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虹ヶ咲 R3BIRTH ファンミーティング 〜First DELIGHT〜 高いパフォーマンスと生まれた結束

2022/1/22、23に開催された、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE & FAN MEETING vol.4 R3BIRTH 〜First DELIGHT〜」。
私は23日のDay2に現地参加しました。

アプリゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル オールスターズ」内で、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に後から加入した3人、三船栞子、ミア・テイラー、ショウ・ランジュがユニット「R3BIRTH(リバース)」を結成。他の3組同様、ファンミーティングイベントを開催してくれました。

虹ヶ咲のファンミは配信で見ていましたが、どのユニットもそれぞれの個性が出ていて楽しかった。
トークあり、ユニット曲あり、そして一昨年無観客で開催された2ndライブで披露したソロ曲まで。
しかしR3BIRTHのファンミはできれば生で見たかった。
2ndライブ前に同好会に加入し、そのパフォーマンスに衝撃を受けた三船栞子役 小泉萌香さんを一度生で見てみたかったのです。

会場は前週のLiella!のライブと同じ、東京ガーデンシアター。
2週連続で有明まで馳せ参じることに。
もちろん、この1週間も厳しく感染対策を行いました。
前週に大勢の人が集まるライブに参加した後も体調に変化はなく、PCR検査も陰性。体調万全で当日を迎えました。

席は2階バルコニー席の下手(しもて:ステージ向かって左)側の1列目。
確かにこのホールはどこからでも見やすい。
しかも1列目なのでステージが近く感じられます。

しばらくすると会場が暗転。
他のファンミ同様、キャストの3人がイベントの注意事項を読み上げ、いよいよイベントが始まります。

3人のトークパートは新鮮

ライブはユニット曲「MONSTER GIRLS」でスタート。
激しいサウンドのダンスナンバーに乗って、ソロ曲の衣装で3人が登場。
三船栞子役の小泉萌香さん、ミア・テイラー役の内田秀さん、ショウ・ランジュ役の法元明菜さん。
カウントダウンライブでミアとランジュのソロパフォーマンスは初披露されたのですが、この曲はここで初披露。イベントのイントロとして1コーラスだけの披露でしたが、強いビートと3か国語で畳みかける歌で会場はヒートアップ!

歌が終わると、トークパートへ。
今後R3BIRTHにどんな活動をしてほしいか?というテーマでトークが進んでいきます。
秀ちゃん(内田さん)は18歳までオーストラリアのシドニーで暮らしており、ほーみん(法元さん)も10代の大半を中国で暮らしていたため、どちらもバイリンガル。その特徴を生かしてグローバルな活動をしてほしい、という声が多かった。
ほーみんがちょっとした中国語講座を開いてくれたり、この言葉は中国語、英語、日本語(関西弁!?)でどのように言うか、というくだりがあったり。この3人だけのトークは機会がまだ少ないだけに、新鮮に感じました。
しかし、もえぴ(小泉さん)が初めて覚えた中国語は、なぜ「この人参は新鮮です」という言葉だったのか??

トークパートが終わると、いよいよライブの時間。
いつものコミカルなアニメの幕間が終わると、ステージ上段にたいまつが並べられ、あの曲からライブがスタートします。

ハイボルテージのソロパフォーマンスが次々と!

1曲目は三船栞子のソロ曲「決意の光」。
2ndライブで初披露されたこの曲を、遂に有観客で、しかも目の前で見ることができる日が来た!!

三味線と琴、笛の音で作り上げられるイントロのリフに乗って、白い和服をイメージした衣装のもえぴが登場。
このリフは本当に気持ちが高ぶる。思わず目の前の手すりに身を乗り出さんばかりの気持ちで体が動いてしまう。和のサウンドで作り上げられるストレートなロック。
2ndライブで栞子がこの曲で初登場した時、高揚感が一気に高まるサウンドと、もえぴの繊細で力強い歌声、そして初舞台と思えない堂々としたダンスに魅了されてしまった。衝撃的なデビューでした。
しかし当時、ライブは無観客で配信のみとなってしまい、目の前にオーディエンスはいなかった。しかも会場は同じ東京ガーデンシアター。
約1年半の時を経て、同じホールで、今度はたくさんのオーディエンスの前でのパフォーマンス。この時を待っていたのは私だけではないはず。
よりブラッシュアップされたパフォーマンスと、初披露の時と同じ、間奏の「いくよ!」という掛け声。
初めてそのパフォーマンスを見た時の衝撃を思い出し、目に涙を浮かべながら見守りました。

