自分に自信がない人がいますぐやるべきこと
先日、友人の佐藤基(@MOTTOI)さんとそれぞれのセルフブランディングについて、お互いにファシリテーションしながら方向性を見出したり、アクションアイテムを整理するというセッションをやりました。
このセッションがあまりに有益すぎたので、ぜひ今後も続けたい & 色んな人にも体験してほしいなと思い記事化することにしました。
あと今回からnoteに移行します。
結局ビジネスユースはnote説がありますね。
セルフブランディングセッションのやり方
■対象者
セルフブランディングに課題を感じている人なら誰にとっても有益だと思いますが、特に30代以上で会社の中だけでなく外に向けての発信力を強めていきたい人にはもれなくおすすめです。
フリーランスで今後活躍したい人などにも有用。
■準備
二人一組で交互にファシリテーターとセルフブランダーの役割を1時間ずつ行うのがセッションの大まかな流れになります。
ですので、まずパートナーを見つけましょう。
パートナーに適している人物像は
・自分が自己開示できるくらい信頼感を抱いている
・一緒に仕事したことがある
あたりかな、と思います。
お互いに良さや強みを整理するパートがあるので、自己開示できるくらい信頼感があってもビジネス上や人間関係上の強みを全く知らない人(たとえば小学校からの友人など)はあまり適切な人選ではないかもしれません。
パートナーが決まったら続いて会議室を確保しましょう。
スペースマーケットとかで探すのが良いと思いますが、必須なのは「ホワイトボードが設置されていること」です。
ホワイトボードの有無でおそらくこのセッションの質が200倍位変わると思いますので、絶対にホワイトボードがある会議室を予約しましょう。
ちなみに、それぞれ1時間ずつで2時間のセッションですが、途中に休憩を挟んだり最初にアイスブレイクする時間を考えると2.5時間以上で予約しておくのがおすすめです。
■当日の流れ ①ゴール設定
前述したとおりですが、当日はファシリテーターとセルフブランダーの役割を交代しながら1時間ずつ、合計2時間のセッションを行います。
セッションのゴールは「自分のなりたい姿や目標から逆算したセルフブランディングの方向性が固まり、アクションアイテムまで落とし込めていること」です。
ただし、1回のセッションでここまで行くのは結構スムーズにやらないと無理だとおもうので1回目は「方向性をぼんやり決めて、その方向性に即したアクションアイテムを1-2個宿題として出す」くらいにゴール設定を置くのがいいのでは?と思います。(ちなみにこのセッション、3ヶ月に1回位ごとに近況報告かねて行うのが良いと思うので、連続性を前提とした設計が良いと思っています。)
■当日の流れ ②最初の質問
セッションの目的が「自分のなりたい姿や目標から逆算したセルフブランディングの方向性を固める」ということなので、セッションの冒頭でファシリテーターはセルフブランダーに対して以下のような質問を投げかけます。
「あなたの人生において向こう3年位で実現したい、もしくは目指したい状態はどんなものですか?」
時間軸として3〜5年くらいがある程度の解像度をもって想像できる未来かなと思っているので、3年というフレーズをいれています。あと、やりたいこと(単発)ではなくて、状態(継続)をイメージしてほしいので上記の質問にします。
そして、その回答に対して、以下のような質問を通して深掘りしていきます。
「どうしてそう思うのですか?」
「それが実現するとどんないいことがあるんですか?」
「◯◯(反対の状態)ではなぜいけないんですか?」
結局セルフブランディング自体は手段なので、この目的を明確化しておくことが大事なのです。
ちなみににしむらの目指したい状態は
「自分が楽しい面白いと思える仕事をやってちゃんと食べれている状態」
と設定しました。
上記を実現するには、「面白い仕事の相談が勝手にどんどん来る状態(そうすると好きなものをちゃんと選べるから)」を目指すべきだね、という前提を基に自分のセルフブランディングをどうすべきか?というテーマに切り込んでいきます。
■当日の流れ ③強みの洗い出し
目標設定ができたら続いて、その目標にアプローチするための現状の自分の手持ちの武器(強み)を洗い出します。
これは、自分でこう思っている、というものだけでなくファシリテーター側からも「僕はあなたのココが強みだと思う」というところを言語化してあげるのがおすすめです。
ちなみに基さんが整理してくれた僕の強みは以下。
※自分で考えている強みと人から言われる強みが結構違うのが興味深いです。あと人から真顔で自分の強みを話されると照れます。
強みはスキル的な観点だけでなく、人格的な部分も考慮しても良いと思います。
■当日の流れ ④課題の洗い出し
ゴールと強みが洗い出せたら、ファシリテーターは「なぜいま理想の状態になれてないんでしょうね?」という課題にスポットを当てた質問を展開していきます。
ここは結構色んな理由が出ると思いますし、またセルフブランダーは自分の弱さと向き合わなければいけない部分なのでちょっとしんどいですが、そこはファシリテーター側がうまく対話形式で引き出してあげるのが良いと思います。
質問のコツとしては、「なんでできてないですか?」だと責められてる感じになって答えにくいので、「ブレーキを掛けているのはどういう心の動きなんですかね?」とか事象や心象にフォーカスするのが良いと思います。
ちなみにできていない課題がそもそもゴールが明確じゃなかったとかもあり得るのでその場合はその答えで全然OKだと思います。そもそもこのセッションの最高の価値の一つは自分の脳内が整理されて言語化されることなのです。
ちなみに僕の課題は「実績がなくて自分に自身が無い(故に発信できていない)」でした。
■当日の流れ ⑤まとめ&アクションアイテム設定
ここまでくれば後はいままで出た情報を元に目指すべき方向性やそこにむけて自分のどこの部分を打ち出していくか、そして課題とどう向き合うかを整理していくだけです。これがアクションアイテムに繋がります。
ちなみに僕の場合は、下記のように整理されました。
「自分が楽しい面白いと思える仕事をやってちゃんと食べれている状態」を目指す上で、企画立ち上げ力(アイデア力、巻き込み力)という強みを周りに発信していくべき。
ただし、今自身で自身を持って発信できるものがないと思っている状態なので、①自分の主催イベントにちゃんと注力し自分の看板化する、②過去の自分の企画系の仕事をnoteにまとめて実績を可視化する に取り組む。
以上で第1回目のセッションは終了です。
あとは3ヶ月後くらいにアクションがちゃんとできているかをまたチェックし合うと更に良くなると思います!
いかがでしたでしょうか?
軽い気持ちで書き始めたらまさかの約3,000字になってしまい書いてる本人もドン引きなのですが、まぁ備忘録というかこういうビジネスっぽいことを定期的に言語化してアウトプットするのは大事かなと思うので、やってよかったと思ってます。
次回はもう少し軽いテーマでnoteを書きたいと思います。
かしこ
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