徹夜は、良くも悪くも"自分じゃなくなる"

第18話

月〜土曜は毎日投稿することにしてたんですが、
昨日(土曜)は忙しくて投稿できませんでした。

寝るのに忙しかったんです。

いや、違うんです。
昨日は中間試験の最終日で、
一昨日→昨日はその勉強で徹夜したので、
寝なきゃいけなかったんですよ。借りた睡眠を返すために。


私において徹夜とは、
次の日が試験や大型宿題の提出で、
勉強をするための時間がどうしても必要なときの"最終手段"なんです。

小学生時代から、私は
「二度寝勉強法」(一回寝て2時くらいに起きて勉強して寝れば、
全部寝たものと身体を騙せるのでは、というもの)などをやってきましたが、
正式な"完徹"をしたのは、中3の夏休みだったとされます。
宿題が終わらなくて行った3連徹夜は、今でも伝説です。

その数週間後にまた宿題が終わらなくて行った徹夜からは
カフェイン入りのエナジードリンクという最強の武器を手に入れました。

私は、はっきり言ってカフェインは体に合いません。わかんないですけど。
一つ言える症状は、翌日の朝と昼、食欲が無くなります。
あと普通に脈が上がりやすくなりますし、謎の不安感・絶望感にも襲われます。
単に睡眠不足のせいかもですが。

そういうわけで、私は普段からエナジードリンクは飲まず、
飲む時は特別な時。どうしても時間が必要な時。
徹夜は"最終手段"という位置付けになったのです。

ちなみに、何故その「どうしても」が訪れてしまうかは簡単で、
私、追い込まれないとやる気出ないんですよ。
追い込まれずにダラダラと勉強するのが一番効率悪いと考えるんです。

徹夜って、良くも悪くも"自分じゃなくなる"んですよね。

普段のダラダラ勉強などの平均から、
自然と想定される自分の勉強スピードがあるのですが、
追い込まれてやる徹夜では、それを遥かに超える。
自分を超える。
朝になって振り返ると、自分ってこんなに出来るんだと、その潜在能力に驚く。

これが「良くも悪くも」の「良くも」のほうです。

「悪くも」のほうはというと、
どう表現していいか分からないんですけど、
眠いときって、生きてる感じがしなくなりません?
身体が思うように動かせなくて、事がいつも以上に思うようにいかなくなる。
自分に届かなくなる。
で、授業のノートを後から見ると、何書いてあるかわかんないんです。

とすると試験中は大丈夫なのかっていう話なんですが、
試験中はある程度の緊張があるから大丈夫なんですよね。 
ていうか脳機能は起きてますし。

生きてる感じがしなくなるっていうのは精神の話。
眠さとは関係なく、精神の使いすぎによって起こることです。
塾の1日集中講習でも起こりました。

今回の試験範囲だった夏目漱石の言葉を借りると、
「神経衰弱」に近いものだと思います。違ったらごめんなさい。


〈まとめ〉
「良くも」:能力が自分じゃなくなる(自分を超える)
「悪くも」:精神が自分じゃなくなる(自分に届かなくなる)

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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