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著作権と正しい引用の仕方


はじめに


こんにちは、「たー」です!
今回は著作権について発信していきます!
noteへの投稿を始めて「著作権」の壁に久しぶりにぶつかりました
大学の卒論以来かな?と思います・・・
卒論のときはゼミの教授があれやこれやと著作権侵害をしない正しい引用方法を教えてくれて、その通りに記述すれば良かったため、正直何も考えていませんでした

しかし、こうやって自ら文章を発信し、自身の著作物を発信するとなると、自身の著作物を保護したり、他の人の著作物を侵害しないように努めないといけません
ましてや、今はゼミの教授もいない状態、誰にも頼れる人がいません
そのため、自身で調べ、著作権法というルールを守らなければなりません

今回は、「著作権とルール」について調べてきたので、それをみなさんに共有できればと思います!

著作権とは


まず「著作権」とは・・・「著作物」を制作したものに与えられる、自分が創作した著作物を無断でコピーされたり、インターネットで利用されない権利です

いわば、著作者を守るための権利であり、著作権は個人の創作活動を守り、促進するために非常に重要な役割を果たしています

(イラスト/いらすとや)

また、著作権は、著作者が著作物を創作したときに自動的に発生します
したがって、権利を得るためにどんな手続きも必要ありません。これは、著作権に関しては、国際的なルールとなっています

著作権を守らないといけない理由


著作権を守ることは、クリエイターの権利や社会全体の文化的な発展に関わる重要な要素になります
著作権を守らなければならない理由は、以下のように数多くあります(以下ChatGPT引用)

1. クリエイターの権利保護

著作権は、クリエイターが自分の作品に対して持つ法的な権利を保護します。クリエイターが時間と労力をかけて創り上げた作品が、不正に使用されたり、盗用されたりすることを防ぐために著作権は重要です。作品が無断で使用されると、クリエイターの努力が報われず、次の作品を生み出すためのインセンティブが失われてしまいます。

2. 経済的利益の保護

著作権を守ることで、クリエイターや権利保有者は作品を収益化することができます。無断で作品が使用されると、クリエイターはその利益を受け取れなくなります。特にプロのクリエイターにとって、著作権は生活を支える大きな要素であり、経済的な保護が必要です。

3. 文化の発展

クリエイターが安心して新しい作品を生み出すためには、自分の作品が尊重され、無断で使用されないことが重要です。著作権を守ることで、クリエイターは自分の作品を公開しやすくなり、それが新しい文化やアイデアの発展に貢献します。無断使用や盗用が常態化すると、創作活動が停滞し、社会全体の文化的な進歩にも悪影響を及ぼす可能性があります。

4. 公正な競争の確保

著作権は、他者の作品を無断で使って利益を得る不正な行為を防ぎ、公正な競争を保つためにも必要です。もし著作権が守られなければ、他人のアイデアや作品をそのまま盗用して成功を収めることが可能になり、本来のクリエイターが損害を受けます。これにより、創作の分野における公平さが損なわれるため、著作権の保護が重要です。

5. 法律の遵守

著作権は法律で保護されており、無断で他者の作品を使用することは法律違反となります。法律を守ることは社会の秩序を維持するために必要であり、著作権を侵害すると法的なペナルティを受ける可能性があります。罰金や損害賠償、さらには訴訟などのリスクを避けるためにも、著作権を守ることは重要です。

クリエイターの権利から利益面での保護、また文化の発展のため多くの理由の上、著作権が存在しています
これは上記にも書かれている通り、著作権法という法律になっているので、侵害をすれば法的なペナルティを受けることになるので、注意が必要です!

(イラスト/いらすとや)

著作物を使用する際の注意事項


しかし、他人の著作物を使用しても著作権侵害にならない場合が存在します!
これを知れば、みなさんは怖いもの無しで自身の創作活動に集中できることでしょう!

まず、著作権のある作品を使用する際、許可が不要な場合と必要な場合が存在し、それは使用の目的や範囲によって異なります

基本的に引用や教育目的、パブリックドメインの作品などは許可が不要ですが、商業利用や改変、再配布の場合には著作者の許可が必須です

許可が不要な場合

  1. 引用(フェアユース)

    • 研究や批評、報道、教育目的で一部の作品を引用する場合、著作者の許可を取らずに使用することができます。ただし、引用の範囲は「必要最小限」でなければならず、必ず引用元を明記することが求められます。日本では「著作権法第32条」で引用に関する規定があります。

