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【神奈川公演直前!】ラブライブ!虹ヶ咲5thアルバム「Fly with You!!」のLyricVideoをイッキ見!

2024/1/13、14に開催される、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6thライブ「I love You ⇆ You love Me」神奈川公演。
私は幸運にも両日現地参加できることになりました。

私にとっては久しぶりの虹ヶ咲のライブ。
昨年のクリスマスに名古屋公演がありましたが、配信も見ていませんし、できる限りの情報はシャットアウトしています。
事前に内容を知ってしまうと、せっかく生で見られるのに楽しみが半減してしまいますから。

さらに、会場は昨年できたばかりの新しい「Kアリーナ横浜」。
扇型の音楽専用のアリーナで、どの席からもステージが見やすい設計。
ステージを囲むような観客席を持つホールは私も行った事はありますが、1万人超の扇型ホールなんて見たことがありません。
果たしてどんなホールなのか?新しい会場はワクワクしますね。

今回のライブは、昨年発売された5thアルバム「Fly with You!!」をフィーチャーしたものになるようです。
アルバムは発売後すぐに購入し、主に車を運転しながら聴いているのですが、その収録曲が今流行りのLyric Videoとなって公開されました。

ライブ本番に間に合うように毎週1本ずつ公開されましたが、どうせなら直前にまとめて観てライブへの気持ちを高めようと思い、イッキ見することに。

今週に入ってようやく見始めたのですが、イッキ見すると多幸感がすごい…。

どの曲も、かわいさあり、激しさあり、クールさもあり。
そしてリズムに乗って次々現れる歌詞を見ていると、ただ曲を聴くだけよりも集中して曲に入り込むことができますし、流れる映像によって曲のイメージがつかみやすい。

何より、メンバーの気持ちの籠った曲や歌詞を次々に浴びることができる多幸感!!

そんな幸せ溢れるLyric Videoの感想を書いてみたいと思います。
今回はアルバムの順番ではなく、曲のイメージごとに独断でジャンル分けしてみました。


さて、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーに、「ラブソングカーニバル」の出演依頼が届きました。
個性豊かなメンバー達は、いったいどんなラブソングを聞かせてくれるのでしょうか?

曲も映像もお洒落なナンバー

今回のアルバムはどの曲もサウンドが洗練されていて、私の中では一番好きなアルバムです。
その中でもサウンドもグルーヴもお洒落なナンバーをご紹介。

上原歩夢「Walking Dream」

彼女のメンバーカラーであるピンクに包まれたフレームの中に、ベージュのチェックが目立つシックな衣装の歩夢ちゃんが飛び出す!

曲はミディアムテンポのダンサブルなナンバー。
イメージは初期の頃の曲に似てますが、それよりもずっとダンサブルなリズム。
サウンドのチョイスもメロディもグルーヴィなリズムに相まっておしゃれに仕上がっています。

相手を好きな気持ちはずっと心にあるものの、よそ見をする相手に「誰を見てるの?ダメだよ」と口に出して言えない、言ってみたい…という、普段からおとなしい歩夢ちゃんらしい一曲。

アルバムのオープニングを飾るに相応しい、明るくてダンサブルなこの曲は聴いていて心地よくて、好きなナンバーです。


中須かすみ「背伸びしたって」

今までのイメージを覆す、黒の美しいドレス姿のかすみん。
夜の街並みの中、ビルの明かりと木々のイルミネーションが輝く。
彼女のメンバーカラーであるイエローの炎が輝く無数のキャンドルが、かすみんを照らします。

少しフュージョンを思わせるコードとサウンドメイク。
懐かしくて切なさを感じさせる落ち着いたメロディ。
サウンドは十分大人っぽいイメージ。
クールなサウンドにキュートなかすみんの声が乗ると、ものすごくおしゃれ!

好きな相手にはかわいいかすみんを一番見てもらいたい。
そのために少し背伸びして、デートもお料理もがんばる!と意気込むかすみん。

初期のコミカルな曲とは全く正反対。
新しいかすみんのイメージが生まれました。

ただ、ちょっと背伸びしすぎたみたいで、バックステージではしずくちゃんに寄りかかってしまいましたけどね。


朝香果林「My Shadow」

「影」のタイトル通り、ダークなシーンに浮かび上がる、濃紺のドレスを身に纏った果林ちゃん。

ルージュの色を思い起こさせる深紅のフォントの使い方も落ち着いていて、画面のサイズも敢えて全編レターボックスにすることで「古い映画」を見ているような演出。

曲はジャジーなサウンドですがスウィングしている訳ではなく、少しハネた流れるようなリズム。
ちゃんと聞いてみると、ベースラインがうまく流れるようなリズムを作っています。

