。
悪くはなかったんだけど意外と遠すぎた。
時期も悪かったかもだけど雲仙が時間規制があるのが一番つまんない。
山頂から朝日見たくないのかな…。

家に帰り着いたのは19時くらいだった。
早朝から運転し続けてめちゃくちゃ疲れた。

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