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【#シャニマス我儘なnote連作】一緒に、この靴と【あとがたり編】

2023 年 7 月 22 日(土) 午後 2 時

今月末納期の仕事の受領メールがきた。もともと出先こんなんだったら現地チケット取るんだったな……。

開演まであと 3 時間。自転車で片道 30 分で会場に行けるから最近 SHINY CORD とかで知り合った人たちに挨拶に行くか……?いや、さすがに暑いしライブ前に体力を使いたくないな。……なしだ。

それにしてもソロライブ、にちかソロとか弾く人紹介記事書いたりして準備期間も楽しかったな。二家本ベースについてもまた記事で書いてしまったし、「星をめざして」、絶対引き倒して暴れるぞ……。

いかんいかん、このままでは――











音を、出したい


(部屋汚くない?)

ソロ曲さらったけど全体曲もさらうぞ――!


(ンマヤー ンマヤ― ンマヤー アーアーアーーーー)

時間や社会に囚われず、
幸福に音欲を満たす時、
つかの間、彼は自分勝手になり我儘になる。
誰にも邪魔されず、気を使わず
音を鳴らすという孤高の行為。
この行為こそがシャニマス読者に平等に与えられた、
最高の愉悦と言えるのである。




~開演~

(小宮果穂役河野ひよりさんの衣装で
お腹が出ていることを指摘するオタクの図)

ドラマ仕立てと言っていたが、本当にしっかりとやるんだな。朗読劇ってだけじゃない、台本は持ってるけどちゃんと舞台っぽさを目指してる。いいじゃないか。コミュをやってこそシャニマスのライブだ。

「あおぞらサイダー」、好(ハオ)。

……

「ハナマルバッジ」。果穂ちゃん元気だね、マイクないと両手で大きく動けてこれは本当に果穂ちゃんだ。こういう姿から元気をもらえるんだ。

おおそうきたか。「わたしの主人公はわたしだから!」、元気をもらえるな。割れるようなコーレスもいい。元気をもらって元気をあげる。小糸はそういうアイドルだ。わかっていてもこの元気さに涙を流してしまうのは歳のせいかもしれないな。

ははーん。やっぱりな。「HAREBARE!!」。そうこなくっちゃ。元気をもらえる曲がこんなにダブってしまうが、そんなのはどうでもいい。今日はめぐるの誕生日だ。あれだけステージ上で楽しそうに歌っているめぐるを観られることが幸せそのものだ。


……え?

にちかのセリフ……?
なんかすごいのきちゃったぞ。ドラマパートに出てたアイドルのソロ曲が続いていたから覚悟はしていたが、どんなものがお出ましするんだ……?

フェアリー・ガール
七草 にちか

……key=F。Fairy Girl だから key=F なの?

……粋?(粋を感じている人)

しっかしこいつはゴキゲンでキュートなポップスだ。やっぱり key=F は溌溂としたピュア感の中にどこか懐の深い優しさを内包するポップスの雰囲気が良く出る。雄大な懐の深い優しさのことを「牧歌的」と表現する人も多い。

例えば最近の key=F のポップスはここらへんか。

ゴキゲンポップスなサウンドの中に間違いのなく存在するピュアで優しく可愛い虹ヶ丘ましろ……。

伝わるか難しいが、key=F であることが大事だ。これじゃなきゃダメだって思って作られたものを享受し、嚙み砕いて飲み込む。これが音楽というものの楽しみ方だ。

歌手の出せる音域内で複数の調号が設定できる場合、どの調号を選択するか。これは曲作りの際に手癖で済ませてしまうときもあるが、やはり曲そのもののイメージとして調号は大切だ。同じメロディーでも調号が違うだけで異なった雰囲気を感じる。曲で描きたいもの、歌手やパフォーマーの特性を考慮してどの調号にするかを選び抜いて、最終的にひとつの曲になるんだ。

key=F の近くの調号でポップスでよく使われるのはやはり半音隣の key=F#。この違いを直感的に理解するなら……、そうそうやっぱり『THE IDOLM@STER SHINY COLORS FR@GMENT WING 05』だ。

