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ファーストアルバム満3歳5ヶ月

10月9日。尼崎ボートレースにて阪神電車とのコラボイベントがあるというので、家族3人で馳せ参じる。車掌になれる写真スポットがあったり、プラレールやNゲージがあったり、子供が乗れるミニ鉄道があったり、工作でかぶりものを作ったり。相変わらず電車道まっしぐらのファーストアルバムはあっちこっちを走り回って堪能していた。あと、たまたまその日はイベントスペースによしお兄さんが来ていて、ちょうど良いから一緒に体操をしようと思ったのだが、ファーストアルバムはそちらには見向きもせず、むしろだっこをせがんで顔をうずめてしまい、すっかり踊るのを拒絶している様子だった。先日の保育園の運動会では踊りについていけずにほとんど棒立ち状態だったファーストアルバム。どうも体操に苦手意識がついてしまっているのだろうか。

10月27日。この日は市の保健センターにて理学・作業療法的なことをしてもらった。先生数人が遊具を駆使して、バランスを取る動きやものを投げる動きなど、様々な動作を確認していく。この時は何とか先生の指示を把握し、一通りの動作を最後まで終えることができた。初めての場で少し緊張しているのも作用してか、それなりに集中力を発揮していた。えらい。ファーストアルバムは体幹が弱いせいか、他の子よりもやたらとクネクネして転びがちな印象があるのだが、その辺もまあなんとか。これでどういった診断が出るのか、感触としてはボーダーラインギリギリでセーフみたいな気がするのだが、どうだろうか…。

11月2日。今度は市の加配面談と三歳児検診。現在通っている民間の幼児教室で、せっかくなら加配をつけてもらった方が後々のためになると先生に教えられ、試しに審査を受けに行く。この日は5人の幼児が集まっていた。初めに保育士の先生が好きなようにおもちゃを使って遊ばせて、その後に全員に紙芝居を読み聞かせ、その一部始終の様子を先生がチェックするという流れ。すると、ある子は気持ちを切り替えられずにおもちゃの方にかかりっきりになっていたり、ある子は親のそばから離れるのが嫌でグズグズになっていたり、それなりに言葉を喋るのは喋るのだが、なかなか指示が入りにくい子供もおり、なるほどなあ…とある意味で興味深かった。それでファーストアルバムはと言うと、自分の遊びたいおもちゃをひとりで囲いがちなところはあったが、正しい使い方で遊び、紙芝居は前の方でおとなしく見て、帰る時には自分で靴を持ってきて履く…と、5人の中ではだいぶ出来ている方だった。特に、靴をちゃんと自分で履けていたのは5人中ファーストアルバムのみで、先生達からすごいねー!と拍手が起こっていた。いや、家では割とグズグズして自分で履きたがらないのだが、なぜこの時だけ頑張るのか…あんまり出来てしまうと加配がつきにくくなるのだが…と、嬉しいやら心配やらの複雑な心境に。三歳児検診の方は特に問題はなかった。中年の女医さんだったのだが、言葉がまだあんまり出てこなくって…という話をしたら、男の子は遅い子もいるし、そういうもんよ~と軽く流された。まあそうかもしらんけど…。

ちなみに、検診の前日に尿を採取しなければならなかったのだが、いまだにおむつが取れていないためおしっこのタイミングが掴みづらい…どうしようと思っていたら、風呂の最中にファーストアルバムが急におちんちんを握り出し、おっシーするか!?と慌ててトイレに連れていく。だがファーストアルバムはトイレでおしっこをするのにまだ本能的な抵抗感があるようで、無駄に我慢してしまっておしっこがなかなか出ない。次第に便座の上で暴れるので致し方なく降ろすと、我慢できずに廊下で思いっきりおもらししてしまった。号泣するファーストアルバム。ちゃんとおしっこできなくて悪かったという気持ちはあるようだ。こちらも少しずつ訓練しないといけない。

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