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くだらない日々

いったいいつまで繰り返すのか、くだらない日々を。

いつかくだらなくないと思える日がくるのだろうか。

振り返ったら人生全部がくだらなかったのは自分の責任だろうけど。

何がくだらないって働く事、食べる事、眠る事が特にくだらないと感じる。

もう死んだほうがいいのは重々承知だが、生きているのがまたくだらない

偽装とか謝罪とか格差とか結婚とか・・マスコミが煽る全ての情報に悪意を感じる。

実際に起こっている悲惨なニュース達も実にくだらないものばかりだ。

今日もどこかで誰かが理不尽な事件に巻き込まれて死んでしまったりしてるのだけど、そうゆう事を思うともう人の世ってホント無茶苦茶だし、どんなに地道に人生設計立てたところで、どこかのバカにぐしゃぐしゃに壊されちゃっても全然不思議でない社会ってなんだ?

守るべきものがあればあるほど悩みは尽きないし、なきゃないで無意味な日々の意味付けに必死になって途方に暮れる。

僕がこの時代、この国で見聞きして覚えた知識など、ちっぽけすぎて話にならない。

全部無駄だった。

勉強なんて暇潰してるのと変わらないし、体鍛えても怪我したら終わりだし(武器持った相手にはかなわないし)、他人と話したらバカになりそうで、引きこもったら惨めになった。

騙されたくなくて耳を塞いだら何も聴こえなくなった。

傷つきたくなくて目を閉じたら何も見えなくなった。

傷つけたくなくて口を閉じたら何も喋れなくなった。

考えたくなくて頭を空にしたら馬鹿になった。

どんどん退化していく自分を冷静に感じている。

ものすごい感情で人を愛した瞬間が僕にもあった。

けれどもうそんなふうに誰かを欲す事もないのだろうなと思うと、寂しくもなる。

ものすごい情熱を夢に注いだ時間が僕にもあった。

けれどもうそんなふうに何かに賭ける事はないのだろうなと思うと、虚しくなる。

ゆるやかに死に向かうのも悪くない。

ただ、それでもなんで生きているのかわからない。

ほんの少し期待してるのかな?努力もせずに。

もうなにがなんだかさっぱりわからなくって笑い方まで忘れそう。

思い出すのはいつだって、今まで出会った嫌な奴等の醜い笑顔で、笑ってる奴はみんな悪い奴だと思うようになった。

だからもし僕が笑っていたら軽蔑してください。

こんなくだらない世界で笑っちゃうなんて、どう考えてもくだらない人間なんだから、ね。


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