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ふもっふのおみせ最新ゲーミングデバイス体験会レポート

こんにちは、ΣISAKAです。今回は、2024年3月9日と10日に秋葉原ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館 8Fで開催されたふもっふのおみせ最新ゲーミングデバイス体験会に行ってきたので簡単に現地レポをまとめてみました。

1.ふもっふのおみせについて

ほとんどの方がご存知かもしれませんが、ここで改めてふもっふのおみせとは何ぞやというところから振り返ります。

ふもっふのおみせは、海外ゲーミングデバイスを取り扱う輸入代理店です。通販サイトの運営から各製品レビュー動画の作成などを行っています。eスポーツを観戦している方だとスポンサー企業として名前を聞いたことがある方も多いと思います。オフライン大会や、東京ゲームショウなどへのブース出展も行われていました。

ふもっふのおみせで取り扱われている商品は、海外製品であることから一部店頭で購入することができないものがあります。ゲーミングデバイスは実際に手に触れて感触を確かめたいという声があってか、今回の最新ゲーミングデバイス体験会が開かれたのかなという感じです。

2.会場について

次に会場について。今回の会場は秋葉原ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館 8Fですが、ここはeSports Studio AKIBAという施設となっており、ストリートファイター6の対戦会、eSportsチームのファンミーティング、ネット番組の収録などeSportsに関する様々な催しが行われている会場です。

3.展示内容について

今回の店頭体験会では、実際にデバイスに触れてどのようなものか確かめることができました。展示内容の中からいくつか抜粋して紹介します。

VARMILO VICTORY

先行展示品としてVARMILO VICTORYの実機展示。
ラピットトリガー搭載かつポーリングレート8000Hz、65%のコンパクトサイズという今考えうる機能モリモリのゲーミングキーボード。

実際に触ってみた感想としては、スイッチの安定性が高く、キーのぐらつきが少ないのが印象的でした。初期のレッカースイッチはキーのぐらつきについてよく指摘されていたように見えました。その後開発が進んだ結果、安定感の増したキースイッチが増えてきているように見えます。ラピッドトリガーの登場から短期間でどんどん進化が進んでいるように思えます。これからの技術進歩も楽しみです。

Duckyと言えばminiシリーズ
Duckyはサイズとカラーリングのバリエーションが豊富なのも魅力の一つ
Duckyといえば干支を模したスペースキー

以前から人気機種であるDuckyの各色の展示。現状の最新作であるDucky ONE 3は静音化がすさまじく、打鍵時の反響の少なさに感動を覚えます。ラピッドトリガーの登場前は非常に人気のあったDuckyですが、今後どのような進化を遂げるのか楽しみです。作業用に使用しているユーザーもいるように思えます。

標準モデルでここまでデザイン性と機能性を兼ね備えたモデルはほとんどない気がします
限定モデルであるNEO TOKYO
-アビタ-

新興メーカーであるArbiter Studioのラピッドトリガー搭載キーボードであるPoler 65。標準モデルのカラーリングも多彩ですが、限定モデルであるNEO TOKYOは特にデザイン性の良さやキーキャップの側面が透明であることを活かしたライティングの美しさが特徴です。正直欲しい。

余談ですが昨今のゲーミングキーボードの流行として65%サイズのものが多いように思えます。60%サイズでは除外されてしまう矢印キーやナビゲーションキーの存在が普段使いに大きく影響しているように思えます。
僕個人としては60%サイズのキーボードでの作業に慣れてきていますが、文字打ち以外の作業も行うのであればファンクションキーも含めた75%サイズのものが最もサイズ感とキー数のバランスがいいように思えます。作業にもう少し重みを置くならテンキーレスが最良。

マウスパッド:The mousepad company Mousepad DuraGlyde Strata Liquid Collection Strata_Liquid_03
マウス:Ninjutso Sora 4K Wireless各色

もちろんキーボード以外にもマウス、マウスパッドの展示も行われていました。Fortnite元プロが手掛けたThe mousepad company製品。耐久性の高さを売りにしている為気になっているのですが、デスクマットサイズのみの販売のため少し迷いが出ます。メーカーのサイトによると通常サイズのモデルもあるそうなので、いつか国内でも販売されないかな。。。

マウスは最近新型の発表があったsoraシリーズ。最新のV2ではついに39gという超軽量クラスの最上位レベルまでの軽量化に成功。上記のモデルも49gと他のマウスと比べると相当軽い部類だと思います。軽さを極めたい方はV2、軽すぎると困る方は現行モデルが良さそう。

X-raypadのマウスパッド各種。滑走速度別に表にまとめて頂いていて分かりやすかったです。X-raypadの各マウスパッドはコストパフォーマンスと性能に優れるものが多いような印象です。サーフェイスからクッション面の厚さについても幅が広く、様々なニーズに答えられるのがいいですね。Aqua Control ZEROが気になっています。

左:Pwnage StormBreaker
右:Sprime PM1

軽量の左右非対称マウスとして挙げられる二機種を比較して試せる機会があるのは非常に嬉しい部分でした。どちらも左右非対称マウスでありながらその形状は大きく違うため、どちらが合うのか試すことができました。何気にどちらも赤色だったのも良きでした。改めて握ってみましたがとにかく軽い。最近のマウスがどんどん軽くなっていってどこまで軽くなっていくのでしょうか。。。

左から
FreeFall SV BASE Control + Mousepad V2
KUROSUN NINJA
Gamesense×Aimlabs Radar MrAimlabs and friend

比較的最近リリースされたマウスパッドの展示。SV BASE Control +とNINJAは中間層が固めかつ比較的滑走速度の速いモデルという認識です。そしてどちらもステッチ加工の技術が高く、滑走面と同じ高さでその上ステッチ幅が非常に狭かったです。マウス操作に干渉することなく縁を守ってくれるステッチくんに感謝。

ふもっふのおみせが自社開発した超軽量ヘッドセットfumo TRUTH。過去に別のイベントで試聴したことがありましたがとにかく軽い。音の傾向としては、他のヘッドセットでもある低音が比較的強めの味付けだった記憶です。個人的には低音がもう少し落ち着いた音の方が好みでしたが、この点については合う方も多いように思えます。

自社開発自体非常にハードルが高いところだともいますが、ユーザーの意見を反映した新モデルが出ることを陰ながらに期待しています。

4.全体通してのまとめ

全体を通して、PCゲームプレイヤーがデバイス沼に入るきっかけとなる非常に楽しいイベントでした。会場内ではふもふもすずきさんがいらっしゃって来場者にお声がけされていました。(帰宅後に投稿を見てすずきさんだと気づきました)デバイスについて分からないところだったりを質問することができる点も非常に良いところだと思えました。家電量販店の場合、デバイスについて気軽に質問することが難しいこともあり、気軽に聞ける環境は大事だなと感じました。

PCゲームを始めてからデバイスについて興味を持たないままの方も多いと思います。そんな方が自分の好みのデバイスや自分に合うデバイスを見つけるきっかけとなるイベントが今後も各所で行われるといいな。。。


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