今年の目標:ぴかぴか
こんにちは、Mizukiです。28歳独身女で、編集者です。最近の悩みは、住みたい町に対する考えが定まらないことです。
突然ですが、わたしはFY24の目標を、「ぴかぴか」にすることにしました。
ぴかぴかとは
ぴかぴかと聞くと真っ先に黄色い電気タイプの生き物を思い浮かべる方がいれば、太陽光の当たる水面を思い浮かべる方もいると思います。エンタメのパフォーマンスや、ランドセルを背負ったお子さんをイメージする方もいるかもしれません。
ぴかぴかとは、光が反射する様子を表す、かわいい擬音です。ぴかぴかしたものは総じて「まぶしい」。まぶしいという概念=ぴかぴかだと思っています。
私は心が夜行性なので、まぶしかったり、ぴかぴかするものは苦手です。
直視できなかったり、そのまま飲み込んだりすることができないものと思っています。とにかく、ぴかぴかしたものは、私を疲れさせる。
ぴかぴかの存在概念
では、ぴかぴかの存在イメージとは、具体的にどのような条件の元成り立っているのか。少しだけ箇条書きにしてみます。
和音ならば、メジャーセブンス
行進曲
夕陽の当たる水面
小学校の真っ白な校舎
制服のブラウス
シビランスの立ち過ぎているボーカル
高音ボーカル
クリアな音色のシンセリード
スラップベース
エンタメ
非現実
アイドルの着ている華美な衣装
拭かれたばかりの銀の手すり
挑戦的に戦う勇敢な物語の人物像……etc.
ぴかぴか=一般的需要=私個人の好みや欲求じゃない。
ぴかぴかを目標にする理由
太陽の下でぴかぴか頑張るというのは、本来ならば私の性には合ってないけれど、大人になるにつれて逃げられないんだと思い、努力もしてきました。
そうやって社会に順応していくうちに興味が湧いて、日中働いてみたり。昨年はサーフィンをしてみたり、ノリでフルマラソンにも出てみました。(結果ハマりました)
サーフィンやフルマラソンには、元気で輝かしい、楽しくスポーティーなイメージを抱く方が多いと思います。でも実際は、楽じゃない。
今まで考えたこともなかった波との会話(それはそれはとても地道なもの)、絶対成功条件がないライド、身体の悲鳴を無視した先の無(無我の境地に多分似ている)。
無とは、私の好きな暗夜に近いようで、全く別物の何かなのではないかと思いました。多分、「消える」みたいな。
輝かしかったり、ぴかぴかしたものの先には、おそらく何も待つものはなく。ただそこには「無」があるだけなのではないかと思います。
わたしがぴかぴかを目標にすることにしたのは、ぴかぴかになりたいわけではありません。「ぴかぴかの先の無」を誰よりもたくさん集めて自分のポケットの中に仕舞い込むためです。
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