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履修主義から習得主義へ

今回は本当に成長していくために大切なこと、あるいは成長していくとはどういうことかを、個人的見解も交えながら説いておきたいと思います。

というのも、よくレッスンをしていると、なかなか成長してる実感がないとか、うまく進んでいかない人もいれば、それらをしっかり実感していく人と、同じ熱量の内容を提供しているにも関わらず、様々な反応の違いが出てきます。

この辺りを紐解いていくと、ひとつの答えが出てきました。

それは、履修したかどうかでなく、習得したかどうかで判定、判断ができているかということです。

「前にこれ習ったことある」だったり「以前、散々やらされました」は履修したかどうかの話であり、習得しているかどうかはまた別問題なわけです。
しかし、この履修を習得と勘違いして学習を進めてしまうと、いざ使いたい時にその知識や技術が使えない羽目になってしまいます。
それは、ノートには書いてあっても、自身の体には刻み込まれていないせいです。

日本の教育はほぼ履修主義なため、多くの生徒にもこの考え方が染み付いている傾向にあるように見受けられます。

やはり何度やっても足し算が上手くいかなければ、それをどれだけやったかではなく、上手くいってない現実に目を向け、どうすればもっと上手くいくのかを考えていくべきです。

「それはもう習ったので、次の項目へ進む」は本来あってはならず、今一度習得しているかどうかに目を向けていただきたいと強く思います。

そうするとこの先には、では何をもってして習得とするか、という話が待っているわけですが、それは何度もアウトプットしてみて、それらが使えてるかどうか、その土台が頑丈かどうかを都度確認していくしかありません。

それはとても時間のかかる行為であり、今のスピード重視の時代の考え方にそぐわないかもしれません。
むしろ古い考えだと切り捨てられることが多いかもしれません。
しかし、土台がダメで後々大問題を起こしたどこぞのマンションのように、時間が経ってから崩れたときには手遅れです。

ぜひ、習った量でなく、どれだけ自分の中から放出できるかの量で考えるという癖をつけてみてください。
ゆくゆく必ずそれが皆さんの本当の自信と強さに繋がっていくはずです。
そしてそれらをぜひ音楽へ結びつけるために、ご興味ある方はSidewaysのレッスンを受けてみてください。

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