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樽前山のイワブクロ

7月最初の山は美瑛岳に登りたかったけど、雨風強くて昨日はどこも行けなくて家でエルデンリングのDLCをやってた。

今日は晴れ予報だったけど美瑛岳あたりは今日も昼過ぎまで曇りみたいで、散々迷ったけどまだ花も咲き揃って無いはずと信じて諦めた。
今回の休み逃すと次登れるの2週間後くらいになるから結構気持ち落ち込んだ。

北海道西部の方は早めに天気回復して晴れてるから代わりにまた樽前山に登ってきた。
距離が長すぎてもう今年は登ることないって思ってたけど、最近の登山記録見たら5合目から普通に登ってる人がけっこういた。
5合目から登れるなら工事の作業が始まる時間の前に行って帰ってこれるから自分も5合目から登ってみることにした。

2時に5合目のゲート前駐車場に到着。
5合目のゲートも車両通行止めって大きく書かれてて、人は普通に通ってよさげに見えた。
7合目まではダートのなだらかな上りの道路だった。7合目には広い駐車場があってヒュッテもあった。
どこを工事してるのか分かんないくらい何もしてる気配がなかった。

ダートを歩いてる間も風は結構あったけど7合目から風が急に強くなって樽前山はやっぱり今日も爆風の山だった。


5合目からなら一瞬で着くかと思ってたけど意外と1時間15分くらいかかって辿り着いたの3時15分だった。
7月入ったばかりとはいえ夏とは思えない寒さ。
念のため持ってきてたホッカイロで暖をとりながら待った。


苫小牧の奥に広がる海がすごい近くに見える。
水平線がいつもはっきりしないのはしょうがないのかな。水平線がくっきりしてる光景も見てみたい。


前回4時11分に日の出だったけど今回は4時7分だった。
イワブクロの開花は思ったほど進んでなくて状況としては前回とほぼ同じだった。


樽前山本峰の奥から雲の帯が迫ってきてる感じで綺麗だったけどここは爆風で歩くのも大変。


花の咲いてる斜面は風もしのげて平和だったから助かった。


朝日を浴びてきれいに染まるイワブクロ達。
撮ってる間はちゃんと撮れてる気がしてなかったけど家に帰ってからPCで画像確認するとめちゃくちゃきれいに再現されてた。
ソニーのカメラほんと凄すぎ…。
こんなに明暗差のある光景を肉眼で見た通りに撮れてる。


この光景もめちゃくちゃきれいで大感動しながら撮りつつも、出来上がりには半信半疑だったけど家で画像確認して驚いた。
その場で液晶でも確認してたけど周りが明る過ぎてあんまりはっきり見えてなかった。

別の群生で同じように蕾の産毛が目立つ光景を撮ってそっちはかなり完成度高く撮れたからコンテストに出す用のが撮れた。
産毛が白いオーラをまとってるみたいに花を縁取ってほんとに見飽きない写真になってた。
こんなに綺麗に再現できるならもっとがっつり撮っておけばよかった。
明暗差あり過ぎて絶対無理と思いながら撮ってた。


前回で分かってはいたけどイワブクロはやっぱり完全に咲くより蕾状態を朝日の逆光で撮った時の方が一番きれい。
サイド光で産毛が強調されないかいろんな角度から見たけど無理っぽい。


めちゃくちゃいいのが撮れてたんだけど現場ではちゃんと撮れてる気がしてなかったから、樽前山はちょっと難しいなって思いながら早々と帰り始めた。
実際他の花がほとんどないし咲く花ほとんどが地味な色と形でどう撮りようもない気がした。


5時20分で下山開始。ここも風が結構強かった。
あんまり気にしなくてもいいかもだけど工事作業が始まる前には帰り着きたい。
夜中に登ってきたから分からなかったけど爽やかな登山道で風さえ弱ければのんびり歩いて眺めてたいところだった。
6時半前には戻り着いて結局全然余裕なことがわかった。

花が地味過ぎるからもう今年は登ることはないと思いながら下山してたけど、帰ってから写真眺めてるとまだ撮れそうな気もした。

明日から4日勤務して1日だけ休みでまた4日勤務。
その次の休みで有給とって7連休にしたから美瑛岳にすべてを注ぐけど、来週の1日だけ休みの日にもしかしたらまた樽前山に登ってみるかもしれない。
ゆっくり歩いても往復2時間半くらいだし登山口までも家から28㎞くらいで近いし、1日しか休みなくても登れる山なのはありがたい。


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