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桜開花状況の偵察と高屋山上陵のツツジ(2023年3月15日記)

昨日3月14日に東京で桜開花が発表されて今年は2020年、2021年と同じ過去最早タイってことだった。
温暖化の影響もあるとは思うけど20年21年とも自分の旅した年が過去最早で、今年も過去最早ってなんか運命を感じる…。

特に21年は春旅をしてるからあの年と同じ開花速度となるとめちゃくちゃ計画立てやすい。全く同じにはならないだろうけど誤差3日以内で収まる気がする。
21年の春旅では信州南部の桜は間に合わなくて散り気味だったから、今回4月1日には長野に到着できるように3月24日に出発することにした。

道中の一本桜名所もなるべく寄って特に中国地方の桜風景をちゃんと撮りたい。
今のところ気になってるのは島根県浜田市の井川の一本桜と三隅大平桜。
あと鳥取県南部町の田住の一本桜と京都の松尾の一本桜。

山口県にも何かないか結構検索してみたけど行ってみたいようなのが見つからなかった。
自分で見つけられたら一番いいんだけど探検する時間はないから道中に何かあることを祈るしかない。

出発の日にちは決めたけどまだ結構時間あって、そわそわして落ち着かないから鹿児島の桜の開花状況の偵察に家から100㎞の長島町まで行ってきた。


長島町は別に桜で有名な町ではないけど海の近くであったかいイメージだったから、案外もう咲いてるってことはないかなって思ったんだけど全然だった…。

霧島市の方が山桜も散り始めてるくらいだからむしろちょっと遅れるくらいなのかも。海風の影響なのか長島町は山桜も少ない。


蕾を見る限りまだまだなのかなって思ったけどよく見たら咲いてる花が3輪見つかった。
開花発表の基準的なのでは5~6輪咲いてたら開花ってひるおびで言ってたから、もうちょっと咲いてないか探してみる…。


2輪見つけた!これで5輪咲いてるの見つけたからこの木は開花だ。
更に探したら他に4輪見つかったから全部で9輪。

また来るってことはないけど来週あたりにこの木は満開になってると思うとちょっとうれしくなった。


長島町は段々畑が多いから絵になるんだけど、どこから撮れば一番いいのか分からない。


途中で展望の良い休憩所があったから道の駅で買った赤餅っていうのを食べながら結構長いこと海を眺めてた。
ほんといい海。段々畑も穏やかな感じですごくいい。
観光地ってよりは故郷の海って感じで風景が優しい。

帰りの道中も桜の状態確認しながら帰ったけど一番咲いてるので1分咲きくらいで、南国なのに鹿児島はやっぱり遅めっぽい。平年よりは早いそうだけど。

鹿児島空港近くでちょっと休憩がてら体を動かそうと思って高屋山上陵って所に寄ってみた。


国道504号通るときに長い階段が気になってはいたけど立ち寄ったことはなかった。
神社か何かが上にあるんだろうとは思うけどそれより階段を登ってみたかった。

こんな長いの見ると登りたくなる。


ゆっくりだけど走って階段上り切った。思ったよりも疲れて結構いい運動になる。
角度が結構あるから下りは気を付けないと。


階段の先は道路になってて逆側から車で来れたのかと思ったけど、すぐまた階段が見えたから道路っぽい遊歩道だった。


奥まで行ってみたら鳥居があって特に神社っぽいのはなかった。


看板の右側の文字が何て読むのかわかんなくてちょっとモヤっとしたけど、この反対側に通路があってその先の看板に読み方が書いてあった。


アマツヒコヒコホホデミノミコトって読むらしい。何回も繰り返し読んで何とか噛まずに言えた。

車に戻るまで覚えてられるかなって思ったけど意外とリズムがいいというか癖になる名前でしばらく忘れなさそう。左側の長い説明は読む気になれなかったからヒコヒコが何のことかはわからない。


看板の近くにご神木みたいな立派な木と、ツツジにしてはやけに大きい立派なツツジが咲いてた。
こんな日当たりの悪いところでこんなにしっかり咲き誇ってるのを見ると神域だからなのかなって気がした。


神木を彩ってるようですごいきれいだった。
何となく運気が上がる気がするいい雰囲気の場所だった。

15時頃帰宅。霧島市周辺の山桜はもうだいぶ散り気味で季節の進みを実感できた。

来週末にはもう出発だけど、その前に最近知った大隅のテコテン桜っていう一本桜を撮っておきたい。まだ蕾らしいけど旅立ちまでに間に合うかな…。

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