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2023年秋旅⑧(山形)

10月17日
ちょっと早いけど9時くらいに鷹山の湯で温泉入ってヤマザワで食料買って朝日町に向かった。

昼間は冷たい雨が降ったり止んだりだったけど、風も結構強かったから明日雲海出るかは微妙なところ。

電波のある所で夕方までゲームして時間つぶして、登山口まで残り6㎞の所の広い路肩で車中泊。

ここも電波ないけど古寺山登山口駐車場より開けてて明るい。以前もここで車中泊した。


10月18日
0時前に目が覚めて準備済ませて登山口に行って、2時ちょうどに登山開始。

目的の小朝日岳には4時54分に着いたけど案の定雲海はチラッと遠くにある程度。

ライトで近くの木々を照らしてみた感じ登山道付近の紅葉はもう散り始めてて小朝日岳でスタンバってても意味がなさそう…。

今回は小朝日岳の紅葉のみをメインに考えてたから大朝日岳までは行かなくていいかなって思ってたんだけど、雲海っぽいのが大朝日岳の稜線の向こう側に少し見えてるような気がしたからちょっと大朝日岳に行って様子を見てくることにした。


明るくなってくると西朝日岳のあたりに雲海のような帽子雲のようなのが出来てるのが見えてきた。

綺麗なんだけどあれが出るってことは相当風が強い…。


5時50分くらいに日の出。


朝日で赤く染まってすごいきれい。

小朝日岳から大朝日岳までの登山道沿いの紅葉が終わってるのが残念。


全部が赤く染まってるから紅葉あってもあんまり意味なかったと思いたい。

山頂に近づくにつれてすごい風が強まってきて、雲に覆われてどうせ景色も見えないだろうから山頂手前の風の弱い所でしばらく待機。


山頂の雲がようやくとれ始めて6時54分に大朝日岳山頂到着。

でもすぐに雲に覆われて風も強くて寒いから、雲海があるとしたらこっちだろうって方向の登山道に向かって歩いてみた。


大朝日岳の山頂からしばらく下ってたら青空が見えてきた。

今日は大朝日岳から西朝日岳にかけての山頂がずっと雲がかかり続けるパターンぽい。


雲海って感じではないけどなんか荘厳な光景。

ちょっとブロッケンも出て虹色が混じって神々しかった。


ここから見える山肌の紅葉がめちゃくちゃきれい。

早く晴れた姿で見てみたい。でもこの感じもすごい良い。


草紅葉もすごいきれい。

奥の紅葉にはずっと光が当たってて手前の草紅葉にも光が当たる時はあったけど陰ってる方が印象的だった。


強風の中をずっと歩いてきて今どこなんだろって思ってヤマレコのMAPで確認したら平岩山って所を過ぎたあたりみたい。

この先に進むと御影森山って所に着くみたいだけどちょっと遠すぎるからここで引き返した。


山肌の紅葉がずっときれいで、もうちょっと進むか悩む所。


良い山並み…。

見たことなかった朝日連峰の一面を見れてよかった。


風も弱まってきてようやくのんびり景色を眺めれる。


平岩山の山頂まで戻ってきた。
山頂標識は特になさそうで木材的なのが突き刺さってるだけだった。

大朝日岳はまだ雲に覆われたままだけどだいぶ青空が見えだしてきた。


あの山に行けたら紅葉凄そうなんだけどな…。
登山道あるのか見えないから大玉山って山に向かう分岐があったから登山道をちょっと進んでみた。


祝瓶山って所にも繋がってるみたい。
この稜線の感じもすごくいい。

しばらく進んでみたけどやっぱりさっきの山には登山道なさそうだったから途中で引き返した。


ここからの眺めがまためちゃくちゃいい…。

下に小さい湿原ぽいのも見えた。行く道はないけど凄いんだろうな…。気になる。


朝日連峰らしい色の紅葉した山並みがめちゃくちゃ心にしみる。


かなり奥地のせいか誰にも会わないのも最高。


分岐まで戻ってきた。

大朝日岳にかかってた雲もようやくとれた。あとは西朝日岳の方も晴れてくれれば。


