7月12~17日 出来ました
7月12日
思い出せない。
7月13日
底の日。頭痛くて、電車に乗りながら引き返そうかと思った。最近、通勤の電車で前の日の日記を書くのがルーティーンになっていたけど書けず。なので、7月12日の日記はこんなこと↑になってる。
朝イチの打合せ、とても大事な山場という感じがあった。なんとか最低限はクリアという感じ。
午後で帰ろうかとも思ったけど、そうもいかず、いやそうすることはなんか出来ず、仕事を続けた。
帰る。電車の中で食べたいものを探す。ちゃんぽんを食べた。生に限りなく近いキャベツもちゃんぽんでは許せるというかむしろ良い感じ。滑らかで丸くて太い麺。熱くて、野菜がたっぷりで麺もしっかりしてるので、つるつるとではなく、わっせわっせと食べる。
明日をなんとか乗り切るためにワインを飲んで帰ることにした。王道のアルザスのリースリングを飲んだ。美味しいんだけど、あまりにも王道で、王道だったなという感想しか覚えていなくて味わいを思い出せない。家に着いてから、傘を忘れたことに気づいた。
7月14日
とりあえず乗り切ろうという日。
定時後、もう少しやるかと、チーズ牛丼を食べた。チーズ牛丼を食べたのは7年ぶりくらいな気がする。あの時と同じ境遇なのかもしれない。チーズ牛丼は牛丼を食べているという感じがしなかった。意図的になのかつゆも少なめで、かっこむようにではなく、もっさもっさと食べた。
職場に戻り、さぁ、あとどれだけやろうかと思っていたところで同期からご飯食べに行かない?と声をかけられる。チーズ牛丼食べてしまったし、仕事もとほんの少しは思ったけど、別にもういい、行くことにした。
テラス席でビール。とてもいい気分だった。
同期と、同期の後輩と、俺の3人。同期の後輩がそろそろ異動かなぁという時期で、どこが異動先としていいかみたいな話をする。自分が言ってみたところが、あまりピンとこない他の候補先よりはしっくりと来たようでよかった。来た意味があって良かったと思った。
昨日、傘を忘れたワインバーへ。一杯で入れず、ただ傘を取りに来た人になってしまった。
帰って寝た。
7月15日
朝、9時30分から整体。首の力の抜き方が分からなかった。終わった後に出してもらった水出しコーヒー、まず酸味がくる。その後チョコとかナッツ系の香り。
好きなコーヒーの系統を探したい。
1週間分をまとめて洗濯。ベランダが砂でザラザラしていて、踏み出すと足が真っ黒になってしまうので、部屋の中から頑張って腕を伸ばして干す。地味にストレス。デッキブラシとホースが欲しい。
やさしいはつくれる?メンバーで本のイベントへ。
本を作ってみるぞとなってから、値段設定がどうとか紙どうとかが気になるようになった。
浅草でビールを飲んで、日本酒を飲んで、喋った。文脈が伝わるのはとても話しやすい。
気づいたら飲みすぎていた。帰って、パンイチで寝てしまった。
7月16日
少しの二日酔い感と、パンイチで寝たこと由来のダルさ。11時前くらいにのそのそと起き上がる。
よし、日記本を完成させるぞ、ファミレスへ。過度な期待は置いておいて、あとがきを書く。PDF化しては修正するを繰り返す。数字を2ケタ横並びで書く方法を知って、全部修正する。危ない、100円ローソンが100円ローロンになってた。ページ番号が2からになってしまうのは諦めた。
本文、表紙、背表紙それぞれのPDFをzipにして、入稿した。問題なければ8月1日に本になる。
タイトルは「せめるひび」で2022年10月から2023年1月までの日記です。
どこかで売ります。納品が間に合えばまずは8/4〜6に京都で。東京近郊なら持ってきます。お気軽に。
ファミレスのトイレの扉にヒジをぶつけた。扉のバネ力を見誤った。とても痛い。
夜、友達と飲んだ。話を聞いたなという感じ。ただ聞く、それっていいのだろうか。何かを差し出してしまっているのではないか。大切なことは言葉にしないとねと言って、良いこと言うねと言われた。でも、本当に大切な時にそれを言うことはひどく難しい。
モロヘイヤを載せた豆腐は少し塩味が弱くて、醤油を足してちょうどだった。
別の友達にウソをついてしまった。ウソをついたと言いたい気持ちになった。
7月17日
日記本も入稿してしまって、もう編集はできないし、何もない日。近藤聡乃さんの展示に行こうかと思ったら、今日は休館日だった。
オススメした本を買ったという連絡が来た。嬉しい。
一寝入りして、14時前。このままではいかんと思って家を出ることにした。家の中にいて、何もしたいこともなく寝転がっていると頭の中がうるさくなってくる。
猛暑。相当身構えて外に出てみたけど、なんか明るいし暑いし笑えてきた。
味な副音声を聴く。自分は食感が好きなのだと思い直す。ふ饅頭食べたいな。もちもち口に貼り付いて、ちょっと飲み込めない感じがしながら、青のりの香りが鼻から抜ける感じをまた味わいたい。
2121 design sight の新しいヤツを見に。仕事のヒントにみたいな気持ちが強すぎた気がする。でもちょっとしたタネは見つかったから、同期に投げてみよう。
公園を流れている小川に足をつけるために予約が必要だった。なんそれと思った。
按田餃子へ。支店ができるみたいだったけど、あのカウンターに座りたかったので本店へ。初めて粕取り焼酎を飲んだ。いいクセだね。
按田餃子から少し北へ。山田ワインへ。アロマティックですと言われて出してもらったオレンジワインがアロマティックで美味しかった。言葉に引っ張られる。きゅうりとしらすとディルサラダがたまらなく夏だった。きゅうりの一番好きな食べ方のひとつ。
隣に外国人の方が来て、なんとか説明しようとするも、食べ物の語彙を持ってなくて悔しい。昔台湾に行った時、とにかく唐辛子が辛くて「辣〜」とだけ言って伝わった時が懐かしい。でももっと伝えたい。
帰り際、銀杏BOYZの恋は永遠が流れて、たまらなくなった。店を出た後、夢で逢えたらを口ずさみながら歩いて、もう夏が終わってしまう感じがした。まだ始まったばかりなのに。手持ち花火とかしたいのに。ずっとちょっとダサい音楽が好きだなぁと思う。
この数日、日記を書くことが怖かった。書ききれなくて、取りこぼすと思ったし。とりあえず書いた。