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名調教師とは(名牝は語る…)

サイン馬券とはちょっと異なりますが…

最近、グリーンチャンネルを視聴する機会がありまして。

ダイナアクトレスの特集を視聴できました。この牝馬を知っている方は余程のオールドファンか、血統に詳しい方だと思います。スクリーンヒーローの祖母(母母)になります。

生まれた年が悪かったとは言われますが、オークスでは伏兵ユウミロクに負けてます。彼女の本領発揮は古馬になってからでした。

4歳春から引退までの戦歴は下記の通りです。

京王杯SC2着⇒安田記念5着⇒阪急杯(6月)14着⇒京王杯AH1着毎日王冠1着⇒天皇賞8着⇒JC3着⇒有馬記念7着⇒スプリンターズS(GⅡ・3月)1着京王杯SC1着⇒安田記念2着⇒毎日王冠5着⇒天皇賞4着

生まれた年が悪かったとか、時代が悪かったとかではないと思うんです。オーナー含め調教師のアクトレスに対する基本方針がまとまってなかったんじゃないかと思うんです。

現在ならば絶対にない戦歴です。条件レベルの馬でも… 本番にコンディションを最高潮に持っていけない使い方… グリーンチャンネル観ながらそう思いました。

現在のように外厩が整っている状況ではなく、調教師の優秀さが如実に現れる時代だったと思います。馬券買う側も、ここは叩き台みたいな考え方を持つ人は少なかったですし、調教タイムが速い⇒調子が良い みたいな短絡的な発想もありました。そのあたりは、藤沢調教師の台頭で意識が激変しましたが。

さて、名調教師とは… に戻りますが、名調教師とは、狙ったレースに馬のコンディションを最高潮に持っていける人だと考えます。

私が思うに、関西の藤原英昭師 関東の国枝栄師が代表的だと思います。国枝栄師は今秋、2度目の牝馬3冠調教師の栄誉がかかっています。

アパパネの戦歴は、

チューリップS2着⇒桜花賞1着オークス1着⇒ローズS4着⇒秋華賞1着

国枝栄師は前哨戦は仕上げてこない』というのが馬券必勝法です。

確かに秋華賞を狙うなら、ローズSを叩き台に安全運転するのが王道です。3冠馬スティルインラブもローズS5着でした。

アーモンドアイの戦歴は、

シンザン記念1着⇒桜花賞1着⇒オークス1着⇒秋華賞?

慎重居士の国枝師が大胆な戦法に出てきたと理解するべきなんでしょう。アーモンドアイのずば抜けた能力の高さに、ローズSを叩き台にする必要性がないという結論なんでしょうね。秋華賞優勝後はジャパンカップを狙うという事だと思います。その叩き台が秋華賞だと…

今年のJRA無料カレンダーは名牝特集ですので、今年は稀代の名牝が誕生するとは予想してましたので、これまではJRAの筋書き通りに進行中!

最後にサイン馬券ぽい話を二話。

牝馬3冠レースが堅い年は、牡馬3冠レースが荒れる!まさに今年がそうですね!

それを話題にしたブログがこちら☜ブログにジャンプします

3冠牝馬が誕生する年は傾向が強いです。菊花賞の本命サイドで馬券を買おうなんて方は要注意です。お大事に!

ダイナアクトレスと同期の桜、3冠牝馬メジロラモーヌは、報知杯からエリザベス女王杯まで6戦6勝パーフェクトでまざまざとその女王ぶりを発揮しました。 

3歳になって最初のレースはクイーンカップでした。1.2倍の断然人気!

当時は大学生で、下宿で寝ながらクイーンカップの事を考えてて… クイーンカップクイーンカップ… 続けて言ってると『カップイン』になることで閃きました!

スーパーショット!

大学生に枠連60倍×1,000円馬券は美味しい収入でした!!

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