西朝日岳の雲はまだしばらくはとれなさそう。

でもこの感じもいい。


大朝日岳の東側の山肌には紅葉の中を滝が流れてた。

近づいて下から見上げてみたいけど道があるわけもない…。

近づければ絶対凄いんだけどな…。

ここからも充分綺麗ではあるけど遠くから眺めてるだけじゃ風景に参加してる気がしない。

もう一箇所更に遠くて撮りようもなかったけどめちゃくちゃ面白そうな滝が山の下にあるのが見えて、この山域は探検したら超絶景だらけなのが分かってもどかしかった。


黄金色の草紅葉と大朝日岳。


山がかっこよくて何度も立ち止まって見入ってしまう。


爽やかに目立ってたオレンジと赤と黄の小さな木々の紅葉。

一つ一つは地味でも組み合わさることでやけにきれいに見えた。


11時過ぎになってようやく西朝日岳方向の雲もとれてやっと姿が見れた。


光を浴びた山肌の紅葉。ほんとめちゃくちゃすごい。


平岩山方面を振り返る。

もう来れることないだろうな…。


ここの風景も見納め。名残惜しいけどもう11時半だから小朝日岳に戻る。

大朝日岳の山頂に12時前に戻った。
意外と山頂は誰もいなかった。


小朝日岳に続く稜線はやっぱり紅葉は終わってるな…。

登り時にライトで照らして分かってはいたけど。


稜線上の紅葉は終わってるけど下の斜面の紅葉はまだ全然綺麗で山影から浮き上がって見えてきれいだった。


2020年に極彩色だった紅葉の所は完全終了してた。

YAMAPの記録を見る限り今年はこの辺りの色づきはそもそも悪かったみたい。
小朝日岳も終わってるみたいだし撮影は終了かなって思って歩いてたんだけど、小朝日岳が近づいてきたらキツネにつままれたような気になるくらい鮮やかな紅葉が見えてきた。


さっきまでの大朝日岳から先の山々とはまた全然違った色合いの鮮やかな小朝日岳。

まだこんなに綺麗だったんだ…。葉を落としたブナの巨木もすごい存在感。


近づくほどに小朝日岳の凄さに圧倒される。

まだ残ってたってレベルじゃなくてこれはピークかも。


小朝日岳の山頂に続く登山道沿いの紅葉は終わってたように見えたけど山腹はこんなに違うのか…。


今年見た紅葉ではここが一番鮮やかだったかも。


かなり色々撮ったけど奥の緑の山々との対比が一番面白くてきれいに感じた。

この山まるごと赤く染まった感じ、ほんと圧倒される。
夢中で撮ってたら13時半くらいになってたけど案外一番いい光線状態かも。

大朝日岳から先の山々の風景で満足はしてたんだけど最後にすごい大満足の紅葉撮れた。
でもさすがにそろそろ帰らないと…。


小朝日岳の山頂には行かずに巻き道で古寺山へ。

こっち側はブナの紅葉主体で渋い色だけど味わい深くもある。


半逆光で輝く黄葉がずっときれいでなかなかカメラをしまえなかったけど、古寺山に戻り着いたのが14時半でちょっと下山に専念しないと日が暮れそうだったからそこからは絵になる紅葉風景が続く尾根を写真我慢して歩いた。

15時45分くらいに駐車場に帰り着いて、とりあえず温泉入りに道の駅関川に向かって106㎞くらい運転。

明日中に長野に着きたいから関川にしたけど、ようやく辿り着いたと思ったら休みだった…。

臨時休業ってわけではなさそうだったけど休みならgoogleナビにも情報あげといて欲しかった…。

めちゃくちゃ疲れてたけど全く怒ることなどなく冷静に受け止めて、そこから30㎞長野方面に走ってしょぼい温泉というか銭湯みたいなところで入浴して、その近くの五十公野公園って所で車中泊。

運転で疲れ果てたけど心に残る紅葉の山旅になった。


10月19日
5時半に目が覚めてしまったからもう移動開始して、今朝は久々にセブンのホットコーヒーを買って朝食とりながら運転。

長野に入る前に新潟県の長岡市で給油済ませといた。レギュラー158円/ℓでかなり安かった。山形県の米沢市は185円/ℓだったのに。
長野は意外に175円/ℓでそこまで高くはなかった。

