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異次元フェスのシャニマス楽曲を振り返ろうの会

なんか Day.1 にシャニマスのエグい 2 人ユニットいたな……とか、Day.2 で大火事起こしていたユニットおったな……とか、そうお思いのそこのあなた。

異次元フェスで披露されたシャニマス楽曲を振り返りつつ、
さらにもう一歩シャニマス楽曲の深みに足を踏み入れてみませんか?

Day.1 のシャニマス楽曲

Day.1 ではアンティーカ、アルストロメリア、ノクチル、シーズの 4 ユニットが出演しました。

Spread the Wings!!/シャイニーカラーズ

シャニマスの始まりの曲。安心の「作詞:こだまさおり 作曲・編曲:山口朗彦」の曲なので、ちょっと古くからオタクしている人だと耳なじみがいいかも。古しきゆかしき Lantis のアニソン感の強い一曲となっています。

あわせて聴きたい楽曲:ツバサグラビティ/シャイニーカラーズ

今劇場先行公開している「シャニアニ」の OP 曲。こちらも「作詞:こだまさおり 作曲・編曲:山口朗彦」提供の曲で、かなり『Spread the Wings!!』を意識した作りになっています。

今しかない瞬間を/ノクチル

なんかよくわからんけど顔と名前は知ってるシャニマスの人たちことノクチルですが、曲の方向性としてはまっとうなガールズバンドをしています。

この CD はノクチルの 2 枚目のシングルになるのですが、だんだんと枚数を重ねるごとに純粋でストレートな曲から色や個性がついていくところにも注目です。

あわせて聴きたい楽曲:Reflection/ノクチル

最新のノクチル盤のリード曲です。上述の通り、透明感のあるノクチルだった初期に対して、かなりカラーの強い曲になっています。

アルストロメリア/アルストロメリア

左が楽曲名で、右がユニット名です。

キラキラポップスの申し子ユニットです。男性アイドルの文脈を組んだ王道ポップスを軸に、エレクロトサウンドのキュートな曲から、ジャジーでオトナおしゃれな曲までいろいろな側面を見せてくれます。

あわせて聴きたい楽曲:VERY BERRY LOVE/アルストロメリア

ジャジーでオトナな雰囲気をまとっていながら、サビでなっているピコピコ音も印象的な一曲。『アルストロメリア』がアルストロメリアの名刺の表面だとしたら、この曲は名刺の裏面です。

ラブボナペティ―ト/アルストロメリア

前曲の『ハクチューアラモード』のポップスの流れを受けて、鬼塚冬毬さん、国木田花丸さん、エマ・ヴェルデさん、藤島慈さんと、オリジナルメンバーからは桑山千雪が歌唱したレトロなナンバー『ラブ・ボナペティ―ト』。いろいろな意味で「お姉さんと女の子たち」な雰囲気でしたね……。

アルストロメリア楽曲あるあるなのですが、可愛く歌っている割には歌詞がなかなかに難解。英語はもちろん、フランス語とギリシャ語は基礎教養と言わんばかりの歌詞がお出しされるので、それを読み解いていく楽しさもあります。

あわせて聴きたい楽曲:Secret utopIA/イルミネーションスターズ、アルストロメリア、シーズ

Day.1 に出演したアルストロメリア、SHHis と Day.2 に出演したイルミネーションスターズのシャニマス内「越境」楽曲。"S"HHis、"i"llumination STARS、"A"LSTROEMERIAのそれぞれの頭文字が大文字になっている曲名がおしゃれ。

曲としてもアルストロメリアの男性アイドル×おしゃれ路線と、イルミネーションスターズの王道アイドル、SHHis のダンスナンバーの潮流が見事なまでに融合されています。

SMAP とか好きだった人はハマるかも。

abyss of conflict/アンティーカ

シャニマスのなんかいつも戦ってるユニット①であるところのアンティーカ。Day.1 ではかっこいい曲が続くブロックの中で一気に雰囲気を変えて引き込むギミックととしても『abyss of conflict』が機能していたように感じました。

今回どこかゆったりと蠢くような印象のある『abyss of conflict』でしたが、アンティーカの楽曲の真ん中としてはハイテンポなメタル調のハードロックが主なものとなります。

どうしてアンティーカがこの楽曲の方向性になったのかは、ぜひゲーム内のシナリオをご確認ください。

あわせて聴きたい楽曲:Black Reverie/アンティーカ

読みは「ぶらいく れべりー」。ジャケットも相まって魔王軍アンティーカと呼ばれたりしています。

まあとにかくデカい音で聴いてください。

OH MY GOD/SHHis

シャニマスのすごかった人たち Day.1 の 2 人。最近リリースされたシャニソンの MV だと物足りなくなるぐらいライブでのパフォーマンスの完成度が高すぎて困っちゃうユニットです。

