精神疾患における「沼にはまる」。
・「沼にはまる」、精神疾患の様相も表しているな。
・消そうとすると消えない。大きくなる。
沼にはまる。
「夢中になって抜け出せないこと」を意味するネット用語だ。
主に、アニメやアイドルなどサブカルチャーで使われているが、
これは、精神疾患の様相を表す言葉としても使えるな、と今日のお昼に思った。
精神疾患において、一番の解決策は忘れるだと思うのですが、
私を含めた多くの人は、どうにかして無くそうとしてしまう。
しかし、どうにかしようとすると、「沼にはまって」しまう。
もともと、無意識によるコントロールできる埒外のもの。
どうにかできるものではない。
潔癖症、不眠症、強迫観念。
汚れを消そう消そう。
眠れない状態を無くそう無くそう。
不安を消そう消そう。
その恐れの対象を消そうとして凝視する。
さらに、自分の中で、その対象が大きくなる。
大きくなった対象を、さらに凝視する。
さらに、対象が膨れ上がる。
負のスパイラル。
悪循環。
まるで、妖怪の見越し入道。
沼にはまってしまったらもう出られない。
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