ゲーム制作日記@かんたんなゆめのはなし。(仮)18

・次回体験版までの作業が85%ぐらい終わった~。

※以前の赤矢印

・誘導の赤矢印を青い線にして正規ルートを辿るように変更。また、いつでもルートの表示/非表示を切り替えられるショートカットを追加。
・テストプレイヤーと共にマップの探索をしていたが……本当にマップが楽しくできている。このクオリティの高いマップで迷ったりなんかしてゲームを辞められてしまうなんて本当にもったいない。出来る限りの障害を排除してプレイヤーに楽しんでもらいたい……。

調整中の中ボス

・カスタマイズの難易度調整も難航している。ノーマルはかなり軽めの調整をする予定なのだが……カスタマイズも理不尽な難易度にすることはできない。あくまで「歯ごたえのある難易度」を目指さなければいけない。

星の子

・前回の更新時、エナトスの経験者なら軽々と突破できるがそれ以外の人が突破できないという問題が発生した。
・というのも、『星の子』というボスが自身の防御力を上昇させて5ターン毎に強攻撃を撃つというギミックのボスだったのだが……。

伝家の宝刀"猫騙し"

・エナトス経験者は当たり前のように「猫騙し」を使っており、そうでないプレイヤーはこの技に気付きにくかったからだ。
・自分もこの問題は体験版をやってもらってから気付くことが出来た。もちろんエナトスを作っていた時はもう少し分かりやすいような仕組みを作っていた……はずなのだが、今回作る時にすっかり忘れていた。
・……そもそも、防御力が高いボスというのはストーリー上のボスとして出していいものではない。
・最近のゲーム……例えばモンハンなんかでも肉質が固いモンスターは殆ど居なくなっている。居たとしてもHPが滅茶苦茶低い。
・防御力が高いというのはプレイヤーにとってストレス値が高い。固いだけのボスは爽快感が無いし、固くて火力も高ければただの調整不足だと思うのが普通だろう。
・……このゲームの場合は、固いボスにもいくつかの回答が用意してある。防御力を下げる技はあるし、伝家の宝刀"猫騙し"もある。メアによってアタッカーの火力を上げることも出来るし、デイの属性強化だってある。しかもこのゲームではボス前から始めることも出来るし、スキルの組みかえも簡単に可能だ。
・ただ、それは第2のボスである『星の子』でやらせるような作業量ではない。そして防御力の高いボスはそもそも実装するべきではない。5ターン目の火力の高い全体攻撃への回答が「防御」という熟練者でなければとても消極的な選択肢にしか見えない選択肢が一番の回答であるという点もそうだ。
・ということで『星の子』は防御力をほとんど持たないかつ火力も大幅に下げての実装になる。それが「カスタマイズ」であっても、そうするべきだと考えた。

・カスタマイズという難易度がどういう難易度なのかを今一度考えなければならないのだが……。
・カジュアル(一番低い難易度)はゲームではなくエロと雰囲気を味わいにきたプレイヤーへの難易度だ。ここに関してはあまり考えなくていいだろう。チートチートもあるし。
・ノーマル(真ん中)は一般的なエロ同人RPGプレイヤーが楽しめるような難易度だ。steamやニンテンドーswitchで遊んでいるゲーマー層ではなく、あくまでRPGに関してはライトな層へ向けた難易度だ。この難易度は、属性の概念さえ分かっていればクリアできるぐらいが望ましい。
・では、カスタマイズ(一番高い)はどうだろうか。結局のところ正解は誰にも分からないのだが……今の自分の基準としては、「ゲームを普段から触っているが、RPGを熟知している訳ではないプレイヤー」が「あまり詰まることなく」楽しめるぐらいだと思っている。
・エナトスを出した当初は難易度の低いゲームになったかな……などと思っていたのだが、出してみて分かったのはそこまで難易度の低いゲームでは無かったということだ。
・その後に他のエロ同人ゲームの中で「ゲームに力を入れています!!!」みたいな顔をしたゲームを何個か買って遊んでみたのだが、こいつらがま~~~~~難易度が高い。難易度が高いしユーザビリティが低い。同人ゲームなので仕方のない事ではあるのだが……。
・しみじみSEQUELって神ゲーだったんだな……と思わざるを得ないと同時にエナトスはこのような難易度やユーザビリティの低さの二の轍を踏んでいないか?などと不安になっていた。

・長くなってしまったが……何が言いたいかというと。
・やりごたえがあるというのとクソ難易度とかクソユーザビリティというのは紙一重であり、どれだけそこに配慮して作れるかという話だ。このゲームの中で一番難易度の高いカスタマイズでもその点を忘れないように作っていかなければならない……という話でした。
・ゲームの難易度をどのように設定するか、という話はyoutubeで「桜井政博のゲームを作るには」チャンネルで桜井政博大先生が語ってくれていたりする。ここまで文章を読んだ奇特な人はそっちも見るといいかもしれない。

・エロ同人RPGの話じゃねぇな、これ。

・第2弾の体験版はメニューUI等、見た目に関するアップデートが出来たら公開すると思います。ストーリーが少し進みますが、エロCGの追加はありません。
・前回の体験版をやっていない人、もしくは前回もやって今回もやるよ~という人たちが居ればよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?