K-POP のクリエイターが参加しているのもありますが、実際にその流れを汲んだダンスナンバーが軸に展開されています。このあとに『VIVID WORLD』が続いたのも嬉しかったですね~~~~~~~~(Just like a Rainbow Colors…)。

あわせて聴きたい:Forbidden Paradise/SHHis

歌い方もサウンドもかなり K-POP ど真ん中に寄せた最近シングルのリード曲。

↓ こんな子たちがこの曲を歌うまでになる過程もぜひ注目していただきたく……。

Dye the sky./シャイニーカラーズ

今年 2 月に行われたアイマス内での合同ライブでも評判の良かった『Dye the sky.』。今回のライブの演出面もすごかったですが、ただただ曲がかっこいいだけでなく、シャニマスを知れば知るほど歌詞の味が変わって、味変カンフージェネレーションが起こる楽曲です。

リリース時期としてはは 2 周年の全体曲のカップリングに相当するのですが、SHHis が加わった 3 周年や、しばらくして 5 周年ライブでも味が変わるバケモノ楽曲。

近くにいるシャニマスのオタクを捕まえて何が起きたかをぜひ聞いてみてください。

あわせて聴きたい楽曲(?):????

『Dye the sky.』の作詞担当の烏屋茶房さんですが、シャニマスのゲーム面もかなり打ち込んでいると思っていたら、DJ イベントでゲーム内の BGM のリミックスを流したりするパワフルな人です。

樋口円香さん……(該当のコミュ(シナリオ)はシャニソンじゃない方の【ダ・カラ】というカードで読むことができます)

〈小さなお知らせ〉
シャニマスに関することだったりそうじゃないことだったりでガヤガヤとしている非公式Discordサーバー「SHINY CORD」なるものがあります。いろんな交流ができるかと思いますのでぜひ覗いてみてください。


Day.2 のシャニマス楽曲

Day.2 ではイルミネーションスターズ、放課後クライマックスガールズ、ストレイライト、コメティックの 4 ユニットが出演しました。

シャイグラフィ/シャイニーカラーズ

Day.1 のシャニ出典曲のラストを飾った『Dye the sky,』はこの『シャイノグラフィ』のカップリングでした。元々人気はある盤ではありますが、改めてそう考えるとこの盤すごいっすね……。

サビの上昇していくメロと弾むようなドラムスもアイドル達が宙へ羽ばたいてく様子を描くために意図的に仕組まれたギミックであるなど、シャイニーカラーズのブランドを象徴するような楽曲になっています。

「シャイノグラフィ」と「MUSIC DAWN」という言葉を並べるとちょっと古くからいるシャニマスのオタクが駆け寄ってくるので注意が必要です。

あわせて聴きたい楽曲:Resonance+/シャイニーカラーズ

『シャイノグラフィ』が 2 周年の周年なのに対して、この『Resonance+』は 3 周年の楽曲。

ユニットもこの時点で 7 ユニット、虹の色がそろったこともあり、全体で折り重なるようなパート分けがなされているのが印象的な楽曲です。

学祭革命夜明け前/放課後クライマックスガールズ

5 人出てきたと思ったら方向性バラバラの衣装で出てきて、まあ盛り上がったし OK! となったユニットの放クラ。コールはムズい。

あの衣装、上の試聴動画のとおりかなり再現度高く作られているんですよね……。これでちゃんとしたテーマ統一衣装なんです。

放クラの楽曲は、『学祭革命夜明け前』のようなハチャメチャ元気な曲から、タオル曲、一方で青春のはかなさも感じられる少しチルな曲も合ったりします。

バラバラな五色が入り混じって可能性爆発を見せる放クラ、ぜひお楽しみください。

あわせて聴きたい楽曲:よりみちサンセット/放課後クライマックスガールズ

いつか終わりが来る、青春が持ち合わせる儚さにも放クラはちゃんと向き合います。

誰よりも全力で青春をしているからこそ描けるその永遠でない輝きが愛おしく、美しいと感じられるのではないでしょうか。

Happy Funny Lucky/イルミネーションスターズ

Happy で Funny で Lucky!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出会ってくれてありがとう……😭😭😭

