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短い坂を10往復してみた

ハーフマラソンを10月16日に控えている。

レースは約3年ぶり。最近あまり走れていないので、ハーフといえどもあまり自信がない。少なくとも自己ベストは望めない。目指せ完走である。
来年3月にはフルを予定しているが、そっちは全然自信がない。

Webで公開されたレース案内にコース図と共に高低図が載っている。

https://www.sportsentry.ne.jp/s3_files/20220916110200995_TLH2022_pamphlet.pdf

知っていたけど、15km以降延々と上り坂。しかもゴール直前に急な坂が2つ。

普段練習するコースはほとんど平坦だ。後半の上り坂は不安しかない。

坂道の練習をしないのは、近所には坂がないと思っていたからだ。ところがある日見つけてしまった。近所で坂道練習をするランナーを。
それは、幹線道路を越える歩道橋。歩道橋と言っても階段ではなく、スロープになっている。そこを何度も駆け上がる人を見つけたのだ。

今さら坂道練習をしても遅いと思うが、試しに走ってみた。
坂の高さは、二階建て家屋の屋根の雨樋くらい。5mと言ったところか。
自宅側から幹線道路の向こう側に向かって走ると、100mほど登って、150mほど下ることが分かった。
往復500m。最大斜度5%。
これをとりあえず10往復してみた。
10月3日月曜日。時刻は早朝5時半過ぎ。

幹線道路の向こう側には住宅街があり、駅のあるこちら側に歩いて来る人が多い。その人たちとすれ違い、折り返して追い抜き、また折り返してすれ違う。道幅は4mほどですれ違うのは簡単だけど、何度も横を通るのは少し気まずい。
「A君は3分で橋を走って往復します。橋の向こうにいるBさんは3分で橋を歩いて渡り切ります。さてAさんは何度Bさんと会うでしょう」
そんな算数の問題を思いつく。

坂道ダッシュと言う練習もあるが、怪我をしたくないのでゆっくり走った。
そのこともあってか、そんなに疲れることはなかった。普段使っていない筋肉を使えているのだろうか。
いずれにせよ、鍛えるにはもう遅い。

夕方、膝が痛くなって来た。とりあえずやめよう。


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