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7/18 J1リーグ第5節 ○ヴィッセル神戸3-1清水エスパルス ノエスタ有観客 会場雰囲気&試合内容

久しぶりのサッカーホームゲームの有観客試合となりました。ノエスタです
前回のホーム広島戦はリモートマッチ(無観客)でした
今回は最大5,000名でしたが、シーズンシート保有者・ファンクラブ会員・スポンサーさんの4,000名ほどに札止めとしたようですね

いつも通り選手への後押しのサポートはもちろん、ここまで安心安全への取り組みを準備して下さったクラブスタッフ、そして次に来られる、待っているサポーターの皆さんがスタジアムに来られるように、こちらのサポートのしっかり行わなければならないとスタジアムに来場に思いました

さて、本題です


スタジアム雰囲気

19時キックオフで17時に開門でしたので、いつもなら結構早めに向かうものですが、再入場が不可でしたのでゆっくり17時過ぎに到着

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スタジアムグルメもなく、いつもと違う雰囲気のスタジアムです

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また試合終了後各ブロックに分けての規制退場を行うとアナウンスがありました。厚労省のコロナ接触確認アプリCOCOAをダウンロードすると今日のヴィッセルのステッカーを貰えます
入場ゲートは写真撮り忘れましたが、まずは荷物検査を行い、QRチケット→スタッフは非接触検温機で体温を測り前方に進み→次のスタッフがアルコール消毒(その間にもう1人のスタッフがカメラサーモグラフィーでもう1度検温)という流れでスタジアム入場となります

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静寂のスタジアム内はいつもと変わらない少しの懐かしさもある

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スタジアムに入る瞬間というものは人をワクワクさせますね(スマホからだと動画やTwitter引用ができないので後から追加を)

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ソーシャルディスタンスで座席もうまく分けられています
××○×××○××
○×××○×××○
××○×××○××○
と横3席は利用できないようになっていました。
以前野球の巨人戦(ほっと神戸)も同じような配列です

試合内容&選手ウォッチング

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今節は前回の6人入れ替えのターンオーバーからのイニエスタやサンペールなど元に戻したスタメン
大分戦ドローでしたが、小田や佐々木と素晴らしい才能のある選手が公式戦で見れたこと非常にポジティブなものでした

そして休養があった選手たちが戻ってきて結果が求められるような試合スタメン。素晴らしい躍動感でした

清水も今年はクラモフスキー監督
昨年マリノスコーチなのでポゼッションサッカーを取り組んでいます
こちらもポジショナルサッカー
ポゼッションvsポジショナルと互いに攻撃に時間の「間」が生まれる試合でかつミラーゲーム
互いに同じということは戦術理解度の試金石ゲームとも言えます

〈4分〉サンペール右へ移動して相手引き寄せ反転しパスコース中央確保 → そこからイニエスタ・古橋・酒井高徳でトライアングル形成 → 高徳クロスに慶治朗シャドー2人目の動きでシュート完結

〈14分〉サンペールが反転しパスコース作り出し西へパス → 西から慶治朗へのパス → 慶治朗がクロスの攻撃完結

前半はサンペールも大﨑と渡部のCB間に下りてきてアンカーの位置。攻撃開始ではゾーン1からゾーン2に入ると上手くパスコースを作り出していました
古橋・酒井高徳・イニエスタのトライアングルの距離感も完璧でした


後半のドウグラスは必殺仕事人
1.5列目から清水CBとアンカーボランチの間に常に配置していてゴールシーンの前にも同じような飛び出しをそろりそろりと実行しています
1回のチャンスで決めるのですから味方で良かったとつくづく思います


そして素晴らしいロンドでした
・46〜75分のパズルピースがハマるようなロンド
・80分からは終わりに向かう落ち着いたロンド
観ている私たちが監督のように指揮者のタクトの振っているような心地よい時間でした

応援が禁止なので非常に選手の声が聞こえるのですが、私はこれはこれで好きな雰囲気です
上手くサイドチェンジやロングパスが決まれば拍手が起こり聞こえる環境というものも集中して試合に引き込まれる雰囲気でもあります
スタジアム下段に座るとピッチとの距離が近いためとても聞こえるスタジアム環境ですが、上段でも後半の藤谷がサイド駆け上がり「右!右!」の声が聞こえとても印象的でした
以前からうちの選手は試合中も落ち着いた選手が多いと言われていましたが本当に変わったなと思います

さて今日ピックアップしたい選手が
《渡部選手》で
ネルシーニョ時代に加入し、いろいろな監督に変わる中大きなシステム変更で試合をこなす選手は今までのやり方とガラりと異なり大変だったと思います
2018年の柏戦、渡部からの縦パスに郷家そして増山のゴールとあの縦パスが印象的でしたが、今日の渡部は攻守共に完璧でした
前半は大﨑とサンペール・高徳とのバランスが上手くイニエスタとの縦パスも輝きました
後半もサンペールがアンカーに下りないポジション取りで形成してゾーン2に留まることが多くなる展開も落ち着いてボールを回していました
互いにディフェンスリーダーのような大﨑と互いに声を出してスタイルチェンジした完璧な90分
33歳と選手の終盤に差し掛かる年齢の中成長する姿を見せてくれました

90分と限られた時間の中、全選手がプレーを「1から攻撃を作り直す勇気」「攻撃に間を持たせ落ち着かせる勇気」が思う存分出た試合ではないだろうか

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試合後には恒例となるが出場時間が少なかった選手を含めクールダウンをやっている

今節はこの選手が良かったのではなくて「前節からの27名全てが良かった」に集約されるような雰囲気に火曜日までは酔いしれたい
過密日程の中、27名みな主役になるシーズンだ

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