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頭文字Dを知って欲しい!

皆さんは頭文字(イニシャル)Dという作品を知っていますか?

日本どころか世界中の車好きに影響を与えたカーレース漫画です。

1995年に連載が開始され、2013年に連載が終了した長寿作品で、現在はその続編である「MF GHOST」が連載され、2023年(春?)のアニメ化が決定しています。

簡潔にストーリーを説明すると主人公の高校三年生の青年、藤原拓海AE86トレノという「オンボロ」「時代遅れ」とバカにされる車と天才的ドライビングテクニックで走り屋として峠で名を馳せていく物語です。(現代で言うなろう系に近い?)

こう見ると「いやつまんなそー」って思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください!!

この作品が大大大大好きな僕が魅力をなんとか頑張って説明するのでぜひ最後まで読んでいただけないかと!!よろしくお願いします!!!

ここがすごいよ頭文字D

主人公

主人公の拓海は熱血とは程遠く、全くと言って良いほど無気力です。

車が大好きで86を欲しがる親友、武内樹とガソリンスタンドでバイトしていますが理由は「家帰っても何もすることないから金稼げるバイトした方がいい」と冷めていて、当初は車に全く興味がなくタイヤ四つ付いて走れば車」と言うほどでした。

家は豆腐屋で、父の藤原文太の商売をイヤイヤ手伝っており、それでAE86トレノを使っていると話しています。

AE86トレノ

ここでみなさん、疑問が生じると思います。

なぜそんなやつが天才的ドライビングテクニックを身につけているか?

それは彼の家の商売の手伝いにあります。

豆腐を毎日早朝に車でレイクサイドホテルに運ぶという手伝いなのですが、そのホテル街に行くには秋名山という峠を登らなければなりません。

それを彼は5年前から父親にやらされているというのです。

………………5年前?

なんと彼は父の指導から中学1年の頃から毎日峠を86で走って豆腐を届けていたのです。(犯罪だから真似しないでね!)

しかも豆腐が崩れては意味がないということで届けに行く前に「こぼさないで走れば形が崩れない」と、父から水の入った紙コップを渡されているのです。(無理ゲーです)

そして豆腐を届け終わった後の下り道は「早く帰りたい」という一心で全力ですっ飛ばすのですが、その速さは驚異的。

関東最速を目指す超強豪の走り屋チームの赤城レッドサンズのNo.2である高橋啓介操るRX-7(FD)を帰り道でぶち抜いてしまうのです。

その後再び正式なバトルをすることになるのですが、そこでも拓海は勝利して「秋名の86」は名前を大きく広めていくこととなり、彼の走り屋としての人生がスタートするのです。

魅力的なキャラクター・車達

イニシャルDに欠かせないのが登場人物の魅力です。

先述の拓海の親友であるは特に人間味溢れるキャラクターです。

樹は拓海と中学からの親友で、拓海と対照的に車が大好きで走り屋を目指しているけれど運転が下手です。

拓海が86を持っているという焦りで86を購入しようとするのですが、間違って86よりもパワーも足回りも低性能のAE85レビンを購入してしまうなどかなりのポンコツですが、とても愛嬌のある良い奴です。

拓海も文句は言いつつなんやかんや彼とは仲が良く、彼の85をバカにされた時は彼以上に怒り、バカにした奴らを85でぶち抜いています。

バイト先のガソリンスタンドの先輩で走り屋チーム秋名スピードスターズのリーダーの池谷浩一郎(池谷先輩)は面倒見のいい先輩で、当時大流行していたS13シルビアを愛情込めて乗っています。

そして、拓海の父である藤原文太は今は豆腐屋の親父ですが、かつては「自他共に認める秋名最速」「伝説の走り屋」と言われていたほどの人物で、拓海のことを「へたくそ」と評しています。

実力は健在で、作中でドリフト中にハンドルから手を放して、煙草を取り出し火をつけるという離れ業を見せています。

本気で走っている描写は無く、実力は未知数ですが恐らく作中最速であると思われます。

初期のライバルである高橋兄弟も人気があり、弟の啓介は拓海がバトルをした最初の相手で、拓海の実力文太以外で初めて知った人物でもあります。

元々喧嘩ばかりしていた不良の暴走族でしたが、兄に感銘を受けて走り屋に転向し、すぐさま実力を開花させた天才的なセンスを持っています。

そしてその兄の涼介は作中屈指の実力者で公道無敗神話を続ける赤城レッドサンズのチームリーダーで、「赤城の白い彗星」の異名を持っています。

医学生で成績も優秀で両親の後を継いで医者になることを決めていて、プロレーサーの誘いはずっと断り続けています。

搭乗車は啓介の乗るRX-7(FD)の前期型であるRX-7(FC)です。

その他にも沢山のキャラクターやかっこいい車が出てくるので是非好きな車を見つけてみてはどうでしょうか?

躍動感あふれるバトル

頭文字Dの凄さはなんといっても漫画の中からエンジン音やスキール音が聞こえてくるようなハイスピードなバトル描写です。

アニメでは20年以上前からCG技術を駆使しドリフトの荷重移動を再現していて回を重ねるごとにCGが良くなっていって素晴らしいです。

バトル中に流れるBGMのユーロビートも秀逸で、バトルに合うような曲しかなくアニメを見たら運転中にユーロビートを聞くとついついスピードを出してしまいそうになります。(たぶん)

まとめ

僕の下手くそな説明ではこの作品の魅力を語り尽くせませんが、少しでも興味を持っていただけたら、是非とも!!是非とも!!偏見なしで頭文字Dという作品を見ていただきたいです!!

この作品を見たら元々車に興味がなくとも間違いなく車好きになっていると絶っっっっっっっっ対に保証します!!!

マガポケで32話まで無料で読むことができるので読んでみてください!!↓

何卒よろしくお願いします!!しがでした!!

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