深夜あるある

六月の中頃、ガッツリ深夜に作業をする男がいた。
彼は別に翌日の朝方にでも初めてやれば終わるであろうことを、
こんな夜更けに終わらして翌日という名の今日のコンディションを崩そうというのだ。
愚か極まれり、だが世の中の大半がそうであった。深夜にゲーム配信をするネットアイドルや、残業で会社に残る者、はたまたやるこののない癖して深夜にブログを更新する者。
みんな違ってみんないいというが、いかんせんこの時期総じてエアコンやら扇風機やらなどの涼しめな空気を循環させるシステムが必要である。
そんなことを思いながら、彼は窓を全開にしてやった。虫の侵入差へも怖くないという意思の硬さに感服いたすばかりと言えよう。
「明日あたりに虫よけのひっかけるやつか、虫よけ線香でも買うとしよう。」そう言って、彼はブタメンをすする。

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