次に登場したのはミア。ソロ曲「I'm Still…」。
さっきまでの激しいサウンドとは打って変わって、静かなイントロで始まるバラード。
黒を基調とした、露出の高い大人っぽい衣装の秀ちゃんがステージのスタンドマイクの前へ。
この曲の歌詞は大半が英語で、日本語も混じる難しい曲ですが、さすがはネイティブスピーカー。堂々と歌い上げる姿はさすがの一言。
しかも歌唱力が高い!難しいバラードもものともせず、最後の2回も転調するサビまで完璧に歌い上げる!心に響く歌声に魅了されてしまいました。

1曲だけ歌って終わりかな?と思いきや、なんと最近発売された4thアルバムのソロ曲「ToyDoll」を披露!
来月に控えた4thライブを前に、新曲が聞けるなんて!!
この曲は軽快なロックナンバー。「I'm Still…」のちょっと背伸びしたイメージから一転、14歳のミアらしい元気いっぱいのパフォーマンス!
しかも歌詞はすべて英語。曲に合わせて、英語で観客を煽る秀ちゃん!
かわいさもカッコよさも感じられる熱狂のステージ!

次に流れてきたのは二胡のフレーズ。
ランジュのソロ曲「Queendom」。チャイナドレスを模したセクシーな衣装のほーみんが登場。
二胡のサウンドがランジュの故郷である中国をイメージさせますが、中身はグルーヴィーなダンスチューン。
ゲームではこの曲に合わせて歌もダンスも完璧なランジュが学園のファンを魅了していましたが、ほーみんもランジュと見事にシンクロ。ダンスも細かい仕草まできっちり表現しているし、歌もクオリティが高い。
秀ちゃんもほーみんもカウントダウンライブが初パフォーマンスでしたが、時間の都合上1コーラスのみ。フルサイズは初めてだったので、最期のサビのシャウトに驚き。声の伸びもきれいだし、難しいフレーズも難なく歌い上げる。

そしてランジュも新曲を披露!
「Queendom」のグルーヴィーさそのままに、EDMの要素が加わったダンスナンバー「夜明珠(イエミンジュ)」。
サウンドはさらにハードに進化。それでも変わらぬ高いパフォーマンスのほーみん。
とにかくダンスが素晴らしい。経験者なのかな?と思っていたら、その後の生放送でダンスは初心者で一から始めたと言っていたことに驚きました。

二人とも披露されるソロ曲は1曲だけだと思っていたので、思わぬ新曲初披露はうれしいサプライズ。来月の京セラドーム大阪という大きなステージに立つ前に披露できて、心の余裕もできたのではないかと思います。
しかし次は会場の規模が違う。どんなステージを見せてくれるのか、今から楽しみです。

そしてもう一度もえぴが登場。
白と翡翠色のコントラストが美しいドレスに身を包んで歌う「翠いカナリア」。
スクスタのストーリーで披露されたこの曲は「決意の光」の流れをくむストレートなロック。今度は和のサウンドを排し、ギターのリフが全面に押し出されています。
いつも振り回されてきた姉への強いメッセージが込められたこの曲を、画面上の栞子とシンクロしながら歌い上げるもえぴ。やはり歌もダンスもクオリティが高い!
この曲も今回が初披露。4thアルバム収録の新曲もあるので、次のライブで披露してくれるかわかりませんが、今回だけでは勿体ない。栞子の持ち味を強く感じられる曲だけに、別の機会でももう一度見たい曲です。

幕間アニメは、ニジガクのメンバーがR3BIRTHの3人にそれぞれのユニットライブについて相談を持ちかけるお話。
3人が提案した内容とは違ったものでしたが、QU4RTZはおしゃれなカフェ、DiverDivaなんと宇宙で、そしてA・ZU・NA遊園地と、それぞれのユニット自身で最高の会場を見つけ出し、素晴らしいライブを披露する。今までのUnit&FanMeetingの総決算となる内容でした。

驚きの展開で虹ヶ咲のライブを全力で堪能!!

幕間が終わると、再び流れ出す「MONSTER GIRLS」。
今度は、ユニットCDのジャケットと同じ衣装の3人が登場!
それぞれのメンバーカラーがあしらわれ、キラキラ光っています。
さっきまでのソロパフォーマンスとは打って変わって、今度はフォーメーションも見事。歌もダンスも力強い3人にぴったりのナンバーです。

結成したばかりのユニットだけに、3人揃って歌う曲はこの曲のみ。
これでもうライブは終わりか?と思いきや、ここから怒涛の展開へ!
流れてきたのは、なんと「TOKIMEKI Runners」。虹ヶ咲を象徴するこの曲をなんと3人で!
そして続けざまに「Love U my friends」。もえぴが加わった2ndでも披露された思い出深い曲が3人バージョンにアレンジされ、見事なパフォーマンス。
私自身も「Love U my friends」は生で見るのは初めて。大好きな曲なのでうれしい!

