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#本読み対話会 Vol.9 『豊かな浜の暮らしを未来へつなぐ』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第9回目は亀山貴一『豊かな浜の暮らしを未来へつなぐ』東北復興文庫をテーマにしました。
(2023年7月15日開催)

「行動の主体」という観点で振り返ると、前回までの教育系シリーズは場の設計者、ファシリテーターといった立場に焦点があたっていたように思えます。
『豊かな浜の暮らしを未来へつなぐ』は、「行動の主体」の観点では改めて自分自身が行動することに目を向けさせてもらう本でした。
『笑える革命』『自分をいかして生きる』『ゆっくり、いそげ』といった本のように、行動への気持ちを引き上げてくれる本です。

教員から蛤浜再生プロジェクトの立ち上げ、地道な協力者探し、cafeの準備・運営上の困難など、具体的なエピソードが綴られています。
「地域課題の事業化」「関係人口」など、Siguleの目指しているものがリアルな言葉で語られていました。
「人から事業をつくる」といった考え方は、『ゆっくり、いそげ』の影山さんの考えと近いものも感じます。

Reiさんが水時計ならぬ珈琲時計をセッティングしてくれました

対話会には、この会もすでに自ら行動している方が多く参加してくださいました。
行動し、発信する湘南・茅ヶ崎エリアの先輩たちとの対話は、それぞれの経験談や考えを聞けて、これもまた行動への意欲の源泉になります。

文責:と

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