クールなお姉さんのイメージを持つ果林ちゃん。
彼女にぴったりのクールなサウンドですが、歌詞の内容は複雑。
仲の良かった友達にひそかな好意を寄せていたのに、その人が別の女性と歩いている姿を目撃してしまい…。

他の子のラブソングとは違う、ハートブレイクな歌詞。
自分が恋愛をするなら、好きになるまで時間がかかりそう…というイメージを膨らませた結果だったのですが、一人だけハートブレイクな曲を歌うのは少し可哀そうな気もします。

でも、そんな気持ちはライブを見たかすみんが代弁してくれました。

パッション溢れるハードなナンバー

アルバムは穏やかで落ち着いたお洒落な曲ばかりではありません。
アガるハードなサウンドが特徴のナンバーもありますよ。

優木せつ菜「チェリーボム」

元気いっぱいなせつ菜ちゃんのラブソングは、なんとパンクロック!
今までもロックチューンを数多く歌ってきた彼女ですが、オーソドックスなロックのイメージから完全に脱皮!

自分にとって大切な人を考えた時、思い浮かんだのは特定の人ではなく、応援してくれる「みんな」。
自分のことを見つめてくれる相手に向かって全力で想いをぶつける!

ピュアなホワイトと、ロックを意識したブラックのチェックがアクセントのクールな衣装。
それでも、彼女のメンバーカラーであるスカーレットのスカートが美しい。
ポニーテールがよく似合ってます。

サウンドはスピード感溢れるリズムとギターをフィーチャーしたハードなサウンド。
畳みかけるような歌詞がストレートに心に響く!
せつ菜ちゃんのまっすぐな想いが存分に込められています。

鐘嵐珠「5201314」

タイトルの数字は、「我愛你一生一世」を表すものだそう。
一生をかけてあなたを愛する、という強烈なメッセージ。

ランジュの熱い想いがパワフルに込められたハードなダンスチューン!
衣装も、ボディラインが強調された今までの衣装よりはややラフな印象。
ふわっとしたショッキングピンクのスカートに黒のロングブーツ。
「lanzhu」の字が目立つスカジャンもファッショナブルに着こなします。

この曲はやはりサビの高揚感!
強いビートに畳み掛けるような「C’mon Hands up!」という言葉が象徴的ですが、コードの使い方も絶妙。
聞いた誰もがアガることは間違いなし!

ランジュにとっての恋愛とは、「想いを寄せる」というよりは、「ランジュの事を好きって思わせてみせる!」といった、なんともワンマンな感情。
ランジュらしい、と言われればその通りですが、誰に対してもその主張を繰り返すものだから、周りのメンバーがヒヤヒヤすることも。

でも、ステージに上がればいつものランジュ。
曲が生まれるストーリーはかなりユニークなものでしたが、ライブは最高の結果になったようです。

メンバーのイメージを崩さない王道ポップスナンバー

派手さやインパクトは少ないものの、メンバーのイメージを損なわない王道ポップスナンバーも充実。
オーソドックスな曲の中にも、メンバーのラブソングに込めた想いが詰まっています。

宮下愛「Request for U」

愛さんのメンバーカラーであるオレンジで溢れる映像に載せて、彼女には珍しいピンクのガーリーな衣装で髪型もキュート!

誰とでもすぐに仲良くなる愛さんのラブソングは、相手との目線が同じ。
「世界中がラブ&ピース!」といったいつもの愛さんとは違い、自分が好きになる人とどんな日々を過ごしたいか、と考えた時に、要求がどんどん溢れてきて…。

相手に求める事も具体的で、まるで愛さんとデートしているような気持ちになります。
歌詞もスマホのメッセージのようにポンポン飛び出す演出も、彼女のイメージにぴったりです。

でも結局は、公園で二人寝ころんびながら、頭を撫でてもらいたい…
愛さんのラブソングは、そんな可愛らしいリクエストでした。

サウンドも愛さんのイメージを損なわない、ミドルテンポの王道ポップス。
今までの元気いっぱいなアゲアゲなナンバーよりは落ち着いた印象ですが、サウンドも明るくて、いかにも愛さんらしい。
「この先も一緒がいいっしょ!」ちゃんとダジャレも入ってるところも。


