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#本読み対話会 Vol.17 『注文に時間がかかるカフェ』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第17回目は大平一枝『注文に時間がかかるカフェ』ポプラ社をテーマにしました。
(2024年3月16日開催)

この本を扱った対話会は特に思い入れのある回でした。
吃音症のために夢を諦めてしまう若者へ、カフェ店員となる場を一緒に作り、体験していく。
「注文に時間がかかるカフェ」発起人の奥村さんは、自身や支援者がすべてお膳立てをするのではなく、スタッフ参加する若者たちの主体性を重視する。
吃音症を抱えながら初対面の人と接する、カフェ店員として接客する、スタッフ同士コミュニケーションを取る、そうしたことすべてがとても大きな挑戦だったりします。
同時に、「吃音症がある人にはこう接するのが正解」といったものはないのだということ。
考えてみれば当然なのですが、どんなコミュニケーションの取り方が心地よいかは人それぞれ。
これは吃音症があろうとなかろうと同じです。
奥村さんがXで行っているアンケートには、そうした吃音症に対する理解を深めるヒントがふんだんにあります。

これは!と思い、公開されているアンケート結果をもとにグラフを作成していきました。

吃音についてのアンケートを可視化した

この本では、心理的に安全な関係(そう思えることが大切)をどのように作っているかが丁寧に描かれています。

活動・支援についてこちらをご覧ください。


文責:と

(湘南、茅ヶ崎あたりで注文に時間がかかるカフェやりたい方いないかなぁ)

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