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ラブライブ!フェス①〜急げ!さいたまスーパーアリーナへ!

1/18、19に開催されたスクールアイドルの祭典、ラブライブ!フェス。
私は、1/19に現地参加しました。
とにかく、次々と起こる感動の嵐!最高の時間でした。
しかし、この2日間は私にとって激動の2日間でもあったのです。

緊急事態発生!

1/18、関東では午前中から雪が舞い始めました。
まさに、「Snow Halation」。
μ'sの復活を祝福するかのようなシチュエーション。
Twitterでもトレンドに上がるほど。午前中から物販は始まっているので、現地にいたみなさんはこの雰囲気に酔いしれたことでしょう。

私は元々2日目のみの参加でしたので、当日は明日に備えて家事を可能な限り終わらせるつもりでした。

ライブが始まり、ちょうど盛り上がりを見せているであろう時間帯、私はどこに居たかというと…。

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名古屋!

急に家庭の用事が舞い込み、夕方の新幹線に乗って名古屋の地を踏んだところでした。

本格的な用事は翌日の午前中。
昼の新幹線で帰京すれば、なんとか16時の開演に間に合うはず。
すべきことはしないと、せっかくのライブを楽しむことはできない。
大きな荷物の中にチケットとラブライブレード3本、リストバンド、フェスのために事前に購入したTシャツとタオルを入れて、遠い名古屋の地からさいたまスーパーアリーナへ馳せ参じます。
※名古屋といえば、ラブライブ!サンシャイン13話で出てきた、もうひとつの聖地でもありますね。

日付変わっていよいよ1/19。
お昼頃までに用事を済ませ、いざ夢の場所、さいたまスーパーアリーナへ!

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13:12 東京行き のぞみ126号に乗って、全速前進、ヨーソロー!!

14時過ぎ。富士山を横目に、そしてAqoursメンバーの住む沼津付近を通過。
昨晩からドタバタで、なかなか気持ちの切り替えができないまま新幹線に乗りましたが、徐々にワクワクしてきます。

14:53 虹ヶ咲学園近くのレインボーブリッジを横目に見ながら、東京着。
ここから、上野東京ラインに乗り換えて大宮へ。

ホームに上がると、丁度15:00発の高崎線 籠原行きが滑り込んできました。
そこから約30分。大宮着が15:30頃の予定。
かつてはできなかった、東京から乗り換えなしで大宮へ。この日ほど、上野東京ライン開通がありがたいと思った日はありません。

電車は高い橋を登り、神田、音ノ木坂界隈を眼下に見ながら北へ。
新幹線の車内では静かに過ごしましたが、ここからAqoursのプレイリストを再生。「未体験HORIZON」が流れ始めました。

15:30 さいたまスーパーアリーナの最寄である、さいたま新都心駅を通り過ぎ、大宮着。
席の周りは狭いので、ここで荷物をコインロッカーに預ける必要があります。
でも今日は日曜日。空いているか??

携帯から「Next SPARKLING!!」が流れ出すと、なんとコインロッカーの空きを発見!
すぐさま荷物を入れるのですが、現金しか使えないロッカー。小銭が500円玉しかありません。
向かいのカフェへ駆け込み、急いでいる旨を店員さんに伝えて両替してもらいます。
コインを投入。これで、少し緊張が解けました。

しかし、目的地はさいたまスーパーアリーナ。
はやる気持ちを抑えつつ、京浜東北線に乗り込みます。
3分ほどで発車。ほどなくさいたま新都心駅へ電車は滑り込みます。時間は15:40頃。

さいたま新都心駅は、開演間近ということもあってやや閑散としています。
急ぎながらも、会場の雰囲気を感じながら歩いていると、携帯から「キセキヒカル」が。

会場付近まで来ると、物販ブースが目に飛び込んできました。
主要なグッズは事前通販で手に入れていましたが、直前のAqours生放送でネックウォーマーが欲しくなり、当日は購入する予定でした。
でも名古屋からの強行軍。購入はあきらめていましたが、今なら買えるかもしれない!
ブースに飛び込むと、μ's、ニジガクのネックウォーマーは売り切れていましたが、Aqoursは残っていた!迷わず購入。
なんと、あきらめていたグッズまで買うことができたキセキ!

