【備忘録】自信(森博嗣)

自信

絶対に失敗しないと言いきれることが、自信ではない。
やれることは全部やったと言いきれることが、自信である。
それは、他者に主張するようなものではない。自分自身に対して、「自分はこれで精一杯だ」と宣言すること。これが素直に言いきれることが非常に大切だと思う。

(悲観する力、森博嗣)

仕事でのある場面を思い出した。
上司に自分が行ったことを報告した時に「そこはもっとこうできるだろ。修正しろ。」と言われた時に、ムカつく時とムカつかない時がある。

もしやれるだけのことはやったけど、でも知らず知らずのうちに妥協した部分があって、その部分を指摘された時はムカつく。
でも、意識して、故意に妥協した時はムカつかない。「やっぱ妥協しちゃいけないかー……もっと詰めよう」ってなる。

何事も自身の心持ちだと思った。
ムカつかず、仕事を(淡々と、じゃないけど)こなしていくことを理想とした場合に、前者の時にムカつかなければ問題は無い。
森さんの「自分はこれで精一杯だ」という状態じゃないけどムカつかない方法も考えた方がいいんだろうな、と思った。

これは引用した内容から反れる、一種の「処世術」みたいなものではあるが「良くも悪くも、変化を求められてる事に感謝した方がいい」と思った。
「感謝」の気持ちさえあれば、どんなに意地悪されてもマイナスの感情を最小限に抑えれるし、その後の自身の行動も負のスパイラルには陥らない。

結論がボヤけたが、それを言いたかった。

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