15時半くらいに白樺湖付近まで来たら物凄い紅葉綺麗で超色鮮やかだった。
道路沿いのカラマツに絡まってるツタの紅葉が特に鮮やかだった。

白樺湖の八臣の雫で水を汲んで、すずらんの湯で温泉入ってから暗くなるまで撮影しといた。


ツタ紅葉は鮮やかになりやすいけどここは特に鮮やかな上に装ってる木の数が多くて圧巻だった。


日没後ギリギリの明かりだったから奥の木々は色が暗くなってるけど、よく見るとほんと奥までほとんどの木が真っ赤な衣装を纏って燃えてた。

もっとすごいの撮れそうな感じはあったけど、あっという間に暗くなって肉眼で色がほぼ見えなくなったから撮影終了。もったいないな…。家の近くに欲しい。

夏にずっと車中泊してた大河原峠近くの定位置に移動して車中泊。


10月20日
標高2000mだからかなり冷えるんじゃないかって思ってたけど、朝起きても覚悟してたほどじゃなくて安心した。

でも風は強くて紅葉は撮りようがないかなって思ってたら東の空にきれいなつるし雲が浮かんでた。


UFOみたいな不思議な感じのつるし雲。朝日でオレンジに染まって作られたみたいに芸術的だった。


車中泊した所からの木々もすごい紅葉。もしかしたら完全に散ってるかもって思ってたから、だいぶ残ってる姿見れてよかった。


夏に毎日散歩して眺めてた木々がすっかり秋の装い。

あの時みたいにゆっくり眺めながら散歩したいんだけど風も強いし時間もないから数枚撮っただけだった。
でもほんときれいで、くじゅう連山を諦めてここにもう数日居るべきかちょっと悩んだ。

7時過ぎくらいから運転開始。
日曜日までに大分県に入りたいから今日と明日は長時間運転になる。

ビーナスラインを走ってるとススキがきれいで、急ぎではあるけどなぜか涙が出るくらい感動したから八島湿原近くのススキの原でちょっと撮影。

めちゃくちゃ感動したのは車山高原に向かう途中のススキの丘だったんだけど、過ぎてしまったからしょうがない。すっきり青空だったら戻って撮ってたんだけど。


風にそよぐススキの波。感動したのはこの感じではなかったけど、でもきれい。


全然撮らなくなったけどススキもいいな…。
えびの高原のススキの丘また撮りたくなってきた。

あの頃のススキの草原に大感動してた気持ちを思い出した。

ここからは運転に集中して下道で岐阜県の武芸川温泉まで走って、15時くらいに温泉入ってから高速乗って途中何度かSAで休憩とりつつ21時くらいまで運転した。
兵庫県の社っていうPAで車中泊。


10月21日
運転で結構疲れてたけどトラックのアイドリングの音とか雑音であんまり寝れなかった。

6時くらいに起きて運転開始。
高速のガソリンは高いからガソリン尽きるあたりで高速下りてセルフのスタンドで給油してそこからは下道で九州行こうと思ってたんだけど、思いのほか中国地方が長くてやっぱり九州まで高速で行くことにした。

14時くらいに広島のSAで給油しようとしたら店員の人から、ちょっとハンドルを思い切り左に切ってからタイヤを見てもらっていいですかって言われて、車から下りて見てみたら前輪2本とも白い筋が出てて触ってみたらワイヤーが露出してた。

朝運転前に一応タイヤのチェックはしてたんだけど溝のすり減り具合しか見てなくて白いのはただの汚れだと思って触りもしなかった…。ざるチェックだった。
ここまでバーストせずに来れたのが不思議なくらいですって言ってた。

丁寧に見てくれる店員さんでほんと助かった。
急遽タイヤ交換して、お礼ついでに少し早いけどオイル交換もしてもらって35000円くらいかかった。

いつもセルフスタンドでしか給油しないから、あそこで給油してなければほんと危なかった。
山口県の美東SAで夕食に野菜大盛りちゃんぽんを食べた。久々に値段以上のおいしさでプロの味だった。

20時過ぎまで高速で走って大分県の日田市でようやく下道へ。
高速は一気に進めるけどほんと気が疲れて合わない。今回はしょうがないけど旅はやっぱ下道でゆっくりのんびりいきたい。

道の駅耶馬トピアで車中泊。


10月22日
今日は特に運転もなく休息日だから爆睡したかったけど結局6時半に起きた。
九州とはいえもうだいぶ朝も寒くて道路の温度表示6℃だった。

11時に湯の森くすで入浴して夕方までスマホゲームしたりして時間つぶしてた。
明日の天気も安定して晴れっぽいのはいいんだけど乾燥注意報がでるくらいカラカラで明日も雲海は期待できなそう。

今年の秋はほんと最後まで雲海が出にくかったな…。
夕方長者原の駐車場行ったらいまだにすごい車が多かったから少し離れた所で車中泊。

月曜だけどやっぱ明日も人多いのかな…。

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