#本読み対話会 Vol.16 『通知表をやめた。』
湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。
茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第16回目は小田智博・國分一哉・藤本和久『通知表をやめた。』日本標準をテーマにしました。
(2024年2月17日開催)
ニュース等でも取り上げられたことのある茅ヶ崎市立香川小学校の「通知表を出さない」という取り組みを追いかけた本です。
Siguleの活動拠点でもあり、対話会を開催している場でもある茅ヶ崎。
香川小学校の取り組みやこの本のことは、対話会に参加いただいた方から教えていただきました。
推進を主導するキーパーソンはありつつも、決してトップダウンではなく、また教員や保護者からの反対・不安の意見を記載している点が興味深い本でした。
対話の中では、学校に限らず「評価軸」をどう捉えるか、通知表をなくすことを可能にした香川という地域の特性や行政のバックアップ、卒業後の中学校との接続という問題などの話題がありました。
地元住民ならではの、具体性を持った対話はこれまでの会以上であったと思います。
せっかく茅ヶ崎にいるので、いつか地域の学校や教育にも関われるように活動を続けていきたいと思っています。
文責:と
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