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ふだんの授業で大切にしている意外なこと

こんにちは。 歯学部オンライン塾の島田です。

私のNOTE記事では数学を中心とした歯学部入試情報を取り上げることが多いですが、

今回の記事では普段の授業の様子について書いてみたいと思います。

私の塾は個別指導という形式をとっているため、生徒によって教える内容が異なるのはもちろん教え方も柔軟に変えて授業をしています。

ただ、どんな生徒さんの授業であっても必ず意識して行っていることがあります。

それは問題を解説している最中に【発問を積極的に投げかける】ということです。

最初から最後までひたすら〈講師が解説〉していて、生徒がずっと聞いているだけであれば個別授業の意味がなくなるし、YOUTUBEにある良質な動画で代替できてしまいます。

かといって、考えるために必要な知識が無いうちから〈自分で考えさせる〉ことに偏った授業スタイルでは、学力は中々上がらないでしょう。

大事なのは両者のバランスです。

〈講師による詳しい解説を聞く事〉と〈手を動かして解いてみること〉のどちらにも偏り過ぎないように授業を進めていくことが重要なPOINTだと考えています。

ただし、同じ問題を扱い同じ詳しさで解説したとしても生徒の反応は様々です。

①もっと詳しく説明しないと理解できない、という反応
②大体分かるけど、不安が残る、という反応
③ほぼ理解できた、という反応

講師サイドは、これらの反応を見ながら説明の粒度やスピードを細かく変えていきます。

〈目の前の生徒さんが取り組んでいる問題についてどこまで理解できているか?〉正確に把握できでいれば、より有益なフィードバックをその場で返すことができますが、
  
正確に把握できていないと、適切なフィードバックを返すことができず、授業時間を無駄にしてしまいます。

ここで、重要になってくるのが【講師サイドからの発問】なのです。

「発問」といっても様々なタイプがありますが、よく使うものを挙げてみますと、

「この説明の内容で納得できる?」

「今回の話は過去に習った内容とどこが似ている?」

「次はどこに注目すると求めたいものに近づきそう?」

「その計算方法とこちらの計算方法ではどちらがミスが少なくなりそう?」

このような発問を続けながら頭の中のモヤモヤを自分の言葉にしてもらう作業を続けていると、

自分の頭の中が整理された感覚になってくる、とか

自分がわかっているつもりで実はわかってなかったPOINTがはっきりしてきた、などの声をいただきます。

また、徐々に計算力がついてきたり、解ける範囲が広がってくることが実感できるのか、

このような過程を通して生徒さんと講師である私との間で信頼関係ができていきます。

これから現役生のみなさんは夏休みを迎えることになりますが、夏は受験の天王山です。

まとまった勉強時間を確保できる夏休みを活用して志望校合格に向けて大きく前進していただきたいと思います。

私の塾に興味をもたれたら以下のリンク先からお問い合わせ下さい。








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