私と勉強についてのあれこれ②(九九は半分しか覚えなかった ほか)

第57話


九九は半分しか覚えなかった

小学2年生の頃の話です。

全国の小2の勉強における最難関の課題が
九九を覚えることでしょう(個人の感想)。

私は、小2も今も変わらないスタンスで、
理論を抜きにした「ただ覚える」という行為に抵抗があるんです。

別に記憶力が悪いわけではありません。小テストとかは得意です。
自分で作った四字熟語なんですが、
「瞬記瞬忘」タイプなんですよね。すぐ覚えてすぐ忘れる。

苦手ではないけど、嫌いなんです。

小2の私はこんなようなことを言っていました。
「その場で足し算しちゃダメか。」
例えば「4×5」なら「4+4+4+4+4」としちゃダメか
ということです。
これなら自分の持つ理論から離れることなく答えを出せます。

が、流石に九九は覚えましたし、
今日の勉強ではそれが役立っているので結果的には覚えて良かったです。

ところで、みなさんは九九を全部覚えましたか?

私はというと、覚える量を減らしたかったのでしょう、
半分しか覚えていません。

自慢げに言っといてみんなそうだったらすごく恥ずかしいんですが、
どうですか?

例えば「ハチシチ」と聞いて。
即座に56と出てきた人は全部覚えてる人です。
私はというと、
「ハチシチ」→「シチハ」→あっ、56か。
です。

おそらく私は、九九の「a×b」のうち、
a<=bのものしか覚えてないんだと思います。

先生の前で暗唱しなきゃいけなかったときは、
「クイチが9〈1の行は例外〉、クニ((心内:ニクだから))18、
クサン((サンクだから))27、クシ((シクだから))36…」
ってやってのけてました。

え、共感者いません?


√2に自力で辿り着きかけた話

自学ノートってありましたか?

私の通っていた小学校では小4〜小6の頃、
週に1回、自学ノートの提出が宿題となっていました。

なんらかの勉強をしてノートを1ページ埋めればいいというものでした。
手を抜きたければ漢字練習をしたり、計算ドリルの隅の追加問題をすれば
よかったのですが、(もちろん私にもそういう回は多くあったのですが、)

勉強で気になった事を調べる・考えることも結構やってました。
「まとめること」が好きだったんですよね。
今のnoteを書くのが好きなのに繋がっていると思われます。

そんな中のある回のことなんですが、

塾のテストの問題文で見つけた、
「必要ならば、(図4)のように、直角二等辺三角形の辺の長さの比は
1:1:1.4になることを使いなさい」
から、
本当に(その比における斜辺の値が)1.4なのか、
それとも円周率のようにだいたいの数なのか、
を考えてみたんですね。

え?スゴくない?

実際に定規で測ってみたり、
最後には面積の求め方から1.4でないことを証明してました。

√2という数を知るのはこれから約2年後なんですが、
それより前に自力で辿り着きかけてたんです。

っていう天才エピソードでした。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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