14:50頃、ようやく会場へ。
少し余裕をもって入場できました。コインロッカーが空いていたことも、またキセキ。

席は400レベルの中段ぐらいの場所。
おなじみのメインゲートから入りますが、席までは距離がある。
それでも、5分ほどで着席。疲れましたが、なんとか開演に間に合いました。
ステージからは距離がありますが、周りも見渡せて、何よりストレートに音が飛んでくる良い席でした。
程なくして、SEの「Wonderful Rush!」の音量が大きくなり、いよいよ宴の幕が開きます。

未体験HORIZON ~宴のはじまり

オープニングナンバーは、なんとAqoursの「未体験HORIZON」。ニジガクから始まると予想していたのに、全くの予想外。

Aqours4thシングル。総選挙でセンターを勝ち取った、1年生の国木田花丸がセンターを務める新しい曲。
壮大なマーチに乗って、ついに宴が始まりました!

キャストのパフォーマンスも、この曲のためにあしらわれた衣装もテレビで見ていましたが、フルコーラスは初めて。
最後のサビ前、各メンバーのソロパートを楽しみにしていましたが、PVの映像と相まって素晴らしい展開。
そして、花丸役の高槻かなこさんがソロで歌い上げる、最後のサビ!
歌に合わせて花道を進む、彼女のメンバーカラーである黄色の光。
「ハナマルート」!!
イエローの光に包まれた、壮大なオープニング!

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が登場

オープニングMCが終わり、リーダーの伊波さんが呼び込んだのは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバー。
いよいよ、ニジガクのステージが始まります。

最初に披露したのは9人曲「TOKIMEKI Runners」。
メンバー8人が、スクスタのMVと見事にシンクロしたパフォーマンス!

残念ながら、近江彼方役の鬼頭明里さんは欠席。
残る8人が1stアルバムジャケットと同じ衣装に身を包み、先輩スクールアイドルよろしく、見事なパフォーマンスを繰り広げます。
初めて見るニジガク。新鮮であり、どこか初々しい。

1曲目が終わると、自己紹介コーナーです。
コール&レスポンスを全く予習しなかったので、ついていけませんでした…。
μ'sの時もAqoursの時もそうでしたが、きっとすぐに覚えて、次に見るときはエンジョイできるでしょう。

ソロ曲のトップバッターは、桜坂しずくの「あなたの理想のヒロイン」。
意外にもバラードからのスタートでしたが、キャストの前田佳織里さんのシルエットが、しずくそのまま!
黒髪ロングの髪も背の高さも、もちろん衣装も。

演劇部にも所属する彼女の曲は、舞台の上で輝くヒロインに憧れる少女をイメージしたラブソング。
ダンスもしなやかで、歌声もストレート。オーディエンスを少しずつ引き込んでいきます。

次に登場したのは、エマ・ヴェルデ。スイスからやってきた留学生。
高原の少女を彷彿とさせる、民族衣装をイメージした衣装で、曲は「Evergreen」。

民族系の楽器の音色に合わせて、思わず手拍子してしまう4分のリズムと伸びやかなメロディ。
ゲームの中の可愛らしい振りつけもそのままに、なんと言っても歌う指出毬亜さんの透き通った声。
こちらも、ビジョンに映るエマと完全にシンクロしていました。

穏やかな曲が2曲続いたところで、それを打ち破るドラムのフィル!
かすみんこと、中須かすみの登場!
「小悪魔系スクールアイドル」を謳う彼女の曲は「ダイアモンド」。

何とも特徴のある曲!思わずクスッっとしてしまうけど、彼女のキュートな魅力たっぷりな曲を、相良茉優さんが全力でパフォーマンスします。

会場のボルテージが爆上がりしたのが、間奏のコール&レスポンス。この曲最大の魅力!
「L・O・V・E かすみん!」これを楽しみにしてた!ライブ序盤から会場が一体なりました。

