見出し画像

X100F.

こんばんは、しぐれそうです。

先月末に富士フィルムのX100シリーズの5代目、X100Vが発売されました。
かっこいいですよね。
デザインはもちろんですが、100シリーズで初チルト液晶搭載や、防塵防滴仕様になったりと、従来機から大きくアドバンテージをつけたように思います。
僕個人としては防塵防滴仕様になったのは結構大きいですね。雨の日の撮影時、結構気を遣うんですよ。(因みにボディのみ防塵防滴仕様でレンズは別売のアダプターリングとプロテクトフィルターが必要みたいです。)


さて、今回はX100Vの前機種であり、僕が所持するカメラの中で最も稼働率の高いX100Fについて記していこうと思います。

ネットの至るところで紹介されているX100Fを、しかも新型が出たこのタイミングで今更記事にする必要はないのではとも思いましたが、やはり記録として残しておくべきと思い直し、書くことにしました。

それでは本題↓


何でも撮れちゃう優等生カメラ.

画像12


実際、X100Fユーザーの皆さんはどのような撮影シーンでシャッターを切られているのか、ちょっと考えました。
やはり普段撮りや街中スナップで利用されてる方が多いのではないでしょうか。僕もよく街撮りスナップに出かける際持ち出しています。
あとは家族写真を撮られてる方も多い印象がありますね。

(何となく35mmくらいの画角は家族や親しい人を撮るのに適している気がします。被写体との距離感が相手との信頼関係を現わしている気がして好きなんですよね。)

さて僕自身、結構色んな撮影シーンでX100Fを持ち出して撮影しています。スナップシューターな側面が強い本機ですが、高級コンパクトを謳うだけあり基本スペックが高いことに加え、撮影環境によって有ると非常に役に立つ機能がこの小さなボディの中に凝縮されています。

では個人的にこれはすごいと思った性能や機能を紹介します↓


・最短撮影距離が10cmという接写力.

寄れるは正義です。ちょっと寄って撮りたいとき強い味方になります。出かけ先での料理撮影や、小物などの撮影時いいですね。

画像10

X100Fを購入して間もない頃に撮影した一枚。美味しかったですよ。


・レンズ内にNDフィルターが内蔵されている.

絞り値3段分のNDフィルターが内臓されているので、明るい日の下で解放付近で撮りたいなんて時に大いに役立ちます。
僕はよく三脚に固定してスローシャッターで撮影する際にこの機能を使っています。(NDフィルターもなかなかのお値段するので、これは本当に重宝してます。)

画像1

NDフィルターON+スローシャッターで滝を撮影した一枚。

・デジタルテレコン内臓

ズーム機能はなく画角が35mm(APSC換算)固定なのですが、実はデジタルテレコンという機能で50mm、70mmと画角を変えれる機能があります。
どうもトリミングとは違うようで、超解像処理という何だかよくわからないすごい機能です(笑)
もうちょっと距離を伸ばしたいなんてときあると便利です。
(その場合JPEGオンリーでRAWでは撮れないので注意が必要)

画像3

テレコン70mm。


・オールドレンズで撮ったような味のある解放描写

最近のレンズは基本的に解放からシャープでよく写るレンズが多いですが、X100Fに搭載されてるレンズは解放で撮ると、まるでオールドレンズで撮影したときのような柔らかい写りをします。もちろん絞ればシャープで流石の描写力です。先ほども書きましたが、最短撮影距離が10cmと寄れる強みを活かして開放で撮影すると、ちょっとしたマクロっぽい絵も撮れちゃいます。
逆光で花とかを撮りたい時いい味出してくれます。

画像2

そういえば、X100Vでは新設計のレンズが搭載されて開放描写もシャープになったようですね。実はまだ実機を触れていないので機会があれば試写してみたいものです。


他にも挙げればまだあるのですが、とりあえず個人的にこれはすごいなと思った機能や性能を紹介しました。

でもやはり一番の魅力はレンジファインダー機のようなデザインがかっこいいこと、そして軽量コンパクトな点ですね。大体写真を撮りに行く際はフィルムカメラとデジタルカメラの二台を持ち歩いているので、荷物をかさばらせたくない際は特に軽量コンパクトなのは強みです。小さな鞄にもすっと入るし、400g程の軽さもフットワークを軽くしてくれます。

逆にちょっとここが惜しいと思っているのは、せっかくレンジファインダー風でOVFでの撮影も可能ならピント合わせを二重像合致式にしてほしかったです。製造コストや需要なんかを考えるとあまり合理的でないのかもしれませんね。

しかし褒めるところは多々ありますが、基本ほとんど不満のないカメラで、新型が発売となった今でもまだまだ所有欲が湧くし、写し出された絵にも十分満足してるので、今後も僕のカメラライフを大いに豊かなものにしてくれる一台として活躍してくれそうです。

最後になりますが、X100Fの写真たちを添えて書き納めようと思います。

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました。

それでは。 しぐれそう


画像5

画像10

画像7

画像10

画像9

画像11

画像11


画像13


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?