Tr.01 の「Bloomy!」が key=F# で、 Tr.02 の「Love Addiction」は key=F になっている。わざわざ気にすることもない些細な違いかもしれないが、なぜそれぞれの調なのか考えてみてほしい。

「Bloomy!」はもちろんアルストの曲だが可愛さの中にすっきりとした爽やかさがある。これでもう一つ key が上がって key=G にするとちょっと爽やか過ぎてしまう。そうだな、例えば、……Shiggy Jr. の代表曲「サマータイムラブ」とかがいい例だろうか。

一方で「Love Addiction」は「Bloomy!」のような爽やかさというよりも、やはりアルストらしさのある、おしとやかになりすぎない塩梅で明るく優しさのある雰囲気が出ている曲だ。この曲が key=F なのだが、試しにピッチ変更ツールで半音上げて key=F# にしてみてほしい。そうすると、可愛さはあるけれどアルストのどこかユートピア的な包容力がなくなってなんだかピュア感のないイケイケな若者ポップスの側面が強くなってしまうように感じないだろうか。

(※各種ツールは規約をしっかり読んで自己責任で使ってください※)

逆に「Bloomy!」を半音下げて key=F にすると、なんだか優しさがさらに強くて、爽やかさよりも可愛さが強調されるように感じるだろう。

改めて何が言いたいかというと、ポップスにおいて
key=F はピュアさ・優しさ・可愛さの真ん中
な調だということだ。

(にちかソロ曲名表示からここまでだいたい 2 秒程度)

う~わ、本当にピュアで可愛いアイドル・ポップスがきちゃったよ。まさかそこまで純なものが来るとは……。みんなの妹、七草にちか……。

メロそのものもそうだけど、やっぱりこのスウィング感を出しているのはピアノだな。にちかの曲でこんなに楽しそうなピアノが聴けるとは……。

……楽しそうに跳ね回るピュアなピアノのフレーズ
!!???!?!?!?!??!?!
これって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


Let's Walk! やっぱサイコーだね!
踏み鳴らす 靴のMusic

「フェアリー・ガール」2A冒頭の詞

後ろの階段だと思ってたやつって鍵盤じゃないか!

妖精がピアノの上を跳ね回るちっこい妖精のにちか、可愛すぎる……。

いや、ピアノそれ自体は「ノー・カラット」だけでなく【短二度、一番線】七草にちか でも出てくるにちかにとって重要なアイテムだった。う~ん、限定を持ち合わせていないことが裏目にでてしまったな……。

しかし、曲の大筋自体は本当に王道なアイドル・ポップスだ。あまりにも主人公だ……。にちか……、もう自分の靴を履いて自分らしいアイドルを目指す主人公なんだな……

それにしても息継ぎなさすぎないか?シャニマスのソロ曲だと「Damascus Cocktail」と勝負できるレベルで歌が詰まっているな……(DAY1 視聴時点なので DAY2 でとんでもない文脈を付与された状態で披露されることをまだ知らない)。さすが、こういうパフォーマンス面のレベルの高さはやはり緋田美琴と肩を並べる SHHis の七草にちかを感じさせられる。

それにしても

かわよ……。

【一億回めくらいの、その夏】七草にちか フェスアイドルイラスト

あ、その本って取扱説明書だったんだ。(読んでおきます。)


(しばらくして)


お、次は美琴さんのソロ曲か。

……


え、こっちも key=F

!!???!?!?!????!??

(こっちは気が向いたらまた話します)


にちか、美琴さん、そして SHHis。
ありがとう。














2023 年 7 月 26 日(水) 午前 0 時


スーパーのやつでごめんね。にちか、おめでとう。

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