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ファーストアルバム満1歳11ヶ月

前回の続き。保育園2日目にして盛大にグズるファーストアルバム。最初はお外に行ける!というのでテンション上がっていたのが、保育園が近づくにつれて表情が曇り出し、入口についた頃にはもう泣き叫んでの抵抗である。同じ時間に登園している他所の子は平然とした様子できちんと親や保育士さんに挨拶したりしてるので、こちらの不安な気持ちも余計に増してくる。まあ保育士さんは慣れたもので、そうやって泣いているファーストアルバムの手を取りながら「は~いバイバイしようね~」といった軽い調子でひょいひょいと部屋までファーストアルバムを連れて行くのであった。さすがだ。

そして覚悟はしていたが、しっかり風邪をもらってきた。1歳児クラスだとまともにマスクを着けていられない子供ばかりなので、即座に鼻水と咳が出るようになった。幸い発熱はなかったので登園はできるのだが、しばらくは耳鼻科にも頻繁に連れて行かないといけない日々が続く。そして鼻を見られるのが嫌で、病院でもグズって全力抵抗するファーストアルバム。何度も拭いているからどうしても鼻がカピカピになってしまう。時には鼻水を不器用に拭おうとして顔全体になすりつけてしまったりもする。

さらに、鼻詰まりのせいで夜も寝苦しいようだ。元々保育園の方から、規則正しい生活を身につけるために夜は8時くらいには寝かしつけてほしいという指令を受けていた。それに加えて鼻風邪のせいで寝苦しいとなれば、起床がやたらと早くなり、下手すれば5時に目覚めて我々を起こしにかかる。仕方ないとは言え、これはさすがに親も睡眠不足気味になってストレスがかかってくる。週末の休みを挟んだら治ってきたかな…?と思っても、また月曜から保育園に行き出すと風邪がぶり返したり、なんやかんやで3週間ほどはずっと鼻水と咳が治まらず、この期間はなかなか大変だった。

しかし、保育士さんが様々な工夫を凝らした遊びを毎日提案してくれるからか、初めはみんなが遊んでいるのを遠巻きに眺めているだけだったファーストアルバムが、徐々に輪の中に入って一緒にマット遊びや積み木遊びをするようになってきたという。今日一日どういう風に過ごしていたかを保育士さんがレポートに書いて渡してくれるのだが、色んな遊具の使い方を覚えだして、ファーストアルバムが保育園の環境に慣れてきている様子がはっきりと分かるので、親としてはとても嬉しいし、最近はそのレポートを読むのが一番の楽しみになっている。今では保育園の入口についてもご機嫌な様子だ。まあまだ肝心の発語やバイバイの仕草などはできないのだが…。

あとレポートの中には今日の給食をどれだけ食べたかを書く欄もあるのだけど、だいたい毎日全種類のおかずをおかわりしている。食い意地が張りすぎである。ファーストアルバムは食べ物の好き嫌いはあまりなく、それはもちろん良いことなのだが、「今日もすごいたくさん食べてましたよ~」と保育士さんに言われるたびに、なんだか少し申し訳ない気分になるのであった。

その他。トップの画像は4月10日に近所の芦屋川に花見に行った時のもの。初夏のように晴れた日。桜は微妙に緑になりかけていて、この日がラストチャンスかなといったタイミング。試しにファーストアルバムを川に誘ってみると、最初はおそるおそるだったが、やがて服がびしょ濡れになるのを物ともしない勢いで川の中を練り歩き、ひたすら水遊びに興じていた。元気があってよろしい。ただ芦屋川は割と深いところもあったりするので、1歳児などは特に気を付けなければならない。

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