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ファーストアルバム満6ヶ月

11月19日。5ヶ月検診の日。前回の検診の時に頭囲の大きさを指摘され、それ以来週に1回は自分たちで頭囲を計測していたのだが、結局は成長曲線から明らかに外れていくようなことはなく、上限ギリギリのところを微妙に上回ったり下回ったりといった感じで経過していた。ただやはり大きいのは大きいので、どうも首が不安定なままでいる。ファーストアルバムはうつ伏せになってから頭を上げてハイハイの体制になることはできるが、仰向けにして両手を引っ張ったときに頭がついてこず、首が後方へだらんと垂れてしまうのである。5ヶ月検診で首がすわっているかどうかを判断してもらうのだが、これではどう考えても認定がもらえない。首がすわらないと離乳食も始められないし、後日に脳神経外科へと回されることになる。ハラハラしながら検診に向かった。

結果、首がすわっていると認定された。あれー?

先月に頭の大きさのことで区役所に相談の電話をしていた(こちら)のが担当医にあらかじめ伝わっていたらしく、その辺を踏まえて診てもらったのだが、微妙に頭が大きいだけで他にこれといった所見はないし、まあハイハイの体制は十分にできるし、ギリギリ OK でしょう、とのこと。親としては不安な気持ちも若干残らなくはないが、まあ育児が次の段階に進めるということで、とりあえずは良しとするか…と胸をなでおろす。なんとなくファーストアルバムの今後に思いを馳せる。こんな小さい頃からギリギリじゃないとダメなんだな…。イカすな…。


11月20日。とにもかくにも首すわり認定をもらえたので、いよいよ離乳食開始となる。最初は10倍粥。お粥を炊いたあとブレンダーですりつぶす。塩も何も入れてないので無味である。試しに味見してみる。普通にまずい。こんなんで大丈夫なのか…?と思いつつ、いざファーストアルバム実食。

おお、思いのほかパクパク食べている。最初は嫌がってペッと吐き出してしまう子も多いそうだが、実に順調に食が進んでいる。そう言えば、我々がご飯を食べるときはテーブルの真横にゆりかごを置いてファーストアルバムを寝かせているのだが、その間ファーストアルバムは我々のご飯をずっと凝視していることが多い。食に対して好奇心旺盛なのだろうか。小さじ2杯分ほどをあっという間に完食。えらいぞ。

ただ、やはり母乳とミルク以外のものを初めて体内に入れたので、胃腸の動きが普段と少し違ってくる。うんちの回数が明らかに多くなった。それまでは1日1回出るか出ないかだったのが、離乳食を始めてからは1日3回くらいに急増している。おまたのかぶれに注意しなければならない。


翌週。10倍粥の量を徐々に増やしてきたが、特に問題なく毎回ペロリと食べきってくれる。なので離乳食第2弾。にんじんである。これもまたすりつぶしてペースト状にする。10倍粥と違ってもちろんにんじんの甘味があるわけだが、果たして反応はどうだろうか…おやー、これもまたパクパク食べてくれる。なのでそれ以降もトマトに豆腐と、トントン拍子にレパートリーを増やしている。豆腐は大豆アレルギーが心配なので極少量から開始しなければならない。今のところどれもペロリと食べる。自分は生トマトが大の苦手なのに、やるな。次は何を食べさせようかと考えるのが楽しい。


あと近況。体を動かすのが楽しいみたいで、放っておくといくらでも寝返りを打ったり体をねじらせたりして動きまくる。まだハイハイで前進するのはできないが、ちょっと目を離した隙にどこまでもゴロゴロと寝返りしまくって、忽然と姿を消してしまったと思ったら、テーブルやソファーの下に潜り込んでいたりする。寝る時も同様である。今はベッドをふたつ並べて、親子三人で川の字になって寝ているのだが、真ん中のファーストアルバムだけ起きているのか寝ぼけているのか、夜中にグネグネと動いて90度旋回し、頭をこちらに向けてにじり寄ってくるのである。徐々にベッド上のスペースを侵食され、気が付いたら自分がベッドの端に追いやられていたりする。赤子の寝相の悪さは想像を絶するものだった。

それと、なんでもかんでも掴んでは口の中に入れようとする。ガーゼ、タオル、おもちゃ、絵本…とにかく目に付くものは片っ端から握っていきたいらしい。体の動かし方をちょっとずつ理解して、色々なことを試そうとしている。元気なのは良いことだが、たまに使用済みオムツのゴミ箱に手を伸ばそうとしていたりするので、変なことしていないか気を付けるのがなかなか大変である。

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