好きな「コミュの最後のセリフ」について話す日
こんにちは、蜷川です。
普段は音楽周りの話をよく note に書いているのですが、ごくまれにコミュに関する note も書きます。
今日(2024年4月29日)は祝日なのでそんな気分の日です。
ということで、タイトルの通りこの記事では個人的に好きなコミュの最後のセリフの話をしたいな~というやつです。
話は変わるんですけど、みなさん、本読んでますか?電子じゃなくて物理の方の本。……と言ってる私自身最近あまり読めていないんですが、物理の本を読み終えたときの本を閉じる感覚、そして特にいい本だった時のその後にする深呼吸の感覚っていいな~と感じる人は多いんじゃないでしょうか。
シャニマスのコミュでは、ガッツリ電子媒体ながらそれに近いような感覚を覚えるコミュも多いと感じています。それはもちろん全体の展開あってのものではありますが、やはり最後の文章がもたらす読後感・後味の寄与が大きいはずです。
6周年ではじめ時なシャニマスくんの中で、個人的にオススメしたい「コミュの最後のセリフ」5選をこれから紹介していきます。
※内容の性質上それなりのネタバレを含みます。あまりすべて言及せず「どうしてこのセリフが最後になるんだろう」という感想を残るように、軽くあらすじ程度に内容には触れようと思いますが、ネタバレが気になる人は注意です※
1. 十五夜「おもちをつこう」
ED「はじまり、はじまり」より
みんな!!!!!!!!!!!!!!!『十五夜「おもちをつこう」』は読んだ!???!??!?!??!?!???!?????!???
Pデスクの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
思い出から!!!!!!!!!!!!
読めるよ!!!!!!!!!!
「はじまり、はじまり……」で終わる、というのが単純に良いという話ですね。
あらすじとしては「遊び方」(公式のあらすじ(遊び方なのかな?))でもある通り、ボランティアの読み聞かせに向けて霧子とアンティーカの面々がアンティーカが手伝うコミュです。
モノローグとしてコミュ中で絵本の内容が読まれはするものの、コミュの大筋としては霧子と他のメンバーが絵本作りに込める想いを中心に描かれます。
その経緯を経て完成した絵本をアンティーカの前で始めて読み聞かせをするところが最後のシーンです。作るだけでなく読み聞かせをすることでやっと絵本が完成する、という霧子が考えているのも暖かくてグー。
あと、絵本の内容と合わせて最後のセリフで映る背景もピッタリで美しい。
『ストーリー・ストーリー』が何かと話題に上がりがちなアンティーカコミュですが、霧子GRADとの連関を筆頭に霧子コミュの中の一つの核たりうるコミュになっているのでぜひ読んでいただきたいです。
2. 八宮めぐる Landing Point 編
「だって、そんな奇跡みたいな」より
みんなめぐるLP好きだよね~~~~~~。僕も好き。
読み方はね、プロデュースでめぐるの Landing Point をクリアします。
クリアする際に読んでもヨシ!てかたぶんそれが一番いい。まとめ読みする人や読み直す人はトップ画面の左の「メニュー」から
「アルバム」を選んで、
「アイドル」の中で八宮めぐるを選択して、
「共通コミュ」の中から Landing Point 編を選択。一番下に該当コミュがあるけど、連続再生でもいいかもね。
でもってコミュの内容は、Landing Point はユニットワンマンライブをするという共通のテーマというか下敷きがあるのですが、めぐる LP ではめぐるが転校した日に始めて声をかけてくれた友人をライブに誘うというお話です。
もうこのテーマだけでずるいんですけど、めぐるの伝えたい想いと、「元同級生」なりの筋の通し方というか矜持みたいなものも美しく、それが見た目上はすれ違ったような形になってしまうかもしれないけれど伝えたい気持ちがあることが通じ合うというのが「イルミネーションスターズ」でさァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ァ……
😭
『チエルアルコは流星の』を読んでるけどめぐる LP を読んでない人、人生の 97 割損してます。読んで~~~
3. 天檻
エンディング「それでもいましか見えないよ」より
例のごとく P デスクから読むといいかも。2022.5.31 のコミュです(そろそろ 2 年経つの……??????)
最後のセリフは小糸がユニットに来ているゴールデン番組と個人に来ていたオープンキャンパスの仕事のどちらを選ぶかについてノクチルの中で相談するものになります。
これについては、単純にその相談するという事実だけでなく、WING・天塵からLPおよびこのコミュにわたるノクチルコミュ全体の流れの一旦の着地点であることがすごく大切で、それが次の世界に踏み出す小糸の一歩だということも本当に嬉しくて……。
このセリフの後に羽ばたきの SE が入るのも美しいですよね……。
ぜひ最近始めた方にもゆっくりと読み進めていただきながら、この『天檻』の本を閉じた後の深呼吸を体験してほしいです。
4. アジェンダ283
エンディング「今日を終える前に」より
真乃きっかけで 283 プロ全体でゴミ拾いのボランティアをすることになるものの、みんなが楽しいと思っているのかが不安で悩む真乃を軸に各ユニットそれぞれのメッセージも肉付けされていくコミュです。
他ユニット、そして灯織とめぐるの助言によって真乃自身がちゃんと心から楽しいと思えることの重要性を丁寧に描かれているコミュで、最後にこの言葉を聞けてよかった……。
イルミネが軸になっているコミュなのでテーマとしても一本「つながり」というのが他ユニットに波及する形で浸透しているコミュでもあります。斑鳩ルカ、コメティック加入後だからこそ改めて読み直したいコミュ筆頭かもしれませんね、これ。
……嗚呼、我らの偉大なる M×Tよ。
5. 【ふたり色 クレオール】八宮めぐる
TRUE END「いろ いろ」より
トワイライツコレクションのコミュです。トワ……
2024年5月9日までならセレチケもあります。
このコミュがすごいことは本当に色々な方が話されているので、深い言及は避けようと思います。というか軽く触れるというのが難しい。
話のあらすじとしては、絵本を原作にした舞台の主人公にめぐるが抜擢されるも、めぐるが読んだ絵本と監督が原作としていた絵本は少し違って……、といったもの。
初めて最後のセリフ読んだとき、椅子に座っていたはずなんですけどその感覚がなくなったというか、自分自身がどこにいるのかわからない理外の浮遊感に包まれたように感じるぐらい衝撃的なラストシーンでした。
めぐるコミュは本当に終わり方が上手い。
「選択」が 2023 年度のシャニマス全体のコミュのテーマとして遍在していたかと思うのですが、その象徴として欠かせないコミュになっていました。
許されれば全員に読んでほしいコミュです。本当に。
おわりに
全てを解説しちゃうとネタバレになるし、そもそも読後感ってネタバレで得られるものじゃないじゃんという問題もあって、中途半端な語りしかできませんでしたがいかがでしたでしょうか。
他にもまだまだすごくいい読後感のコミュはいくらでもありますので、皆さんの好きなものがあったら知りたいよ。教えてね
それでは~~~~
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