    • 引用の際には、自分の著作が主であり、引用部分が従であることが大切です。

    • 引用の際には、引用することが必要であり、装飾目的ではないことである必要があります。

  2. パブリックドメイン

    • 著作権の保護期間が終了した作品は、パブリックドメインとなり、自由に使用できます。著作権の保護期間は、著作者の死後50年または70年(国によって異なる)で終了します。このような作品は、許可なく使用が可能です。

  3. クリエイティブ・コモンズ(CCライセンス)

    • クリエイティブ・コモンズは、著作権者が特定の条件下で自由に作品を使用しても良いと許可を与えているライセンスです。条件を守る限り、許可を取らずに使用することができます。条件には「著作者の表示」や「非営利目的のみ」などがあります。

  4. 教育目的や私的利用

    • 教育機関での授業や個人の私的利用の場合には、一定の範囲で著作物を許可なく使用できることがあります。ただし、商業利用や公開の場での使用はこの範囲に含まれません。

著作権のある作品には著作権が存在するが、「アイデアそのものに著作権がない」という基本を押さえつつ、具体的な表現の引用に注意を払うことが大切です
独自の解釈や視点を加え、自分の言葉で表現することで、著作権に配慮しつつ、他の人にも有益なコンテンツを発信することができます

許可が必要な場合

  1. 商業利用

    • 著作権のある作品を商業目的で使用する場合、基本的には著作者の許可が必要です。これは、商品に著作物を使ったり、商業的に利用するケースです。例えば、音楽や映像を商業的に販売したり、広告で使用したりする場合が該当します。

  2. 作品の改変や再配布

    • 著作権のある作品を改変したり、他の形式で再配布する場合は、著作者の許可が必要です。例えば、著作物を翻訳したり、リミックスを作成したりすることは、原著作者の権利を侵害する可能性があります。

  3. 公開の場での使用

    • 音楽や映像を公共の場で上映したり、パフォーマンスとして使用する場合は、許可が必要です。例えば、映画の上映会や音楽のパフォーマンスを公開イベントで行う場合です。

このように、許可が不要な場合と必要な場合が存在します
しかし、著作権に関する各作品の取り扱いは一律ではなく、個々の作品ごとに適用される権利内容が異なる場合があります
そのため、適切な対応を行うためには、まず各作品の著作権情報を正確に確認することが重要です

私なりの著作物の使用方法


  1. 引用として使用するか

  2. CCライセンスのものを使用するか

この2つのどちらかの方法で使用することが多いです

1.引用として使用する方法

上記にも述べたように、自分の著作が主役でないといけなく、引用部分が従であり、引用の必然性、また必ず引用元を明記しなければなりません

2.CCライセンスのものを使用する方法

そして、その著作物が本当にCCライセンスかどうか確認しなければなりません、そうしないといとも簡単に著作権侵害になります・・・
CCライセンスかどうかの確認方法は以下の方法があります

  1. 著作物の表示を確認する

    • CCライセンスを利用している著作物には、ライセンスの種類を示すCCマークやその条件が明記されていることが多いです。このマークは通常、著作物のページや説明の近くに表示されています。

  2. WEBサイトやプラットフォームのポリシーを確認する

    • クリエイティブ・コモンズを活用しているウェブサイトやプラットフォームでは、CCライセンスの利用規約や方針が明示されています。例えば、以下のようなプラットフォームでは、CCライセンスの著作物を簡単に見つけることができます:

      • Flickr: 多くの写真がCCライセンスで提供されており、検索時に「CCライセンス」のフィルターを使用できます。

      • Wikimedia Commons: ほとんどの画像がCCライセンスやパブリックドメインとして公開されています。

      • YouTube: 動画によってはCCライセンスで公開されているものがあり、クリエイターが「クリエイティブ・コモンズ」を選択することで特定の条件で再利用可能です。

  3. クリエイティブ・コモンズ専用の検索ツールを使う

    • Creative Commonsの公式検索ツール(CC Search)を使うと、CCライセンスの著作物を簡単に見つけることができます。このツールは、Flickr、Wikimedia Commons、Google Imagesなどさまざまなプラットフォームからクリエイティブ・コモンズで提供されている作品を検索できます。

CCライセンスのマーク

最後に


いかがでしたでしょうか、創作活動されているみなさんもそうだと思いますが、自身の著作物を勝手にコピーされて商用利用されたら嫌ですよね・・・
それを守ってくれているのが、「著作権」になります
そのため、創作活動しているわたしたちもこの「著作権」他のクリエイターの権利保護また文化の発展のために守っていかねばなりません

著作権の侵害をせずに、以上に述べたルールを遵守して、創作活動に取り組んでいきましょう!

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