そして、4分のダンサブルなビートが響き、会場の手拍子に合わせて宮下愛が登場!「めっちゃGoing‼︎」。

ダジャレの歌詞もエモーショナル。気持ちがだんだん高まるビートとメロディを、愛と同じデザインのセクシーな衣装で歌って踊る村上奈津美さん。
この曲はゲームをプレイしている時からめっちゃ好き!ダンスもテンションもゲームのまま!ライブで聞けたらいいなと思っていたので、まさに私も「テンアゲ」でした!

すると、スポットライトはセンターステージへ。
その中心で静かにイントロを歌い上げると、静寂をブチ破るオーバードライブのギターに合わせ、立ち上がる無数の火柱!
校内外で注目を集めるスクールアイドル、優木せつ菜が登場!
彼女のメンバーカラーである赤一色に染まったアリーナの中心で歌う、ロックナンバー「CHASE!」。

ラブライブ!でロックチューンと言えば、μ'sの園田海未やAqoursのユニットGuiltyKissのイメージが強いですが、ソロステージでは珍しい。
アイドルのイメージを180°覆す曲とダンスを、まだ若い楠木ともりさんが完璧にパフォーマンスしてゆく。

生で見て驚いた!可愛らしいルックスを持ちながら、トーンは高くても伸びがあって太い声。ダンスももちろんゲームのMVそのままで、ステージ上で気負いないパフォーマンス。今後を注目せざるを得ないアーティストが現れました!!

さあ、次は誰が?と楽しみにしていると、楠木さんがそのままMCをし始め、なんと次の曲が最後になると言い出した!
え〜!?まだ半分しか見てないのに…。
どうやら、上原歩夢、天王寺璃奈、近江彼方、朝香果林の4人は1日目にパフォーマンスしたようです。メンバーを2組に分けて両日に割り振ったようですね。

ニジガクのラストナンバーは、2ndアルバムの9人曲「Love U my friends」。
今まで個性的なソロ曲を聴いてきた分、一転王道なラブライブ!を象徴する曲に、安堵と少し残念な気持ちを抱きつつ、ニジガクのステージが終わりました。

初めてニジガクのステージを見ましたが、各メンバーのソロパフォーマンスは見応えがあって、落ち着いて見れるのが魅力。各メンバーの個性がよくわかる反面、魅せ方も工夫しなければならない難しさがありますが、今までのグループやユニットにない新たなステージには今後も注目です。

ただ、5人しかパフォーマンスが見れなかったのはやはり残念。
鬼頭さんの2日目欠席への配慮や、時間配分の影響もあるかもしれませんが、鬼頭さんが欠席することはチケット発売前からアナウンスされていた事ですし、もし2日目しか見に行けないのに、「推し」メンバーが昨日だけしかパフォーマンスしない、と現地で分かったら、きっと残念なはずです。
初日は1stアルバムから、2日目は2ndアルバム、といった棲み分けも出来たのではないかと思います。そうなるとやや演者への負担が大きくなるので、初めての大きなフェス、そこも配慮したプログラムだったのかもしれません。

私はニジガクに関しては「推し」を特定せずフラットな気持ちで見たのですが、いつもゲームをプレイする中で、ライブで見たかった曲ばかり演ってくれて嬉しかった。欲を言えば、朝香果林の「Starlight」も見たかったですけどね。

キャストの皆さんの全力のパフォーマンスは、我々オーディエンスに十分伝わりました。
やや緊張しているかな?という部分もありましたが、1stライブを終えたばかりで先輩スクールアイドル達と同じステージに上がるんですから、無理もありません。今後の成長が楽しみになりました。


半分は私ごとでしたが、書くたびに気持ちがこもって長くなってしまいました。続きは②にて。
この後も、不意に訪れた涙、感動の再会、ラブライブ!を引っ張る大きな船…と楽しい時間は続きます。

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