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僕とリスカ

リスカを始めたのは小6の冬です。
当時中学受験を望んでいた僕は、出願準備等何も用意ができてない状況を知り絶望に浸ってました。親が準備してくれるって言ってたのに、まるで受験のことなんて知らないような。
元々イラついた時に口の中を噛んだり、手や腕を引っ掻いたり、髪の毛を抜いたり等の癖があったのでリスカの存在を知った時は僕にピッタリだと思いました。実際ピッタリでした。
最初は血が出るか出ないかくらい。そして段々と深く大きくなり出血量も増え、治りも遅くなっていきました。そうすると必然的に親バレする確率が上がるわけですよ。
まぁバレました。
でも中3までバレなかったので結構時間稼ぎできたと思います(笑)。夏にずっと長袖着てたんで怪しまれて「もしかして切ってる?」
確定演出。結構怒られました。
そこから2ヶ月くらいのリス禁に成功。再び再発。得物をカッターからカミソリに変えたのもあってさらに深くなっていきました。
脂肪まで見えてぱっくり開くくらいには。
初めて縫ったのは中3の12月でした。
救急外来でステープラーがちゃがちゃ。
デポジットで10000取られた時は焦りましたよ、いつも埼玉県の魔法の緑カード使ってるんで()
もう抜鉤しましたけどね、痕は残ってます。
深さは3~4mmくらい、まだ浅い切創ですね。
右腕の方が傷が少ないので思いっきり開いちゃって、左よりも針数は多かったです(15針くらい?)
当時なかなか血が止まらなくてTwitterのFFさんに相談した思い出があります。とりま相談大事。
とある記事によると、だいたい2mm~くらいの深さから縫合を考える必要があるそうです。

自分は縫ってだいぶ狭くなりましたが、縫わないと幅広になります

脂肪等の皮下組織が見えてるにもかかわらず縫合をしなかったため、開いたまま皮膚が形成され割とデカく痕が残ってしまいました。
やーねほんと。
でもね、ぶっちゃけ反省も後悔もしてないっすよ。
だってこれがなかったらここまで生きて来れなかったもん(笑)
多分中一くらいで飛び降りてますよ。(未遂)
よく頑張った、僕。偉いよ。
経験があるのもあって僕自身自殺願望や自傷に対してどちらかと言うと肯定的というか、寛容な立場を取ってます。
この社会何故か生きることを強要され、
「生=素晴らしい、尊ぶべきもの」
という方程式が脳髄に刷り込まれてると思うんですが、必ずしもそういう訳では無いんですね。
死で救われる人もいれば、死してなお苦しむ人もいる。生を楽しむことができる人もいれば、生に縛られ楽になれない人もいる。
多様性を重視するこの世の中ですが、あらゆる死生観や、哲学に寛容でないこの世界、生きづらいと思います。仕方がないけど。
だからね、死にたいって思っても、自分を傷つけたいって思ってもいいと思うんです。
でもどうせやるなら自傷に留めておいた方がいいですよ、死んだら何も変えられないから。生きてる限り未来の可能性は何も否定できないんです。死んだらもう何にも干渉出来ない様な気が僕にはするんです。
量子の不確定性によりラプラスの悪魔も古い概念となってんだからその不確定性に則って可能性にかけてもいいんじゃないでしょうか?量子論も味方に着いたような気がしませんか?僕だけですか、そうですか...

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