梅雨が好きだったり

ま、大体の人にとって梅雨はジメジメしていて鬱陶しくて憂鬱なものらしいことはわかる。
人によってはカビが生えてどうしたこうしたなんて話もしてくれる。
これだけエアコンディショナーが普及していても、そんなものなのかと思わないでもないが、人の感じ方なので勝手に言わせておく。
僕の場合には梅雨に限らず雨全般が好きで、どうしてこんなにも好きなんだろうかと今日も雨の降る音を聞きながら考えていた。
時々居眠りもした。
居眠りというのは、自分にとってはストレスチェックに最適で、よく眠れる時はまったくストレスフリーだし、全然眠れない時はもうかなりやばい時である。
で、よく雨の音を聞きながら眠ることが多いのは、思うに雨の音は自分にとって最高にリラックスできる音で、曇った空はストレスを感じさせないライティングなのかもしれない。
我が家は、家の周りは木に囲まれていて、ちょっと油断すると側溝なんて落ち葉ですぐに溢れてしまうくらいだし、雨樋なんて先日掃除をしたら、腐葉土(?)がたくさんできていた(というか、その腐葉土で育った草が背丈を伸ばして、大変恥ずかしい姿になっていたので、雨樋の掃除をすることになったのだが)。
そんなわけなので、雨が降ると木々(主に葉)に雨粒が降り注ぎ、ものすごく幸せな気持ちになってしまう。あー、この音が聞きたかったんだな
でも、そんなふうに思うのは今の季節、この梅雨の季節だけで、他の季節の時にはそれほど感じない。
今の状態がぴったしピースがはまったジグソーパズルなら、他の季節の雨音は無理をすればはまるけど、やっぱ違うよな的ピースのような感じ。
これはおそらく、葉っぱの硬さや大きさにも関係するんではないかと思っている。
当然、秋の葉っぱは硬く大きく、雨音も派手に大きい(ような気がする)。
今の季節の葉っぱはさすがに新緑のような若々しい葉っぱではないけれど、薄く柔らかみがあって、雨音の柔らかいのではないだろうか?

うん、雨の音はいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?