エマ・ヴェルデ「恋するSunflower」

暖かな笑顔でみんなを包み込むエマちゃんがイメージするのは、太陽に向かって咲くひまわりの花。

ふわっとしたドレスと、三つ編みを解いたロングヘア。
ひまわりの花のような暖かな印象のエマちゃん。
曲も穏やかなリズムと流れるようなメロディ。

温かくて穏やかで優しい気持ちでいられたら…
皆を包み込むような優しいエマちゃんのラブソングは、「一緒の時間を共有したい。共有した気持ちをずっと持っていたい」という気持ち。

そんなエマちゃんの気持ちを、映像の中に数々並ぶポートレートがよく表しています。
一緒に見た花壇や、緑色に輝くクローバー。
穏やかな街並みや、一緒に乗った観覧車…。

ひまわりの黄色と、彼女のメンバーカラーである緑色の葉が輝く、暖かな癒し溢れるLyric Videoです。


天王寺璃奈 「私はマグネット」

他のメンバーが楽曲制作に思い悩む中、璃奈ちゃんだけコンセプトがはっきりしていました。

それは、璃奈ちゃんの手を引いていろんな世界を見せてくれた、愛さんへのラブソングを作ること。

今までのピコピコ音満載のテクノポップではなく、ハートフルなサウンドのミディアムバラード。
衣装も色違いのオーバーソックスにショッキングピンクのスカート。
ピンクのオーバートップスも彼女らしくてかわいい。
そしてネコミミと小さなリボンもキュートなポイント。

ビデオには愛さんと一緒に考案した「璃奈ちゃんボード」がたくさん登場。
二人の絆を象徴するデバイスとしての表現が素晴らしい!

当の愛さんも最初は戸惑っていましたが、璃奈ちゃんが作る曲を本当に楽しみにしてくれていました。
愛さんも璃奈ちゃんと一緒にスクールアイドルになって、今は信じられないくらい楽しい!と璃奈ちゃんへ気持ちを伝えてくれたのでした。


三船栞子「咬福論」

「幸福論」ならぬ、「噛む」と言う意味の「咬(こう)」。
彼女の特徴である、目立つ八重歯を象徴する当て字ですが、少々お堅い生徒会長がその八重歯を使った驚きの主張が!

ラブソングを作るにあたっても、NextSkyで悩んでいたように「きちんとしてそう。相手を束縛しそう」と、堅いイメージを持たれてしまった栞子ちゃん。
相手を束縛するのは難しい…という事は、お姉さんの薫子さんやランジュと接してきて身に染みて理解しています。

恋人同士になったとしても、相手を束縛することはしたくないし、そこは栞子ちゃんの本望ではない。

それでも、「二人だけの秘密」を持ちたい栞子ちゃん。
恋人同士の絆として、その八重歯でそっと首筋を…
今までの彼女になかった、かなり大胆な主張のラブソング。

衣装も落ち着いたグリーンが目立つロングドレス。
曲も美しい旋律のミディアムバラード。

和のテイストがフィーチャーされたロックや、弾けるような楽しいナンバーなど、バラエティに富んだ歌を歌ってきた栞子ちゃん。
そこに正統派ミディアムバラードが加わったことで、俄然ライブが楽しみになってきました!

ミア・テイラー「Lemonade」

今回も全編が英語詞のミア。
曲調は爽やかな青春ポップス!
衣装もテニスウェアをイメージした爽やかなもの。

ステイツでは飛び級で大学生。
虹ヶ咲でも高校3年生。
それでも、彼女は14歳。

ラブソングなら今までさんざん作って来たのに、自分の歌という事になるとどうすればいいかわからない…。
そんな時「ミアちゃんの事を一番大事に想ってくれる人と一緒なら、幸せだと思うよ」というエマちゃんのアドバイスを受けて、ようやく光明が差したのでした。

さすがはミア。恋人との関係を甘酸っぱいレモネードに例えて「ずっと味わっていたい」と。
言葉のチョイスに大人っぽいセンスを感じます。

でも、二人並んで歩いたり、もっと気持ちを知りたい…と言った、ちょっと幼い、初恋のような感情の揺れを感じる言葉もあったり。

難しい年頃の揺れる想いをうまく表現した、爽やかな青春ソング。
聴いていて気持ちいいですね。

かわいさ溢れるキュートなナンバー

最後に、スクールアイドルの真骨頂である、かわいさ溢れるナンバーをご紹介。
どれもインパクト絶大。ライブでもどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみになってきます。

桜坂しずく「小悪魔LOVE♡」

今までのしずくちゃんのイメージを覆す、ピンク一色映像!
衣装もキュートなピンクのドレス。
ツインテールがとても似合っています。

しかも歌うのは、なんと小悪魔ソング!
アルバムの中で最も大きなインパクトを与える一曲!

