ピュアな薬剤師は好きですか?
暑いですね!!
車の温度計は33℃です!
三陸界隈でこの気温は鬼アツです!
昨日、社員向けの研修も無事終了し、
「代表も明日は休まれたら?」
と嬉しい言葉をかけてもらったので、、
本日お休みを頂きました!!
以前は私が在宅や打ち合わせで外出から戻ると、
「この患者さんから薬出すのが遅い!って怒られてしまって、、」
とか
「え?この薬そんなに高いんですか?」
と二度と出る事のないであろう高額医薬品を箱単位で買ってしまったり、
とか
「ジェネリックだったらウチにあったんですねー。気づきませんでしたー。」
とかね。
過誤やクレームに、あとから気づいて謝罪や交換に行ってと。
怖くて休み取れへんやんっ!!
と思っていたのですが、
最近はすっかり成長してきてくれてまして、私がいなくても店はある程度回るようになってきました。
プレイヤーとして見たら、自分が居なくても大丈夫というのはちょっと寂しいですね。
でも経営者として考えたら、これほど嬉しい事はありません。日々働いてくれている社員さんにはホントに感謝!
コロナ後は1週間、南の島でバカンス✨🌴🌺✨店の事は頼んだよ、君たち!
という計画を目論んでます!
なんて。笑
そんな想いに一瞬浸った、2020年33℃の
ナトゥ!🍉
ところで、
ピュアな薬剤師は好きですか?
患者さんや、薬剤師としての使命に、真っ直ぐな薬剤師の事です。
新人時代、
私はピュアでした!
失笑。
なので調剤マシーンのような毎日に嫌気が差し、一週間何十万もかけて新人研修をしてくれた会社を二ヶ月で辞めました。
私はその頃から、ピッキングとかの調剤なんて薬剤師がやる必要ないよね、と思ってました。
大学時代、あれだけ奨学金を借金して生命倫理から薬物動態やらコミュニケーションやらを詰め込んで、いざ現場に入ったら
これ、ランチタイムの厨房と一緒やん!
学費と時間返してー。
と途方に暮れたものです。
私がせっかく大学で学んだ知識を活かそうと話しても、患者さんは大して見向きもせず、当時の職場の方々も私の考えには耳を貸しませんでした。
「仕事ができないくせに頭の固いイタイ社員」
と思われていた事でしょう。笑
だって、
一人の患者さんに30分くらいかけて
延々とクスリについての知識(ウンチクも含め)を語っていたのですから!!
当時の私はそれが薬剤師としての使命だと思っていたので、
え?逆にアンタら何も考えずにこなせばいいと思ってる?クスリはリスクで情報こそが薬剤師の、、
「ハイ、次の投薬お願いしまーす!!(怒)」
いやちょっと待って下さい。相互作用といっても、代謝酵素というのは遺伝子多型がありまして、一概に効き目を、、
「さっさと薬出せ!」
とまあ、こんな感じですね。。
あとは世間話の長い患者さんの話を
とめどなく
聞いてたり。そして、
「こんなに長い話を聞いてくれてありがとう。」
と言われると
俺にしかできない事を成し得た。
と有頂天になってました。
いやー。
今思い出しても恥ずかしく苦い。。
だって、、
失われた学費と時間を返して欲しくて!!笑
しかし、あれから3.11があり、管理薬剤師や指導薬剤師を経験し、色んな業種の方と出会っていくうちに、
3周くらいして、
やはりムダではなかった!!
そうなりました。
対人業務、かかりつけというワードが出てきて、以前より薬剤師の個性というのは注目されるのだと思います。
業界を引っ張っていくのは、優秀な調剤マシーンからピュアな薬剤師にシフトしていくのではないでしょうか。
患者さん目線を持ったピュアな人、ね!
トータルで患者さんの事を考えれば、自然と経営的な部分と重なってくるんですよ(クスリ代や待ち時間や立地条件など)。
まあ、
今の私は、
真っ黒ですけどね😎
おっと、日焼けの話です。今日も33℃なので。
熱中症にお気をつけてm(_ _)m
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