数えられないぐらいお泊り会をしちゃう仲良しなユニットのイルミネーションスターズ。いつまでも三人一緒にいてね……。

曲の方向性としては割と「直球のアイマス曲」をイメージしてもらうといいかもしれません。いわゆる信号機ユニットではあるので王道のいろいろな楽曲が聴けると思います。

あわせて聴きたい楽曲:ヒカリのdestination/イルミネーションスターズ

イルミネーションスターズの始まりの曲。まさに王道、イルミネーションスターズとは何かということを考えるときに必ず立ち返る曲です。

キャットスクワッド/放課後クライマックスガールズ

猫を追いかけていた曲です。この曲の説明を求められると難しいんですが、猫を追いかけています。

このアルバムの衣装も猫野球がモチーフとなっているんですが、猫野球が何かと聞かれたら……ちょっと……。説明できそうな人を探してみてください。

あわせて観てほしい映像:【シャニマス】着ぐるみデビ太郎283体操【アイドルマスター】

これ、私もまだよくわかってないです。何かわかったら教えてください。

Wondering Dream Chaser/ストレイライト

客席の山火事と歓声がえらいことになっていたストレイの曲。

サイバーパンクをテーマとしたシャニマスのなんかいつも戦ってるユニット②です。

多少のダサさなんて関係ねぇ!!!!!!!と言わんばかりの力押し楽曲とそれをバチバチにかっこよく昇華していくパフォーマンスはストレイライトにしかできないんじゃないでしょうか。

あるいはシンフォギアか。

あわせて聴きたい楽曲:Hide & Attack/ストレイライト

前に曲が和テイストな曲だったのでシャニマスのオタクがみんなこっちで構えていたところ「WDC かい!」となっていました。

WDC とならんで人気のある和ロック風な楽曲。お面を投げたりフードを脱いだり、とあるライブでは和楽器隊を召喚します。

無自覚アプリオリ/コメティック

真ん中の人がめっちゃがなっていた、全体的に黒かった曲。この曲の難点としては、ライブ音源を聴くと CD 音源がちょっとどころではなく物足りなくなってしまうことでしょうか……。

最近なにかとシャニマスの広報が頑張っていてちらっと顔を見たことがある人も多いかと思いますが、シャニマスやってる人に「この子たちどんな子なの?」と聞いても「俺たちもあんまりちゃんとわかってなくて……」と返される可能性が高いです。

ちょうど半年ぐらい前に追加が発表されて、12 月 11 日(月)からサイド 2 人のシナリオがシャニソンじゃないほうのシャニマスで追加されるので、我々もやっと彼女たちについて知れるというのが正直なところです。

逆に言えば彼女たちについては今からでも追い付ける!ということで是非コミュを読んでみてください。

あわせて聴きたい楽曲:神様は死んだ、って/斑鳩ルカ

コメティックの真ん中でめっちゃがなっていた斑鳩ルカのソロ曲。この曲の初披露も印象的で、両国国技館で行われたクリスマスライブの終演後にこの曲フルで歌っておしまい!となりました(終演後とは……?)

そう、もともとソロだったんですよね、この子。そもそも 283 プロ所属ですらなかった斑鳩ルカが現在 283 プロのユニットに所属して活動している理由は、部分的な情報はこれまでに大筋の流れの中にあったのですが、その全貌はまさにこれから解き明かされようとしている、という状況です。

Tracing Defender/ストレイライト

あさかほのフォーチュンムービーに狂っていたらお出しされた越境で歌われた曲。完全に油断していた……。(ここまで感想)

ストレイライトはバチバチのかっこいい曲が特徴的ですが、そのかっこよさを作り出しているのは互いの良い意味でのライバル意識から生まれる切磋琢磨です。

いつまでも正面からぶつかり合いながら高みに上っていくストレイライトのこれまでのこれからをぜひ追いかけてみてください。

あわせて聴きたい楽曲:KillerxMission/アンティーカ、ストレイライト

シャニマスのなんかいつも戦ってるユニット①シャニマスのなんかいつも戦ってるユニット②が戦っている曲です。

本当に戦っています。

おわりに

ということで以上異次元フェスのシャニマス楽曲の振り返りと個人的なオススメ楽曲の紹介でした。

「あの頃」を思い出す楽曲から、都合の良すぎる幻覚のようなコラボなど、冠した名に負けないフェスとなったように感じています。

フェスの楽しみは自分が力を入れて応援している人たちが誰かに知られてしまう愉悦を感じ、新たな出会いに鼓膜と網膜を灼かれる場所だと思っています。

他にもまだまだ素敵な曲がありますので、ぜひみなさんの目で耳で身体で体験してくれると、すごくうれしいです。

tanoshikatta….

soredeha~~~~

🐚


CDかシャニマスのフェザージュエルに濃縮還元されるサポート