ライムが効いたセリフをリズムに合わせて畳みかけたと思ったら、インパクト絶大のサビのメロディ。
リズムも心地よくて、サウンドも派手さはなくて心地いい。
しずくちゃんのキュートな一面がよく出ています。

ちょっと小悪魔的な歌を歌って相手を困らせるイメージ。
相手に振り向いてもらうためにどんな女の子も演じようとしてしまう…。

今までのしずくちゃんのイメージを大きく覆すような曲ですが、結局今までの曲から一貫して、どんな女性をも演じてしまう演技派女優な一面を発揮してしまうしずくちゃんなのでした。

近江彼方「Cooking with Love」

お料理のエキスパート、彼方ちゃんのラブソングは、相手への気持ちをレシピに込めたキュートなテクノポップ。

彼方ちゃんらしい、ふわっとしたブラウスに黒のスカート。
髪も黒のリボンでまとめたツインテール。

曲はダンサブルなテクノポップですが、心地よく穏やかに高揚感が高まるところが彼方ちゃんらしい。

4分打ちのアガるリズムに乗せて、お料理の用語が次々と飛び出すところがかわいい。
「スパイシー」と「クリーミー」を対比させたり、「フランベ」の熱さよりも「メレンゲ」のようにふわっと包み込んで…。
言葉遊びがインパクトになって、印象的なサビに仕上がっています。

そんなインパクトもあるものの、彼方ちゃんの気持ちは「ただ側で見守っていたい」と言う奥ゆかしいもの。
ラブソングを作ることになってから悩んだ彼方ちゃんが、得意のお料理を掛け合わせて自分の気持ちを伝えるところが、なんとも可愛らしい!

ライブに向けて

12曲分のLyric Videoをイッキ見して、ライブ前にかなりの多幸感!
生のパフォーマンスが見られるのが楽しみになってきました。

個人的に特に楽しみなのは、栞子ちゃんの「咬福論」。
あの曲を生で堪能できるなんて素晴らしすぎる。
小泉萌香さんのパフォーマンスが今から本当に楽しみです。

そして彼方ちゃんの「Cooking with Love」。
あのキュートな曲も生で堪能できるなんて…。
鬼頭明里さんの衣装とパフォーマンスにも注目!

それ以外の曲も、じっくりLyric Videoを見るうちに、どれも楽しみになってきました。
何度も見ると本当に味わい深い。
それだけ完成度の高いアルバムだと思います。

もちろん、全員曲の「Fly with You!!」も素晴らしい。
サビがキャッチーで、いかにも虹ヶ咲らしい1曲。
6thライブの最高の思い出になることでしょう。

アルバム以外にも、劇場公開された「Next Sky」の曲も披露されるはず。
劇中歌は激しい曲ばかりだったので、R3BIRTHの「Feel Alive」、そして12人の「Go Our Way!」もステージパフォーマンスに注目!
新曲揃いで見応えのあるライブになりそうです。

その中でも楽しみなのは、スクスタのラストナンバー「KAGAYAKI Don’t forget!」
本当にスクスタが好きだったので、イントロが流れ出すだけで涙が止まらなくなりそうです。
スクスタ最後の思い出に、この目に焼き付けておきたい。

また、新たにせつ菜ちゃんを演じる林鼓子さんのパフォーマンスを初めて生で観ることができます!
ソロパフォーマンスでも、メンバー揃ってのパフォーマンスでも、どんなせつ菜ちゃんを見せてくれるのか?とても楽しみです。

昨年のユニットライブやファンミーティングは現地参加もできず、あまりちゃんと見る事ができなかったので、久々の現地を存分に楽しもうと思っています。

それでは、参加される方は思いっきり楽しみましょう!

※タイトル画像は6thライブのキービジュアルより。

※本文中の画像は、「スクールアイドルの日常 私のラブソング編」のYoutube特別公開より使用させていただきました。

【お知らせ】
ラブライブ!関連の記事を集めた「ラブライブ!シリーズを語る」マガジンを公開中です。
虹ヶ咲はもちろん、AqoursやLiella!のアニメの感想とまとめや、ライブレポートの記事をたくさん書いています。
会場への移動時間や、ライブの待ち時間に是非!
よろしくお願いします!!


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