澱と葉の料理席
私は、北国の自然に囲まれた静かな故郷から学んだ、深く陰鬱な美しさを料理に込めています。
料理は、生命と自然との対話です。
一つ一つの食材には、土の匂い、海の声、空気の味が宿っています。私は土地の食材を使い、季節の変化、自然の豊かさ、生命のサイクルを表現する物語を創り出します。
私は自身の哲学として、「shikaridomo」という造語を使用しています。
私たちと自然との切っても切れない絆を象徴しています。すべてはつながっており、個ではあれど、孤立した存在ではない。私の料理を通して、この深いつながりを感じていただきたい。
私のキッチンでは、食材それぞれの本質を大切にします。地元の食材を用いることで、環境との調和を図り、持続可能な料理を目指しています。
ここでの体験は感情を呼び起こし、記憶に残り、魂を揺さぶる事を目指しています。皿の上の一口一口には、北国の森の囁き、川の歌、雪原の静けさが息づくよう心がけています。
私は自然との対話を通じて、食という普遍的な言語で私の世界を表現したいと思っています。そして、私たち全員が生命の美しいタペストリーの一部であることを感じてもらいたいのです。
料理席
サポート頂けますと泣いて喜びます。