間髪入れずに流れてきたのは「全速ドリーマー」。
「NEO SKY NEO MAP!」のC/W。3rdライブではトロッコに乗って披露されたこの曲ですが、ホールでトロッコに乗るのは難しい。
ではどんな振り付けが?と思っていると、目の前に信じられない光景が…。
歌いながら踊るのは、ずいぶん前に流行ったあのブートキャンプを彷彿とさせる動き!しかもAメロを歌いながらずっと同じムーヴ!サビではなんとスクワットまで!
なぜこんな振り付け?歌いながらトレーニングするアイドルなんて初めて見た!!
2番まで続けてブートキャンプ。だんだんジワってきて、思わず笑ってしまいました。
客席では初日の公演をみたオーディエンスが同じ動きをしていたそうですが、あまりにもあっけにとられてしまいそこまで見る余裕はなかった…。

全力で取り組んだ全速ドリーマーが終わると、各メンバーのソロダンスコーナーが!あれだけハードな動きをした後なのに、カッコイイ完璧なダンス!高いパフォーマンスもさることながら、驚くべき体力!
そして流れてきたのは、なんと「ミラクルSTAY TUNE!」。カウントダウンライブでは12人という大所帯で披露された、ラブライブ!ANNとのコラボ曲を3人バージョンで!
わちゃわちゃした掛け合いもリアレンジされ、3人だけの世界観になっていたのは驚き!

そして最後は「Just Believe!!!」。
ソロが持ち味の虹ヶ咲ですが、全員で歌う曲も楽しくて盛り上がる曲ばかり。そんな曲たちを3人で完璧に披露してくれるなんて本当に楽しい!
実は虹ヶ咲の単独イベント現地初参加だったのですが、思わぬ形で「虹ヶ咲のライブ」を存分に堪能できました。

最期のMCはユニット結成後初めての単独ステージについて、3人それぞれの想いを次々と語ってくれました。
大きなプロジェクトに途中から加入し、いきなり大きなステージでのパフォーマンスとなりましたが、参加してくれて支えてくれたファンへの感謝の気持ちが溢れていました。
印象的だったのはもえぴの言葉。先に10人目のメンバーとして加入した時、ものすごく不安だったそうです。同じ不安を二人も感じるだろうから、それを取り除いてあげなければいけない、と頑張ってきましたが、逆に二人に励まされて元気をもらった。この3人でよかった、という言葉が印象的でした。
初日のMCでは、皆涙を隠すことができなかったそうです。大きな会場で無事にパフォーマンスし切れるかという不安もあったでしょう。特にもえぴは2ndライブと同じ会場で、今度は有観客。感慨深い時間だったに違いありません。

虹ヶ咲のライブを堪能できた楽しい気持ちと、最後の心温まるコメント。興奮と感動の中、R3BIRTH初のイベントは幕を下ろしました。

まとめ

個人的にはもえぴ目当てで参加したイベントでしたが、3人ともパフォーマンスの質が高く、激しい歌やダンスの中に3人の強い結束も見ることができて、大満足のイベントでした。
きっと、R3BIRTH推しじゃない人でも、見ると絶対好きになるライブだったのではないかと思います。

他のユニットと比べるとステージ経験が浅く、既存のメンバーの中に入っていくのも大変だったと思います。
その分、今回のイベントを通してより結束が深まり、今後のライブへの自信にも繋がったのではないかと思います。その充実感は、ライブ後にSNSにアップされた写真にも表れていました。3人ともとてもいい表情でした。
さらに、1/25に配信された後夜祭生放送でも3人の終始リラックスした表情が印象的でした。喉を痛めてほとんどしゃべれなかった秀ちゃんが心配でしたが、すぐに元に戻って次のライブもパワフルなステージを見せてくれるはずです。

来月はいよいよ4thライブ。会場は今回の何倍も大きい京セラドーム大阪です。
会場に見に行くことはできませんが、12人の圧巻のステージ、今から楽しみで仕方ありません。今度はステージ上全員の「全速ドリーマー」が見られるかもしれませんね!

タイトル画像は東京ガーデンシアターの入り口にて撮影。
偶然ですが、「MONSTER」の看板が3つ並んでいて、正に「MONSTER GIRLS」。付近のお店では、MONSTERが軒並み売り切れだったそうです。

イベントサイネージ。長かったファンミツアーも千秋楽。
会場にはニジガクカフェやキッチンカーも。
モール内の住友不動産ブース。何故かかすみんボックスが!?


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