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2007 カンボジア•タイ旅行記6 【Leave Thailand】

とうとうこの旅も最終日を迎えました。今日はバンコク市内の王宮エリアを探索します。黄金の仏塔とエメラルド寺院が綺麗な王宮。チャオプラヤ川を渡し船で渡り対岸へ。三島由紀夫の「暁の寺」の舞台となったワット・アルン(暁の寺院)、そして「リクライニング・ブッタ」と呼ばれる光り輝く釈迦仏が横たわるバンコク1大きな境内をもつお寺、ワット・ポーを巡ります。


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前日に最終日の過ごし方を検討した結果、ガイドをお願いしてバンコク市内を巡ることにしました。バンコクは朝から太陽が容赦なく照りつけます。夜の屋台や人だかりはどこに消えたのか、路地の人通りは少なく、代わりに、けたたましいクラクションと排気ガスに包まれます。

ホテルで朝食を済ませ、まずは王宮へと向かいました。車から降りるともの凄い人だかりにのまれ、ガイドさんの再三にわたる「貴重品は前に抱かえて持ってください」という注意の意味もよく分かります。とにかく観光客と地元民で、もの凄い人なのです。背負っていたリュックをお腹に抱え人混みをかき分けて王宮へと進むと、黄金の仏塔が姿を現しました。まぶしいほどに輝きます。そして綺麗な石でかざられたエメラルド寺院、本堂の黄金の仏を拝みました。

その後はチャオプラヤ川の対岸にある曉の寺院へ。いくつかの仏塔がそびえ立ちます。中央の塔は、高さ97mの大仏塔で色とりどりの陶器片やガラス片が隙間なく貼り付けられています。曉というだけに朝陽を受けて輝く光景は、さぞかし綺麗なのでしょう。

そして巨大な寝釈迦が有名なワット・ポーへ。1788年にラーマ1世によって建立されたバンコク最古の寺院です。本堂に入ると、長さ46m、高さ15mの巨大な寝釈迦像が姿を現しました(写真左)。そのスケールったら圧巻です。言葉を失い見とれてしまいました。しかし気がついたらガイドさんがいません。タイで迷子。出口で待っているとの言葉を信じて、出口で泣きそうになりながらキョロキョロすること20分、「あっ!」いました、いました。人混みの中に僕らを捜しているガイドさんを発見です。

午後からは再び川を渡り、前日のガイドさんが薦めてくれたおしゃれカフェ「Mango Tango」でマンゴータンゴを頂きます。フレッシュマンゴーに、マンゴープリン、マンゴーアイスにホイップクリームが付いているスイーツです。フレッシュマンゴーはしっかり熟していて本当に絶品。美味しかったです。

その後はさすがの暑さと今までの疲れて動く気になれず、出発までホテルに戻ってゆっくりすることにしました。カンボジアからずっと一緒だった☆さん親子ともお別れ。ホテルに戻りシャワーを浴びて一眠りしました。日も暮れ、再びあの屋台と人だかりが道ばたを埋め尽くす頃、空港へと向かいました。23:30、定刻通りに搭乗が始まり自分のシートに座ると、テイクオフの前に夢の中でした。

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